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赤谷(あかだん)山日記と日々よもやま話

ダンナのおじさんが白峰に山を購入。あれよという間に山小屋が建ち、畑が出来た。

ほむこちゃんCTスキャンを撮る

2007年03月01日 | がんばらない介護
定期検診のレントゲン撮影で右肺に気になる影が写っていたので、別の病院でCTスキャンを勧められ、この前の月曜日に行ってきた。午後2時半の予約よりかなり早く着いてしまったが、すぐに撮影してくれることに。最初は看護士さん一人で準備してくれていたが、すぐにベルトをはずそうとしたり、起き上がろうとしたりとじっと出来ない母親に手こずってしまい、私が鉛のガードを着けて母親の両手を頭の上で押さえることに。数分で終わってくれたので予約時間前には病院を出ていた。南ヶ丘病院は母親のグループホームから普通に歩いてそんなに遠くはない。電車一駅分だ。あんまりいいお天気なので、母親の歩く速度だと結構時間がかかるが、お散歩しながら帰ることにした。いつもの歩行補助機がないので、私が母親の腕を組んでえっちらおっちら歩いた。風もそんなに冷たくなく、「気持ちいいね。」と言うと「気持ちいいね。」と返事が返ってくる。40分ぐらい歩いただろうか。グループホームに着いてスタッフに歩いてきたと言うと驚かれてしまった。さすがに母親はちょっと疲れてしまったようだ。検査の結果は2週間ほどかかるかもと言われていたが、昨日グループホームから、「昔の炎症の痕らしいので大丈夫です。」と留守電に入っていた。なんとか大した事にならずによかったとひと安心。明日もお天気で今日よりあったかいらしいので、またお散歩してこよう。

ほむこちゃん定期検診に行く

2007年02月19日 | がんばらない介護
半年に一度定期検診に母親を連れて行くことになっている。今日行くといつもの看護士さんから「火傷災難でしたね。」と声をかけられ、ついつい愚痴っぽくこぼしてしまった。介護をする立場にならないとなかなか分かってもらえない事が多々あるので、看護士さんの一言はありがたかった。定期検診では採血、心電図、レントゲン、ドクターの診察がある。採血はいつもジッと頑張って耐えていて、看護士さんから褒めてもらえる。しかし、症状が進行しているため、心電図、レントゲンはなかなかじっとしていられないのでいつも手こずってしまう。今回は3時間もかかり、おまけにレントゲンで気になる部分が見つかって、ドクターからCTスキャンを勧められた。(数分で終わると聞いてちょっと安心)この病院には設備がないので近くの病院に来週予約を取ってもらう。ドクターの紹介状をもらって帰ってきたがちょっと心配だ。なんとか大した事がないようにと思う。

ほむこちゃんの味方

2007年01月30日 | がんばらない介護
火傷の様子を見に行くと、前から感じがいいと思っていた職員さんが、「今回は本当に申し訳ない。ほむちゃんは全然悪くないのに。」と現場にいなかったのに丁寧に謝ってくれた。確かにグループホーム側に多少責任はあるものの、声高に責める事も出来ないから、せいぜいダンナに聞いてもらって気分を晴らすしかない。だから、母親の事にちゃんと気を使ってくれる職員さんが一人でもいてくれるのはとても嬉しい。「私ほむちゃん好きです。大人しいし意地悪な事もしないしね。」とも言ってくれた。確かに母親は今まで全く人に攻撃するような事はしなかった。ただただ天真爛漫なままでいるのが可愛い。よくあるお金や何かを盗られたと被害妄想的な事も一度もなかった。在宅介護の時、訪問してくれるヘルパーさんそれぞれに「あら~、あんた綺麗な顔しとる。」と必ず言って喜ばれていた。私もヘルパーさんに「ほむこさんかわいい。」と言われるととても嬉しかった。今のグループホームでも親切にはしてもらっているが、一人だけでも母親の事と私の気持ちも一緒に分かってくれる職員さんがいるのはとても心強い。

ほむこちゃんの具合

2007年01月24日 | がんばらない介護
今日母親の火傷の様子を見に行ってきた。グループホームの方でも掛かり付けの病院に相談したようで、新しい塗り薬が用意されていた。ちょうど主任さんがいらしたので少し詳しい話を聞く事に。最近入所された男性のお茶を母親が飲もうとした時にこぼしてしまい、その男性のズボンが濡れたことに怒って母親にお茶を浴びせかけたらしい。この男性はまだ認定度は軽度のようで、私が行くとお茶を配ったりなどのお手伝いをしている。母親も昔はお手伝いが出来たが、症状が進むと何もかも区別が出来なくなってしまった。お茶だけでなくおやつやおかずなども頂いてしまうのである。(仕方ないんですが)共同生活はそんなに簡単なものではないから、まだまだこれから色んな事があるかも? とりあえずちょっと落ち着いた感じなので少し安心出来たかな。

