赤谷(あかだん)山日記と日々よもやま話

ダンナのおじさんが白峰に山を購入。あれよという間に山小屋が建ち、畑が出来た。

子グマと出会ってしまった

2010年08月31日 | 山日記
私がうっかりしていた。山小屋の入り口の林道工事も終わったし、オロロもかなり少なくなったので、久しぶりに林道の奥へ行ってみた。今、思うと、トモコさんやエミリが来ていた事もあり、いつもより遅い時間だった。写真の場所から引き返そうと思いつつ、つい足を伸ばすとヤマハギが咲いていて撮影したくなり、また進むと野ササゲを見つけて撮影していると、突然「ガサガサッ!」と音がして、びっくりして振り返るとヤマハギが繁っているところを慌てて走っていく子グマがいた!!!そして斜面を駆け上り見えなくなってしまったが、近くに母グマがいる可能性が高い...。ビビりながらもソロソロと歩き、子グマが見えなくなった場所を足早に(焦って)通り過ぎ、デジカメ以外何も持たずにいたので、思い切り手を叩きながら帰ってきた。山小屋に着くと、おじさんが帰ろうとしていて、おじさんとダンナに開口一番「クマおった~!」と叫んでしまう。
日本熊森協会によるとクマと人との間に保つべき距離(臨界)があるという。  基本的に、クマとの臨界距離は約12メートル、子連れの場合は20メートル。私が出会った子グマは20メートルほど離れていたように思う。ともかく、これからは時間(早朝と夕方は避ける)に気をつけて鳴りものをしっかり身に付けて、あまり奥深く行かないように心しておこう。クマの生息地に踏み込んだ私が悪かったんだから。

実際はもっと鮮やかなヤマハギ。


野ササゲを接写していると物音が...。

ビビって帰る途中で、花が終わったウバユリを見つけてパチリ。

ツキノワグマは、人間の存在にとまどい、 なんとか人間を避けようとしながら暮らしている。「クマが人を襲う」と世間ではたやすく言うが、それはクマの行動としては例外中の例外、クマは一世一代の 勇気を振り絞っているのである。そして一刻も早くその場をのがれたいために、追いかけてこないでくれと手を振りかざすのだ。
~宮澤 正義著 「家族になった10頭のクマ」より


トモコさんとエミリ

2010年08月30日 | 山日記
昨日は35℃以上の猛暑日。赤谷の山小屋の温度計は28℃。山小屋の中は時々吹き抜ける涼風で気持ち良かったが、外をウロウロ歩くと暑かった...。シソジュース用にダンナの畑で青と赤のシソ葉を摘んでいると汗がドボドボ。(今朝シソジュースを作ってきた)デトックスだわ~。お昼ご飯の支度をしながらおじさんと話をしていると、車が上がってくる音がして、グレーの小さめの車が見えた。おじさんの従姉妹のトモコさんと、日曜日で学童保育がお休みのエミリ(小1・おじさんの孫)をトモコさんが一緒に連れてきた。パパに似て(?)あんまり山が好きではないエミリはちょっと退屈気味。持参したオモチャにも飽きてゴロゴロしているエミリに、「野イチゴ見に行く?」と誘い、ダンナの作った露天風呂を見たりして、おじさんとトモコさんと一緒に山の上の畑へ行った。戻ってきてからダンナが山小屋の日除け下にハンモックを釣り、喜んでしばらくユラユラ横になっていた。何やらダンナとおしゃべりもしていた。そのうちブドウが食べたいと言うので、エミリと一緒に外の水場でブドウを洗う。無農薬の珍しく種ありデラウエア。「種あるからね。」と言うと、最初は「2つあった。」などと食べていたが、種なしに慣れているから面倒になったんだろう。「このブドウすっぱ~い!」と食べなくなった。「チャーちゃん(トモコさん)ちのブドウの方がいい~。」とか言うので、ちょっと頭に来た私は、食べないエミリを叱り(大人げない...)、さっさとブドウを片付け、焚き火小屋に移動。しばらく横になってウトウトしていると、帰ろうとする気配がしたので慌てて見送りする。夏休み最後の日曜日、他の友達は家族とあちこちお出掛けしていて、エミリはさみしかったんだろうな...。

昨日の収穫。ミディトマトが甘くてビックリ!

