Plumの思い出日記

愛馬クォーターホースのsweetplumと一緒に過ごした15年間の思い出&希少癌と難病患者の独り言

産業医に

2014年04月28日 22時50分42秒 | 顎下線腫瘍

今日、上司と薬の副作用の影響についてなど病気のことで話をしたら
産業医に一度相談してくるようにというので予約を取って面談した。

産業医は「上司は何を期待していたんでしょうね?」といいながら
「副作用で体調が悪い時は休んでください。勤務時間中に体調不良になれば健康管理室で休むように」
言えるのはこれだけだと。
まぁ、当然だな。休めってこと以外に対処の仕様がないんだから。

脳外科でPETCT検査で影が見つかったときから3回診察受けたけど、3回とも同じように
腫瘍が大きくなって外側に浸潤していた場合の手術によるリスクが云々と、何の知識もない患者に
脅すような言葉ばかり並べて、かなりストレス受けたと話したら「病気を見て患者を診てないんですよ」と。
こういう説明ばかりするのも訴訟起こされたときの為で、治療についても型に嵌めたがり
患者によってそれぞれ違うのに・・・と今の医療について嘆いていた。 

県の医療機関の水準についても、南下すればするほど医師は集まらずレベルは低くなるから
私の通う病院についても「酷い」とバッサリ。

100km北上すればまだ隣県の政令指定都市が近い街だから幾分レベルは保っているというが
通うのが大変だから 

脳外科手術も東京や大阪まで行かなくても、藤田保健衛生大学病院をお薦めするといわれた。
手術なんか絶対するつもりないけど、もしもの時の参考にしておこう。

ちなみに今通ってる病院の脳腫瘍手術件数:昨年度41件、うち下垂体6件 
産業医によれば下垂体腫瘍の場合内視鏡手術で、それほど難易度は高くないからっていうけど 
問題なのは中央部の内視鏡で取れる部分じゃなくて、外側に浸潤している大きな腫瘍なんだよ

難病指定の件について、腺様嚢胞癌の方が薬も効かず放射線も効かないのに難病指定されていないのは
おかしいというと、患者数が少ないと医療行政に声が届かないんだと。
申請にしても難病患者はずっと病気が治ることなく続くというのに毎年申請しなくてはならないし
申請費用も医師の診断書料が5400円もかかる。申請させないようにしているとしか思えない
「それがお役所仕事なんです。この現状を変えたければ政治家にならないと」・・・とごもっともなお言葉。

最後に下垂体腫瘍は脳腫瘍の中でも多いもので、良性だからそんなに心配しないでいいですと言われ
少し楽になった。なんぜ医師の言葉だから信用できるし。

それにしても、産業医に相談している社員が結構いることに驚きだった。
そういえば先日肺の手術した上司(部長)も産業医に相談してたそうだ。だから課長が私に言ったわけだが。

病気のことについてこんなに話したことなかったからすっきりしたよ。
いい機会を与えてくれた課長に感謝だな。
 

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