ほむこちゃん火傷する

2007年01月21日 | がんばらない介護
今月はイラストの仕事が忙しく、なかなか母親のとこに行けない。(週1回くらい)昨日行ったら、他の利用者さんにお茶をかけられたとかで、腰に火傷が・・。よく話を聞くと6日前の事。私に何の連絡もなく、応急処置もしてないのにびっくり! 母親の火傷は水ぶくれが出来て皮も破れひどい状態。慌てて家に引き返し、馬油(火傷に効く)を持参し、母親の腰に塗る。すぐに湿布で冷やしてれば早く良くなったのにと、歯がゆい思いだった。もちろんグループホームの職員さんにはひと言言ってきたが、しょげていた彼女の右目にアザが出来ていた。母親の事と関係があるのか? 気になるところだ。

ほむこちゃんは年女

2007年01月06日 | がんばらない介護
母親は今年72歳。亥年の年女。最近太ってきたのが気になるが、段々若返っているような気がする。私は反対に年相応になっているので、本当は認めたくないが、段々母親に似てきた。(あ~いやだ)グループホームの職員さんにも「双子みたいやね~。」なんて言われたりする。(ヒェ~!)ただし性格は全く違う。なので私達は反りが合わない親子だった。多分、母親がアルツハイマーにならずにいたら、私達の関係はますます悪くなっていたかもしれない。母親の病気のおかげで、私は冷たい娘にならずに済んだのだ。これからも母親と散歩したり、歌ったり出来る事をもっと楽しみたい。

ほむこちゃんとお茶をする

2006年12月21日 | がんばらない介護
このところ続けて、ちょうどおやつの時間に母親の様子を見に行っている。(おやつが目当てではありません)職員さんが私の分もお茶を用意してくれるので、母親の部屋やリビングルームの畳のコーナーで一緒に飲む。と、いっても、私が口を付けないうちに母親は私のお茶を黙って飲んでしまう。そうして自分のと私のお茶を交互に飲み、「あら~、美味しかった~。」と繰り返す。職員さん達が、「ほむちゃん最近よく言うね。」と笑顔を母親に向ける。多分、職員さんも私と同じ気持ちなんだろう。母親はとっても美味しいお茶を飲んで喜んでくれていると思えてしまう。入所したての頃は、まだなんとか会話が出来たが、今は症状が進行し、なんでもオウム返しの状態。他の利用者さん達もほとんど黙っている人が多い。だから、こんな風にお茶を入れて「美味しいわ~」なんて言われると(たとえ一時でも)、お互いの心が通じたようでとても嬉しくなる。そう、「美味しいものをいただける」のは本当にありがたい事だと思う。

ほむこちゃんは畑が好き

2006年11月09日 | がんばらない介護
だんだん寒くなってきてお天気のよい日が少なくなると、お散歩もなかなか出掛けにくくなってしまう。なので、これからの時期、今日のように天気がよい日にはなるべく母親と散歩をする。今までは神社が終点で、境内を通ってUターンしてくるコースだったが、最近は母親の足の向くまま気のむくままでおまかせにしている。それでも工大生のアパートの通路に入っていこうとしたり、よそのお宅の庭先に入ろうとするのを私が軌道修正している。グループホームの周りには田圃や畑がそこここにあるので、「いい大根やね。いいネギやね。いい田圃やね」と言いながら歩いていく。まだ、ちゃんと分かる野菜や花はあるようだが、時々でたらめなことも言ったりする。(それはそれで面白い)今日は散歩している猫と出会った。私が「ニャンコ!」と呼ぶと母親も「ニャンコー!」と呼んでいるのが可愛らしかった。病気になる前は猫や犬が大嫌いだったのにね。

ほむこちゃんは花と野菜が好き

2006年07月28日 | がんばらない介護
やっと仕事が終わったので、久しぶりに母親と散歩する。以前からだが、散歩中に母親は何度も「いいね。いいね。」を口にする。畑の横を通ると「いいキュウリやね。」よそ様のお宅の庭に咲いてる花を見て「いい赤い花と緑の葉っぱやね。」田んぼを通ると「いい稲やね。」と何度も繰り返す。もちろん、昔はちゃんと正しく言っていたが、最近はますますごっちゃになってきたようで、「いい稲やね。」と言ってたのが、すぐに「いい緑の葉っぱやね。」になる。これは花の場合も同じで、アジサイの名前も出てこなくなり、葉っぱに変わっていた。だから、ちゃんと言えるのは「キュウリ」、「ナス」、「サツマイモ」、「トマト」かな?(柿の木も分かる) でも、その出鱈目さがなかなかお茶目で面白い。今はあんまり言わなくなったが、散歩中に通るどの家にも「いい家やね。」を繰り返し、見知らぬ人にも「こんにちわ~。」と挨拶していた。突然挨拶されて大抵の人はビックリしてたけどね。

ほむこちゃん思い出してくれた?

