支払った消費税の半分以上はネコババされている…日本の税制は「金持ちと大企業」にあまりにも有利すぎる
>実際のところ福祉に使ってるのは2割以下であり、残りの8割以上は一般財源に組み込まれてその使い道は煙に巻かれ、いったい何に使われているのかはわからない。
>課税売上高が5000万円以下の事業者には、仕入れにかかった消費税をいちいち計算せず、みなしで計上してもいいという制度だ。
>例えば卸売業では、課税売上高の90%が「みなし仕入れ率」である。
>ほかの業態でも、小売業では80%、農業や漁業では70%(ケースによっては80%)、飲食店では60%、サービス業では50%、不動産業でも40%を「みなし仕入れ率」とすることが認められている。
>小売業で3000万円の課税売上高があるとすれば、受け取った消費税は300万円であるはずだ。ただし、このうちの80%(240万円)は仕入れのときに消費税として支払ったと「みなす」ことが認められているので、実際に国に納めるのは、300万円のうちの20%、つまり60万円でいいことになる。
>課税売上高が1000万円以下であれば、消費税は免除されるので、売り上げ規模が小さい企業に痛みはない。ただしその場合、国には結局、何も入ってこないということになる。