『安藤忠雄建築展2009 対決。水の都 大阪VSベニス展』@天保山サントリーミュージアムに行ってきました。
○展示会について
まずはHPより抜粋。
『本展では、安藤忠雄が提案する水都復活をかけた大阪都市再生プロジェクトと今年6月に竣工するベニスの最新プロジェクトを紹介。水都大阪VSベニス。二つのプロジェクトを見ながら、新しい大阪都市像を考えていきます。
あわせて〈水〉をテーマとした安藤忠雄建築の . . . 本文を読む
ゴーギャン展@名古屋ボストン美術館に行ってきました。
《我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか》(上写真)
という作品がメインの展示会でした。
まあなんともわけのわからないタイトルです。
ところが、HPによりますと、
「不朽の名作!日本初公開!」だそうです。
さらには、
「『これまでに描いたすべてのものよりすぐれているばかりか、
今後これより優れているものも、これと同様 . . . 本文を読む
『ルノワール+ルノワール展』@京都国立近代美術館に行ってきました。
①印象派の画家、ピエール=オーギュスト・ルノワールの作品と、
②その息子の映画監督ジャン・ルノワールの映像作品とを、
贅沢にも一作品ずつ並べて展示する、という何とも大胆な展示会です。
今まで美術展を☆評価したことありませんが、この展示会は、そのコンセプトも内容も間違いなく☆10個くらいありました。チケット見ただけでも優秀な感じ . . . 本文を読む
最近、人生至上テレビを見まくってるので映画はオザナリです。
そんなわけで今回はとくにそんな出会いもなく。
○『プラダを着た悪魔』(2006,デビッド・フランケル) ☆☆☆☆★
ジャーナリスト希望の女がファッション業界のドン女の下で頑張る映画。
厳しい業界にズブの素人が頑張って成功するという話はよくありますが、「どんな選択を強いられようがそれは全て自らの意思以外の何物でもない」というはっきりしたテ . . . 本文を読む
○『アニー・リーボヴィッツ/レンズの向こうの人生』(07年,バーバラ・リーボヴィッツ)☆☆☆☆★
写真家のドキュメンタリー。
ローリングストーンズとか、ジョンレノンとか。映画俳優とか。
これまでの作品とともに彼女を追う。
何の予備知識のない僕から見れば非常に面白かった。
けど、知っている人が見た場合を想定すると、
この映画で改めてわかる事実って何もないのではという気も。
個人的に興味深かったのは . . . 本文を読む
先日、久しぶりに美術館に行ってきました。
国立新美術館。
黒川紀章の建築ということで、久しぶりにブログに写真も貼ってみます。
これまで必ず一枚貼るようにしてんですけどね。なんかねえ。
『加山又造展』てのがやってたのでとりあえず鑑賞。
琳派の継承者、ということで、大変おもしろうございました。
ついでに、芸大の卒業展を鑑賞。
東京五美術大学連合卒業なるもので、武蔵美、多摩美など5大学の作品展示で . . . 本文を読む
今回は「そういえば結局観てないなあ」的な映画を中心にピックアップ。
○『キサラギ』(07年,佐藤祐市)☆☆☆☆★
アイドルの死を偲ぶためファンサイトの知り合い同士が集う話。
意外にオモロ。
密室劇で、2時間。飽きることもなく。
話の枠がどんどん拡大する手法はよくあっても、
それが、アイドルという限定されたリンクで行われ、
最後の最後もファンならではのイキなオチ。
○『ダージリン急行』(07 . . . 本文を読む
○『ハッピーフライト』(08年,矢口史靖)☆☆☆★★
飛行機に乗ってトラブルが起きて戻ってくる話。
よくできてました。(なんちゅうエラそうな)
正直、全体が、まんべんなくひらぺったい感じ。
それはコメディだから仕方がない、というよりも
ソウルフルなシーンがなかったからだと思います。
まぁ、熱すぎたら熱すぎたで引いてしまうんですけどね。
ジェットコースターみたいには上がらなかった、
といえば、伝わ . . . 本文を読む
07年の映画が多いのは、1週間OKを中心に借りているからです。
○『ヘアスプレー』(07年,アダム・シャンクマン)☆☆☆☆★
デブな女の子が街の人気者になる映画。
ミュージカルでは、
「画面に映っている人物のうち、誰までが歌に参加するのか」
という点こそが重要である、と勝手に思っています。
例えば、主人公が街を歩きながら歌を歌うシーンでも、
街中の人がみんなで歌に参加するのか、(ソフトバンクの . . . 本文を読む
高校生クイズついでに大学ロボコンの話。
・大学ロボコン
ロボコンを久しぶりに見たのだけど、最近では、
高専ロボコンだけでなく、大学ロボコンなるものがありまして。
ここでも早稲田とか東大とかビッグネームが入ってるようです。
・世界大会
それどころか、世界大会なるものが日本発としてやってるのですね。
2002年にスタート、昨年からMCに稲垣吾郎をひき連れてやってるわけですが、
そこまでしても盛り上 . . . 本文を読む
今年の高校生クイズは、ガラッと変わりましたね。
クイズの問題の意味が答を聞いた後ても解らない、
というハイレベルな戦いでした。
賛否両論ですが、
それはそれで続ければ新しい風物詩になるんじゃないでしょうか。
いつの間にかエリート高同士の対決の話にすり替わってるのは、
時代錯誤もいいとこな気がしますが、
甲子園でも○○高校優勝、なんていいますから
そんなもんなんだと思っておけばいいのでしょうね。 . . . 本文を読む
○『ALWAYS 続・三丁目の夕日』(山崎貴,07年)☆☆★★★
ゴジラのシーンから始まったりと、前作よりも余裕のある感じでしたが
子供成長しすぎ、相変わらず間が長すぎ。
戦後のモノと夢が溢れかえる力と人情は、東京タワーのCGとマッチして
非常に魅力的でしたが、既に前作で伝えたいことは全部伝え切れたのでは?
「売れない作家の話を2回も見たくない」です。
だったら同じ話を宇宙を舞台にでもした方がよか . . . 本文を読む
ジョイマン、もとい托庵先生の新作が入荷されました。
1年半ぶり。
1年半経ってもこんなことやってんのかって話ですが。
今回は、書道編の追加です。
托庵先生ページ左側カテゴリー
◆青年期('40-'50)書道(29)
にてご確認ください。
三連休まるまる暇な人限定。
上は恒例のボツ作品。
. . . 本文を読む
●鳥☆☆☆☆☆
面白かった。家の内部へ鳥がどこからどう攻めてきたら面白いのか。
とにかく念入りに考えられてあって、完成度高すぎ。
一場面一場面の鳥の絵、効果音、とにかく丁寧で。
「家を守る」という映画のお手本なのでは、というか
隣人が死ぬシーン、家への侵入シーンなど、
手法がまるで「サイン」は「鳥」に似てるなと後で気づいた。
●クローバーフィールド☆☆★★★
ホームビデオで撮ったテイでのブロアビ . . . 本文を読む
『ユリイカ 2007年11月臨時増刊号 総特集=荒木飛呂彦』を読んだ時の話ですが、
ある記事の中で、
ジョジョは『ドラゴンボール』のトーナメント方式と違ってスゴロク方式を採用したので、
ドラゴンボールのようなパワーのインフレ
(次から次へとより強い相手が現れること)
が起こらない、と言われているが、
実際は、ジョジョにおいてもインフレは起こっているのダ、
という意見があったんですね。
記事を読み . . . 本文を読む