霊感のある方のお話
私は、多少、霊感のある方なんで解るんですが、
自殺した人というのは、あの世に旅立てないで、
その地場、もしくは住んでいた家にしがみつくか、
または縁ある人に憑依して助けを求めています。
死ねば何もかもなくなる!自分も消滅するとお考えでしょうが、
そりゃ、肉体は無くなります。
でも、魂はずっとずっと続いて行くものなので、その続く中に、
自殺者の霊は、生前よりももっともっと辛く苦しい思いを抱えながら、
霊となって~十年~百年と浮遊して行かなくてはならないんです。
これは、生前に苦しい思いをしていたのよりも、
ずっとずっと厳しいものがありますよ。
姿がないんですから、誰にも気づいてもらえない。
肉体は滅(ほろ)んでも、心(魂)は残っていくんです。
それだったら、生きている時に、
ご自分の人生を立て直すことを考え、
マイナスのことばかりを思うのではなく、
プラスに人生を変えていくことを真剣に
お考えになったらどうでしょう。
そっちの方が、自殺して~百年漂って苦しむより、
はっきり言って簡単なんですよ。
お近くのお寺さんに行き、ご本尊の前で、
静かに手を合わせて祈ってごらんなさい。
そういう手を合わせ、仏様に祈るというのは、
何もお正月だけのことではないんです。
行き詰ったとき、迷ったとき、道に苦しんだとき、
そういう時に、仏様に祈るんです。
その中に、聖なる自己を発見し、現れてくる結果を
心静かに受け入れる。
自分をマイナスに見て、それを責め苛んでいる、
その状態が、客観的に見て、正しいのでしょうか。?
自分は、ダメだダメだといじけた自己像が、
客観的に見て正しいのでしょうか? 違うはずです。
実は、ないものねだりをしていて、足りないことばかりを拡大し、
与えられている物については忘れていることが多いものです。
その忘れているものに感謝をし、仏様に祈りを捧げ、
そこを突破口として、この世をしっかりと生き切って下さい。
そこに、あなたの人生のマラソンゴールがあるんです。
仏様は、一歩一歩、淡々とプラスの方向に向いて
頑張っている人の背中を必ず、押して下さいます。