2006年06月23日 | がんばらない介護
仕事を再開したこともあり、母親のグループホームになかなか顔を出せない。なんとか週1回は行っているが。以前よりは私の名前をすぐに呼んでくれるが、職員さんによると誰が来ても(男性でも)私の名前を呼ぶので、私が娘だということは多分もう忘れているだろう。先月も私の名前が出ない時、「私の名前分かる?」と聞くと「ジンジャ」と言うのでガックリきたがちょっと笑えるかも・・。(ジンジャの前はひめちゃんだった)子供の頃、私の名前(すずよ)を舌ったらずのいとこが「しゅじゅよちゃん」と言ったのがきっかけで、みんな「しよちゃん」と呼ぶようになった。不思議なことに母親は認知症になってから、私のことを「すずよ」ではなく「しよちゃん」と呼ぶ。今日も行ったらすぐに元気よく「しよちゃん!」と呼んでくれた。これからも時々思い出してね。

ほむこちゃんの誕生日

2006年05月13日 | がんばらない介護
今日は母親の71歳の誕生日。仕事が早めに終わったので、うちの近くの和菓子屋で他の方たちの分も一緒に小ぶりのお団子を買う。ほんとはケーキにしたいとこだけど、母親は手づかみで食べてしまうのでやめておく。母親の部屋で食べようと串のわらび餅を買っていったが、爪切りを取りに行ってる間に食べられてしまう。残念。部屋にはひと足早く、みんなに誕生祝いをしてもらった時のバースデーカードが置いてあった。職員さんたちが毎年寄せ書きをしてくれる。でも、今日は母親がなんとなく様子がおかしい。私が「お母さん」と呼びかけると「お母さん?」と不思議な顔をする。「お母さん」の意味が分からないのか、なんで「お母さん」と呼ぶのか分からないのか、もちろんなんとも言えない。そのうちはっと気がついた。私の名前を呼んでいないのだ。ちょっと心配になって「お母さん、私のこと分かる?」と聞いてみた。母親は私をじっと見て、分からなくなったようで首を横に振る。そうか...。もしかしたら、カットして髪が短くなってるから?帽子をかぶってないから?など色々考えてみたが、いずれはそうなることだし仕方がない。また、今度行った時に名前を呼んでくれるかもしれないと思いつつ、ちょっとやり切れない気持ちで帰ってきた。

ほむこちゃんのお花見ツアー

2006年04月12日 | がんばらない介護
今日は母親のグループホームのお花見。入所者は全部で9名。それに職員さん達が多数増えるので、貸切りバスで出発。私は仕事で同伴出来ないが、最初の花見ツアーは一緒に行った。でも、同伴したのは私だけ。他の入所者のご家族は誰もいなかった。私は普段週1、2回グループホームに行ってるが、あんまり他のご家族を見かけない。色々事情がある場合やグループホームに任せっきりなど様々だ。私も時々面倒くさくなるが、母親の世話をして様子を見ていると安心し、満足した(うまく表現できないが)気分になる。母親達は「松井秀喜記念館」に行くそうだ。母親は松井よりダンゴだけどね。

ほむこちゃんのサンダル

2006年03月16日 | がんばらない介護
グループホームの玄関先で、お客様用のピンクのスリッパが気になって転倒した母親。職員さんは、母親の室内履きを可愛い色にしてみては?と言ってくれた。確かに今履いてるのはベージュで地味。母親は外反拇指で、足の裏に変に力が入り、安価な履物はすぐダメになる。そこで、ビルケンシュトックのサンダルを買ったが、欲しい色がなくベージュになった次第。でも、もう2年ぐらい履いただろうし、今度は可愛いのを買おうとエムザに行った。サクランボ柄のが気に入ったがサイズ切れ。残念!店員さんにあれこれ相談して、二番目に気に入った花柄に決めた。早めに持って行くからね。

ほむこちゃん転んでしまう

2006年03月14日 | がんばらない介護
仕事から帰るとグループホームから留守電が入っていて、母親が一昨日転倒したとのこと。今から先生に往診に来てもらうので、結果はまた連絡しますと申し訳なさそうな声だったので、私の方が恐縮してしまうくらい。ミスは必ずある。もちろん、グループホームの職員さんを一方的に責める気はない。もう往診が終わってるだろうと連絡してみる。思った通り、大したことではなかったが、これからはもっと気を付けなくては。私も職員さんも。症状はもちろん進行するが、体力も段々と低下していく。出来るだけ快適に日々過ごせるようにしてあげたいと思う。