悲しい人達

2010年08月27日 | よもやま話
以前、NHKで放映された多摩川で共に暮らすホームレスと捨てられた猫達のドキュメンタリー。その猫達とホームレスのおいちゃん達のお世話をしている小西夫妻のブログをいつも読んでいるが、テレビではあまり伝えてなかった虐待などの話があると辛くなる。今回は猫達のエサ場の回りに、釣り人が不要になったルアーを14個も囲って置いてあり、一匹の子猫の右前肢と左後肢にルアーが突き刺さり、パニックになっていたところを小西さんが助けてあげた。どうして人間は弱い立場の者に対して陰湿な事をするんだろう。他にもゴルフクラブで殴ったり、ナイフでめった刺しにしたり、エアガンで狙い撃ちにする小、中学生、高校生(大の大人も)。犬を放して猫を追わせたり、毒を盛ったカップルなど、同じ人として悲しくなる。前の記事では「猫にエサをやるな!」と怒鳴るオヤジに、あるホームレスのおいちゃんは、「鴨に矢が刺さってたらあんたどう思う?」と聞くと、「そりゃ可哀想だ。」と言うので、「猫も鴨も動物(生き物)はみんな一緒だよ。」と言ってたのが紹介された。私もこのホームレスのおいちゃんのように強く優しくありたい。

太キュウリと鶏皮の和え物

2010年08月26日 | ふたりの晩ごはん
ここ最近はまっている太キュウリ。加賀太キュウリではなく育ち過ぎたキュウリ。(加賀太キュウリも美味しい)ダンナの畑の太くなったキュウリを半分に切って種を取り、薄く切って酢をまぶしておく。それに鶏皮を甘辛く煮た(今回は買ったの)のを和えれば出来上がり。ポン酢で食べても美味しい。いいおつまみになる。以前、患者さんから加賀太キュウリをいただいた時、薄く切って酢をまぶしておけばいいと教えてもらって作ってみたら、しんなりとして美味しかった。特にダンナは気に入ってしまい、赤谷のキュウリで同じように料理してほしいとリクエストされた。歯触りは加賀太キュウリの方がいいが、太いキュウリでも美味しく出来た。そしたら昨日、別の患者さんからまたも太くなったキュウリ、普通のキュウリ、黄色のミニトマト、ピーマン、坊ちゃんカボチャをいただいたので、今朝の出勤前に干しエビをもどしたのと一緒に鶏ガラスープで煮て、片栗粉でとろみをつけて冷ましたのを冷蔵庫に鍋ごと入れてきた。う~帰ってビール片手につまむのが楽しみ~。昨日は太キュウリの和え物の他、いただいたミニトマトとトマトのサラダ、ふかしジャガイモのバター醤油和え。昨日はビールを切らしていて、ノンアルコールの「Free」があったけど飲む気にならんので、ソーダ(炭酸)を飲んで我慢した。(ダンナは焼酎に切り替えてビール買ってくれんし)

キンミズヒキ

2010年08月25日 | 山日記
まだ林道をブラブラ歩けないので(オロロのため)、山小屋周辺をウロウロする。焚き火小屋の後ろにキンミズヒキが咲いていた。年々増えているのが嬉しい。
名前を知らない木の実に青いカメムシがくっ付いていた。これは何の木だろう。
山小屋への入り口になる坂道。河川工事の跡が何だかステージのようになっている。
その坂道の途中で見つけた「ゲンノショウコ」。漢方薬で有名。林道で見つけたのは小さかったが、このゲンノショウコは結構背丈があった。

ダンナの畑の収穫

2010年08月24日 | 山日記
畑と言っても猫の額くらい。そこにごっちゃに苗を植えたので片寄りがある。残念ながらエダマメは全滅。ミニトマトもなかなか赤く熟れてくれない。いつも採れるのは太めのキュウリ、シシトウ、青シソ、赤シソ。太めのキュウリは今晩炒めものにする予定。キュウリの炒め物って結構美味しくてはまっている。シソジュースもそろそろ作らねば。

沢山なっているおじさんの畑のモロッコインゲン。来週分けていただこう。
おじさんは、キュウリ、トマト、ナス、シシトウ、ジャガイモ(何者かにやられて全滅)、トウモロコシ、カボチャ、サツマイモ、ヤマノイモ、キャベツ(?)、ケール(友達が苗をくれた)を作っている。来年はダンナの畑も拡張したい。

山小屋にひさしが出来た!

2010年08月23日 | 山日記
久々の山日記更新。昨日はおじさんがお食事会でお休み。途中、河川工事で土砂を積む大型トラックが停まっていて、通れないのではとビビる。が、作業を一時停止して通してもらう。林道整備のためと掲示してあるが、この河川工事を申請したT腰産業は、山を購入してから荒らしまくっている。何をしたいのか...?
なんとか山小屋に辿り着くと、なんと立派なひさし?(日除けかな)が出来ていた。先週は気配もなかったらしく、ダンナは驚いていた。そしてその仕事のきっちりしている事。(ダンナの大雑把な焚き火小屋とはえらい違い)


ユンボで太い木を運び、1週間足らずで仕上げたおじさん。日陰が涼しいこと!

