馬鹿バスケ

Brooklyn Comets(ABA)でのアシスタントコーチを終えて、今はNYでスタッツいじり。

VS Cape Cod Frenzy (2/17/2007)

2007年02月19日 | Brooklyn Comets
(Cape Codのホームコート、Nauset Regional High Schoolの体育館。コートが2面あるうち、間を幕で仕切って片方を試合に使ったのだが、試合中、幕の裏のもう一面は子供たちの遊び場になっていた。)

ここまで3連勝中のComets。何人かの選手がチームを離れてしまったが、新規加入の選手がうまく噛み合い、実にいいチームになった。クイックネスがありディフェンスのよい選手が多く、ABA独特の"3Dルール"を最大限生かせるフルコートプレスを多用している。ここへきてようやくうちのプレイスタイルが確立されたと思う。

Cape Codは遠かった。ヘッドコーチのRonとアシスタントコーチのGaryと3人でNYを出発。僕が家を朝10時に出発して、Cape Codの先っぽの先っぽにある会場になんだかんだで着いたのが夕方の6時。道中、あまりに暇すぎて、彼らはどういう訳か「Latrell Sprewellが、プライベートジェットを持っていないことを理由に自分自身の"Quality of Life"が低いと言い出した時に、何と答えるべきか?」ということを主なテーマに2時間近くも議論していた。ついていけん。

今回は一部都合の悪い選手もおり、結局集まったのは8人。戦術というよりは、ファウル数と体力をベースに交替を組む。Cape Codは能力の高いFが多く、速攻・1on1を中心に攻め立てられ、一時15点近く離される。ディフェンスを中心に粘り強く追いつき、最後はフルコートプレスで突き放して4連勝。

試合後は選手、スタッフで食事。ほんとWondersは無茶苦茶だったが、こうしてきちっとした経営の下でプレイできるだけで、選手のモチベーションやチーム内の雰囲気が全く変わってきたことを感じる。この日はCape Codのホテルに一泊し、日曜日の昼ごろマンハッタンへ戻る。「こんな長旅、負けて帰ったら最悪だったな」、と。

次の試合は2月24日(土)のRochester。早速RochesterがBrooklynまで遠征に来られないとの話も。どうなることやら。


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