最近レビューが続いて味気ないですが。
○『バーンアフターリーディング』(09年,コーエン兄弟)☆☆☆☆☆
リストラや不倫や整形の話がCIAからロシア大使館にまで広がっちゃう話。
なんとも無意味で自由な展開は余裕のある大人の遊びの感覚のようで
満たされた気持ちになれます。
こんなスターを使っといてこんな映画ってのも。ね。
「それで、我々は何を得たんだ」「わかりません」
○『少年メリケンサック . . . 本文を読む
最近、じぇんじぇん映画みてないけど、とりあえず、4作品だけ。
○『アバター』(09年,ジェームズ・キャメロン)☆☆☆☆☆
怖いアメリカ人から自然を守る映画。
完璧です。とは全く言えませんが、星は満点にしました。
自身の興行収入を塗り替えた大ヒット作。3D元年に相応しいスタートです。
ただ正直、元年にして本作が3D映画最初のピークのような気がします。
「3D映画」というジャンルで本作を超える大 . . . 本文を読む
○『カールじいさんの空飛ぶ家』☆☆☆☆☆
おじいさんが亡くなった妻との約束をかなえるべく風船で空を飛ぶ話。
もうね。満点です。出だし10分。いきなり涙がすげーです。
いやーピクサーに外れはないすね!
って『ファインディング・ニモ』も『カーズ』も観たことないけど。
『レミーのおいしいレストラン』も『バグズ・ライフ』もないけど。
ってほとんど観てねーじゃん。
アニメーションにしても、おじいさんの . . . 本文を読む
○『ジェリーフィッシュ』(07年,エトガー・ケレット, シーラ・ゲフェン)☆☆☆★★
主人公の女性が昔の自分に出会うイスラエル映画。
幻想的な感覚がたっぷり味わえる、妄想50%、現実50%の映画。
こういう類を見るのは久しぶり。
ちょっと頭使いましたが、刺激を受けました。
○『マイライフ インルインズ』(09年,ドナルド・ペトリー)☆☆☆★★
ギリシャのツアーコンダクターが恋して成長する話。
. . . 本文を読む
『化粧する脳』(茂木健一郎)
という本を読みました。
既に大分忘れてしまっておりますが、ざっくりいうと、
カネボウ化粧品との共同研究によるデータを基に、
化粧行為は、コミュニケーションにおいてとても重要なことである、
というような内容でした。
女性は、化粧をします。
しかも、例えば、近所のコンビニに行くのか、街に出るのか、
その行き先に応じて、化粧の度合いを変えます。
言い換えれば、自分の行動 . . . 本文を読む
再開します。
うへ。
そんなこと勝手に宣言されても困るかもしれませんが、
出し抜けに「うへ。」とか言われてもどうしようもないかもしれませんが、
僕からすれば、こうして宣言する以外、再開をする術がないわけです。
これはもう避けようのないことであります。
再三言っておりますが、そもそもネットの世界では、自分から何か宣言しなければ、それは即ち存在しないと同意でありますから、そういう意味で僕は、宣言し . . . 本文を読む
○サヴォア邸(ポワシー)
パリ郊外にあるル・コルビュジェ代表作、
サヴォア邸(1928-1931)に行ってきました。
装飾的(この場合、付け加えるという意味)とは真逆の近代的デザイン。
・20世紀の住宅最高傑作とか、
・近代建築の5原則が具現化されたとか、
・世界で最も美しい階段とか、
とにかく絶賛ばかりの建物。
対して私はというと、「どうせコンクリートとガラスの建物でしょ」
と斜に構えての対 . . . 本文を読む
シェーーー!
そうざんす。
今度は肝硬変なんざます。
ヘムヘム。
○カフェ
アメリに使われたカフェでお茶してきました。
お店には、映画に出てきた人形や写真が飾ってあって
メニュー表にはあのブリュレが太字印刷されていました。
アメリ全開です。まあそのくらいは仕方ないですね。
監督自身、インタビューで「カフェに来るお客が増えたよ、日本人とかね」
とか言ってましたが、日本人以外もみんなパシ . . . 本文を読む
なつやすみ。
フランスへ行ってきました。
いきなり番外編、というのもなんだか変な話ですが、
ちょっくらメモを含めて紹介しておきたいと思います。
とは言いましても、
フランス、と言えば、留学や学生旅行、新婚旅行、、、ことある度に
必ず候補には挙がってくるというとても出っ歯な、間違えた、とても出しゃばりな、いや違う、とても素晴らしい国でありまして、
実際に僕の交流のある人の中でも、フランス経験のあ . . . 本文を読む
なつやすみ前の話です。
友人の家でTVを付けたら映画がやっておりました。
ご存知、『ゲゲゲの鬼太郎』でございます。
普通映画を途中から観たとき、何の映画かを当てるには時間がかかるものですが、
そのプラズマの画面には、ぬりかべが思いっきり映っていたのです。
これほど一瞬で判断できちゃう映画も他にありません。
だけど結局、チャンネルはすぐに変えられてしまいました。
それもそのはずです。
まず、 . . . 本文を読む
静岡から横浜へハシゴしました。
○7/20 『NANO-MUGEN』@横浜アリーナ
・FARRAH
不明
・サカナクション
Ame(B)
ライトダンス
ネイティブダンサー
セントレイ
アドベンチャー
ナイトフィッシング
・NADA SURF
High-Speed Soul
Happy Kid
Whose Authority
Inside of Love
Popular
Beautiful . . . 本文を読む
○7/19 ap bank fes'09@つま恋
第一部
01.糸(中島みゆきCover)(Bank Band)
02.明日のために靴を磨こう(ヒートウェイヴCover(Bank Band)
03.Precious(伊藤由奈)
04.trust you(伊藤由奈)
05.ENDLESS STORY(伊藤由奈)
06.fight for YA right(GAKU-MC)
07.手を出すな(GA . . . 本文を読む
ライブ!
というわけで、久しぶりに華やかな場所へと
足を運んだのでございました。
○6/28 吉井和哉『TOUR2009 宇宙一周旅行』@城ホール。
01. ノーパン
02. フロリダ
03. Biri
04. HOLD ME TIGHT
05. ウォーキングマン
06. ヘヴンリー
07. 20GO
08. 魔法使いジェニー
09. MUDDY WATER
10. . . . 本文を読む
偶然、『ブルースブラザーズ』(1980,ジョンランディス)☆☆☆★★
を観直してました。
務所あがりの男の兄弟が、バンドを再結成する話です。
TVから飛び出したヒット作(だっけ?)
「決してきらびやかな映像でなくとも、こんなにも豪華にすることができる」
そんなことを改めて確認することができました。
youtubeでこの映画関連を見てみたら面白いのが色々ありました。
日本でいう学園祭みた . . . 本文を読む
○『アキレスと亀』(2008,北野武)☆☆★★★
まったく売れない芸術家が絵を描き続ける映画。
ついに三部作の完結編。
理解されないこと。理解されないことを続けること。
これは芸術に限らず、大変なことですね。
本作のように、頑ななに続けることはできなくても、
少なくとも「そんなの無意味」「理解不能」と切り捨てないように
生きていけたらなあと思いました。
残念ながら、本作品で扱われる芸術の定義が . . . 本文を読む