BIG ISSUE

2010年08月20日 | 日々あれこれ
治療院の患者さんからお中元でいただいた商品券と、お義母さんからいただいた商品券を使いに、久しぶりに名鉄エムザへ。お釣りを狙っていたのだが、1枚残ったお義母さんからの商品券はお釣りが出ないと言われてガックリ...。結局追い銭するはめになってしまい、あ~あとバス停に向かうと、「BIG ISSUE」を掲げてる人が見えたので、初めて路上で購入。(今まで何冊かは「al(アル)」経由で買っていた)箱から出してくれる時、まだたんまりと残っていて、なかなか買う人がいないのかな...。休憩時間にバスで移動するのはせわしないけど、また今度どこかで見かけたら購入しよう。

新しい冷蔵庫

2010年08月18日 | 日々あれこれ
初めての5ドア冷蔵庫。私が一人暮らしの時に使っていたマンゴーカラーの2ドア冷蔵庫も引き続き使用している。壊れたダンナの冷蔵庫も小さめだったので、いつもキチキチに詰め込みがちだった。5ドアは容量が倍以上なので、ドアを開けるたびにスカスカな状態が嬉しくなる。なんでも鍋ごと保存できるらしい。昨日は出勤前に、キュウリのピリ辛漬けをたっぷり作って保存。帰ってから、朝に茹でておいた白花豆のサラダを作り、器ごと冷蔵庫へ。冷や奴はごま油と塩を擦り込んで、ネギと海苔をたっぷりかけて冷蔵庫へ。トマトも塩コショウしたのをこれまた冷蔵庫へ。ダンナが帰ってくるまでに冷やしておけるのが嬉しい。お義姉さんが言ってたけど、冷蔵庫は適度にスカスカな状態が理想。今まで製氷もしなかったけど、今度の冷蔵庫は勝手に作ってくれるので、ダンナが喜んでいる。でも、夜中に「ゴトゴトッ!」って音にはびっくりする。

抹茶チーノ

2010年08月17日 | 日々あれこれ
14、15日とダンナが悪友共と赤谷一泊だったので、お留守番していた私。14日はユミちゃんにヤボ用を頼み、お礼にal(アル)でランチをご馳走。(カレーだった!)その後、野々市庁舎の「プリマベーラ」でお茶。私は写真の「抹茶チーノ」、ユミちゃんは「デザインカプチーノ」。さすがお盆で店内は満員。お茶した後で我が家に行き、あれこれと話す。ちょっと深刻なのもあり、母親のグループホームに行くのを忘れて気付くと18時前。ユミちゃんが帰り、母親のとこには15日に行く事にして、ダンナがいない夜を「ガレタッソ」で過ごすつもりが、なんだかどよ~~んと疲れてしまい、冷蔵庫にある物で夕飯を済ませ、後はただダラダラ...。もうちょっと活発に動きたかったな~。

氷見でお墓参り

2010年08月16日 | 日々あれこれ
13日はお墓参りに氷見へ。伯母さんが店屋物を注文しておいてくれたので、3人でお昼ご飯。今回は、伯母さんにハンガースタンドと化していたぶら下がり健康機をプレゼント。ついでに2ヶ月前から痛いという右肩をダンナが治療してあげたら、右手がスッと上がり、喜んでくれた伯母さん。伯父さんが生きていれば、すぐに病院に連れてってもらえただろうに、一人になると色々と大変だ。ダンナが治療している間に居間に成人式らしい写真を発見。伯母さんに聞くと、ナオミ(従姉妹の次女)の成人式の写真で、写真館に飾られていたものだそうだ。七五三の写真も飾られた事がある。確かに昔から可愛かったが、こんなに別嬪になってるとは...。2人の従姉妹家族とはご無沙汰しているので、来年のお盆には会いたいな。

眩しい~!

