VS Newark Express（2/3/2006）

Cometsに生まれ変わってから初めてのゲーム。思えばWondersとしての最後の試合から早2ヶ月が経とうとしている。まさかあの時には、またこうして同じメンバーで試合できるようになるとは思いもしなかった。

この日の試合、もともとMarylandでのアウェイゲームが予定されていたのだが、直前にリーグからの指示でNewarkでのゲームに変更になった。Marylandは先日、7フット9インチ（236センチ）の中国人選手、Sun Ming Mingと契約したばかり。それを受けて地元でのテレビ放映も決まるなどチームの注目度もうなぎのぼりのようで、チームとリーグの思惑が裏で働いて直前に別のチームを呼ぶことになったらしい。まあそんなことをイチイチ気にしていたらABAではやっていけないし、むしろそれをMotivationにしていくしかない。

相手のNewark Expressはここまで2勝16敗。シーズン途中にトライアウトを開催して選手を入れ替える等、こちらもいろいろとバタバタしているようだが、以前New Jersey Flyers（USBL）でプレイしていたDerrick Washingtonが加わるなど、あなどれない相手。

試合の方は、第2Qに入りうちがボックスワンでWashingtonを抑えると相手のリズムが狂い、49対35で折り返す。ところが後半になって、相手のなんてことはないベーシックなマンツーマンプレスに苦戦し、あっという間に接戦に。いつもならここで相手に離されて終わりなのだが、今日は違った。粘り強くついていき、初めての延長戦へ。

ABAのルールがちょっと独特なのは以前も述べた通り。実はオーバータイムのルールも変わっていて、まず1st オーバータイムは僅か3分。ファウルは全てゼロクリア。2個目のファウルで退場。チームファウルがリミットの4つを超えたら、ノン・シューティング・ファウルに対してフリースロー3本が与えられる。2nd オーバータイムは時間無制限の10点先取。

1st オーバータイムは3分しかないので、最初のジャンプボールは極めて重要。見事ティップを制し、且つそのオフェンスシリーズで2点をゲット。これが大きかった。あせった相手にファウルが嵩み、3フリースローを2度ゲットし、延長だけで11点を獲得。最後は98対90でゲームセット。新チームとして幸先のいいスタートを切ることが出来た。

次回は2月9日金曜日、ホームで再びNewark Expressとの試合。