鶴岡法斎のブログ

それでも生きてます

六月月報・中

2009-06-21 16:26:38 | 日記
6月11日
びっくりするほど仕事をしない。仕事にならない一日。
つまんないことがいくつかあってちょっとイライラしてしまう。
しかしそれでもテレビを見て笑っていらされるのだから幸せなのだろう。そしてさまぁ~ずが偉大。
12日
昼間、うんうんと悩むばかりで前に進まず。
コンビニでパチンカーの別冊に自作の告知が出ているのを見る。しかし妙に醒めているというかリアリティがない。作品の出来には自信があるのだがそれが雑誌に載ることに対してまだリアリティを持てないのかもしれない。この世界に入って何年目だと思うがそういう感情があるのは事実だ。
夜、人と会って酒を呑む。
何だかわからないけどいろいろ話してしまう。自分がいつも思っていることをカタチにまとまらないままドバドバと。
泥酔はしなかった。とても楽しく酔える酒だった。
13日
「月刊鶴岡法斎 怪獣偏愛議会」のためネイキッドロフトへ。大坪さんとのコンビもかなりまとまってきた気がする。今回はゲストに映画監督の荒木憲司さん。
もうひたすら「ユルい」怪獣トーク。途中で自分が熱くなってしまった部分も多かったなあ。
打ち上げでまたひたすら飲む。イベントの感想でも上がっているかな、と何気なくミクシィを見たら三沢選手の死を知る。一同暗くなってしまう。自分は熱心なプロレスファンではないのに喪失感がある。変な気持ちを抱えたまま解散。なかなか眠れなかった。
14日
(時々借りる知り合いの)部屋から一歩も出ず。惰眠と妄想に一日を費やす。食事らしい食事もしなかった。たまにミクシィを見ると切ない話題が飛び込んでくる。
15日
妖魔相手に野球をするので白ワインと何かの結晶を粉にしたものを混ぜ、それをボールに染みこませて相手を不利にするという夢を見る。
電話で別冊パチスロパニック7に掲載されるマンガのタイトルを聞かされる。自分がいくつか挙げた候補のなかから「これが選ばれたらいろいろな意味で出来すぎだなあ」というのが採用される。これで世界で二人はタイトルだけで喜んでくれる人がいる気が。
別の会社とも電話で軽く打ち合わせ。何とか前にいろいろ進んでもらわないとこちらが貧乏をこじらせてくたばってしまうかもしれない。
連絡事項、メールをいくつか。今後のイベントのことなども。
16日
集英社からあるものが届きテンションが上がる。好きな作品を好きだといい続けるとこんなことがあるのか。嬉しい。そしてそのキッカケを作ってくれた友人にも感謝。
荒木憲司さんと電話で打ち合わせ。かなりバカバカしい企画だがいろいろやってみる価値はあるかもしれない。問題はどこまで他人様を巻き込むことが出来るか、だ。
17日
白夜書房の短期集中連載「アルケミーの羊」で正式決定。ネットで告知(といっても自分のブログやミクシィ程度だけど)をする。ついでに本格的にツイッターなるものを触ってみる。いよいよノートPCが欲しくなってきた、かも。
お遊び程度で画像を加工して遊んでみたり。気分転換にこういうことができるのは楽しい。
夜、NHKの番組で太宰治が取り上げられるので見る。そのあと水谷豊が同じNHKの歌番組に出るのでこちらも見る。
18日
朝食後に風呂に入ってまた寝てしまう。何本立てかの悪夢。悲鳴をあげるほどの悪夢だった。
比喩ではなく本当に悲鳴をあげた。
何年か前に別れた恋人が結婚して、子供がいるのだという。
いろいろあって会うことになった(ここらへん夢なのでテキトウ)。
その子供は目玉が四つあって橙色の皮膚をしていた。
そもそも人間なのか? と思った。
「この子、ハーフなんだよ」
そういう彼女の顔を見て、
「この子供は人形だ。彼女は壊れてしまったんだ」と理解した自分。
目覚めてからもぐったりしてしまっている。
ネットで調べもの、など。
僅かの、ほんの僅かのことにでも希望を見出し前に進む。それしかない。
19日
また目覚めが悪い。変な夢のせいだ。
ちょっとだけ仕事。メールとか、コラムで紹介する作品のセレクトとか。
やながわ理央というエロマンガ家の『童貞少年』『童貞王子』という単行本が素晴らしい。元々はロリ系の作品を描いていたから自分のアンテナに引っかからなかったんだな。
仕事がらみの電話。喋っていて自分が少し焦っているのがわかる。アルケミーの羊、第一話が掲載されるのは来週の金曜日。ちょうど一週間、か。
枡野浩一さんから直接いただいた新刊『僕は運動おんち』を読了。爽快な読後感。描かれている内容はとても鬱屈した内容なのに。
湯けむりスナイパーのドラマを見て寝る。
20日
イベント出演依頼のメール。とりあえず予定もないので出演に対しては了承する。しかしその後メールのやりとりで自分が明らかに妙に神経質になってしまっている。よくない。圧倒的に自分が悪い。しかしどうしても我慢できない。多分分析してみたら「そこ」に自分の譲れない何かがあるのかもしれない。それはとてつもなく不条理で、悪質なクレイマーかと思われてしまう質のものかもしれない。
別のこと、楽しいことでこれまた神経質に、しかしそれは楽しくなれる。細かいことを気にしながら一喜一憂。しかし気にするわりにはいろいろなことを忘れる。

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