2010年08月12日 | 猫ねこ日和
高熱で山小屋でずっと寝ていたので、赤谷の写真がなく昔の写真をあれこれ検索。が、あまりストックがないのが分かりガックリ...。こんな時はジジ頼み。(でも前出してるかも)
泉が丘鍼灸接骨院のお盆休みは明日から13、14、15日の三日間。今日は午前・午後とも予約いっぱいで忙しかった。13日は氷見へお墓参り。14、15日はダンナの悪友共が赤谷一泊するので、私はお留守番。ガレタッソに行こうかな~。ダンナがいない間、家の片付けもしなくちゃね...。

フラッシュが眩しいジジ。オッサンぽいな~。

重ね煮きんぴら

2010年08月11日 | ふたりの晩ごはん
久々の更新「ふたりの晩ごはん」。高熱が出てしんどかった日以外は、肋骨が折れていてもちゃ~んと作っておりました。春先から、患者さんの畑で採れた野菜のお裾分けが続き、今は夏野菜がたっぷり!キュウリ、ナス、ピーマン、トマトを毎日消費。ダンナは酢の物が好きなので、キュウリとタコの酢の物、キュウリと切り昆布の酢の物はヘビロテ。具沢山のざるらーめん、冷やしトマトもヘビロテ。で、ちょっと違うものでもと、梅崎和子さんの重ね煮きんぴら。糸コンニャク→千切りショウガ→ピーマン(頂いたの)と能登島・高農園のバナナピーマンの乱切り→ニンジン短冊切りを重ねて、塩少々を振り、水大さじ2をかけて中火で煮る。ひと煮立ちしたら弱火にし、材料に火が通ったら混ぜ合わせて醤油、ごま油で味付けする。梅崎和子さんの重ね煮は、船越康弘さんのよりもアバウト。時間のない時でもサッと作れるのがありがたい。しかし、このキンピラは少なめに作ってしまい、他の茹でオクラ、生協で買ったタラのオリーブオイルバジル漬け焼きもボリューム不足でダンナはジャガイモをチンしていた(レンジを使うのはダンナだけ)。今晩はヘビロテレシピかな~。

暑いけど元気!

2010年08月10日 | 猫ねこ日和
高熱が出た夏カゼの原因は今年初めて使ったエアコン(それでも3回ぐらい)とダンナが一晩中つけていた扇風機のせい。それと毎晩のビール(発泡酒)か...。体に冷えがたまったのね。で、私の高熱で、エアコン、寝室での扇風機は自粛しているダンナ。で、ジジはというと、寝室にあるサンルームは網戸状態にして風の通り道になっている。そこにゴロンといたり、寝室の板の間にお腹をくっつけていたり、日中は一番奥の部屋の押し入れの奥で寝ていたりする。(どこにも見当たらない時はここ)夜中にふと目が覚めるとジジがピタッとくっついて寝てたりする。暑いのに...。相変わらず、たまにごはんをねだって夜中に起こされ、満足した奴は私の手枕でくっついて寝る。暑いのに...。それでも可愛いんだけどね。


ダンナの撮った写真。ほんとにカメラマンになりたかったんか...。

38.9℃

2010年08月09日 | 日々あれこれ
ここ最近の猛暑の気温ではなくて私の最高体温。土曜日の起床時に下腹に違和感があり、体もだるくて変な感じ。なんかおかしいなと思いつつ、仕事を終えてからダンナに軽く治療をしてもらう。その後、母親のグループホームへいつもより早めに行き、おやつタイムだったので介助をした。そして、新しい冷蔵庫の配達が18時頃だったので、古い冷蔵庫の中の整理、掃除をして、周辺のモノの移動や整理もし、無事、我が家に新しい冷蔵庫(初めての5ドア!)が納められた。ダンナと2人でサンドイッチとビールの遅いお昼を済ませ、体の不調はそのままなので何気に体温を計ってみると38度2分!ゲ~!右脇も計ると38度4分!ダンナに言うと「ウソ臭えな~。猛暑やしな~。私も計ったら38度になるわ。」ピッピッピッ。36度5分と平均値...。しかし、ダンナは私をいたわるどころか「38度もあってようサンドイッチ食べてビール飲むわ」とケチをつけるので、夕飯作りをパスして布団へ。ダンナは気を紛らわすためか?しばらく台所の整理をしてから治療をしてくれた。翌日も熱はあまり下がらなかったので、赤谷を諦めていたが、ダンナに「山で寝とれば?」と言われ、なんとか赤谷へ行き、山小屋でず~っと寝ていた。杉の子温泉に入り、ちょっとすっきりしたのだが、我が家に帰ってしばらくすると、また38度と熱が上がる。ダンナが「厚着をして靴下も履いて、熱いタオルを首にあてて熱を上げるだけ上げればいい。そしたら下がるわ。」と言うので、梅醤番茶も飲んで38度9分まで上げた。で、早々と布団に入り、今朝計ってみると36度7分まで下がっていた。ダンナ曰く熱で体の悪いモノが浄化されるそうで、両手のしびれがなくなってうれしい。体の自然治癒力って素晴らしい。