赤谷(あかだん)山日記と日々よもやま話

ダンナのおじさんが白峰に山を購入。あれよという間に山小屋が建ち、畑が出来た。

庭にウグイス

2005年09月29日 | 日々あれこれ
いつも6時半頃に起きる。と、いうかうちの猫(ジジ)に起こされる。今朝もエサをあげてから、窓を全部開け、お茶を温めて新聞に目を通していると、庭でカサカサと物音がする。ジジの様子も変だ。必死で何かを窺っている。小さい影が行ったり来たりして、庭に設置してあるサーチライトが反応する。お恥ずかしいけどうちの小さな庭はジャングル状態で、いつもダンナに嫌味を言われている。私も気になり、そうっと見に行くと可愛い小鳥が、ジャングルの中をあちこち飛び回っていた。網戸越しにジジが狙っているのを知ってか知らずか、もう10~15cmぐらいまで近寄って来ている。どうも「ウグイス」のようだ。あわてて図鑑で調べるとやっぱり「ウグイス」だった。図鑑には「秋冬には市街地の庭や垣根などにも姿を見せる」と書いてあり、「やぶの中にいることが多く、声がしても姿は見つけにくい」とのこと。う~ん。うちの庭はやぶか・・。飛び立たずにしっかり姿を見せてくれているので、シャワーが終わったダンナに手招きして、ジジを入れて三人で見ていた。また、会えたらいいな。

スローフード料理教室

2005年09月28日 | 日々あれこれ
生協の「食の安全探検くらぶ」の活動でスローフード料理教室に参加している。私の友人Sが企画し、Sのお誘いで今年から再び参加できることになった。今年3回目の今日のテーマは「加賀野菜を使って」。メニューは●金時草入り春巻き●赤ずいきの酢漬け●さつま芋ご飯●蓮根のだんご汁●さつま芋のシャーベットの5品。この出来上がりを撮影して、今日の記事に載せるつもりだったが、肝心のデジカメを忘れてきてガックリ。で、酢の物好きのダンナにお土産で持ち帰った「赤ずいきの酢漬け」を撮影した。ついでに今晩の「野菜カレー」も一緒に。他に「ズッキーニとツナのガーリックソテー」も作る。
料理教室はなかなか若いお母さん達に好評らしい。お子さんがまだ小さい方の参加が多い。そんなお母さん達に「スローフード」を楽しんでもらいたい。私は年齢だけはベテランの部類だけど、毎回新しい料理を作るのはなかなか楽しい。今回は参加者からのリクエストだそうだ。スーパーなどで見かけてもどうやって調理するかはなかなか分からないものね。

大好き!ポテトサラダ

2005年09月27日 | 日々あれこれ
うちのおかずは量が多い。4~5人分は作ってると思う。今さらかわいく二人分なんて出来ない。ダンナは数年前から一日一食にしている。朝はお茶だけ。(私も)昼は黒胡麻ドリンク。そして晩ご飯+晩酌が唯一の楽しみな食事となるので、あんまり手を抜けない。
私は肉は食べないけど、魚は食べる。でも、基本的に野菜料理が主だ。ありがたいことにダンナは野菜が大好きでよく食べる。今晩のポテトサラダも大好物だ。要するに芋好き。芋ならなんでもOK。ダンナは玉ねぎも大好きなので、うちのポテトサラダは、玉ねぎを水にさらさずそのまま使う。あとは塩もみしたきゅうり。今日はコーンを入れてみた。それにマヨネーズ、クレイジーソルト、ブラックペッパーを加え、わりとスパイシーなポテトサラダにする。今晩の他のおかずは、●小松菜と炒り桜えびの梅干種しょうゆ和え、●チンゲンサイとしいたけと山のみょうがのお味噌汁、●黒米ときび入りご飯
チンゲンサイは山で作ったんだけど、私がずさんな種まきをしたためにほんとにちょっぴりしか出来なかった。すごく反省している。うちは平日は晩ご飯だけで、休日の山ではお昼ご飯を作り、代わりに晩ご飯は簡単なものにしてもらってるので、三食を作り、家族が多い人に比べるとお気楽だと思う。だから、なるべく私なりに安心な食材で手間ひまかけたご飯を作りたい。最近は二人で外食することもないので、いつもおうちごはんだ。自分でも美味しく作れたらうれしいからね。

薬膳 「にがうり」

2005年09月27日 | 泉が丘鍼灸院
うちの治療院では隔月で発行している「健康ニュース」を患者さんに配布している。そこで、いつもダンナが頑張って書いている表紙の記事をそのままパクって紹介することにした。今回は「にがうり」。しつこくゴーヤ(にがうり)の記事を書いたので、なぜ体にいいのかを知ってほしい。

にがうりは熱帯アジアが原産で、学名が「ツルレイシ」といい、独特の苦味が特徴です。日本一の長寿県、沖縄では「ゴーヤ」と呼ばれていて、最初に作った人の名前が胡屋(ごや)さんだったということから名づけられたとも言われています。にがうりは薬用野菜として、とても有名です。にがうりには血糖値を減少させる合成物の一つ「チャランチン」というインスリンに似たタンパク質が確認されています。また、にがうりの種が癌の治療に役立つとの報告もあります。中国ではにがうりは高血糖、糖尿病の医薬品として健康保険の対象になっていますし、インドの伝承医学「アーユルベーダ」でも糖尿病の人ににがうりが処方されています。栄養学的にいえば、ビタミンCが豊富(レモンの2倍以上)で、加熱しても壊れにくいタイプのビタミンCだそうです。独特の苦味成分「モモデルシン」が胃腸を刺激して食欲を増進させ、夏バテ防止にいかがでしょうか?

確かに夏バテ防止にはいいと思う。今年はあまりの豊作で週2、3回は食べていたので、私がエアコンつけたの1回くらいかな?(もともとあまり使わない)そして、悲しいくらいに食欲が落ちることもなかった。おまけにビールが美味しくて。夏やせなんてしなかった。久しぶりにライブ会場であった友達に開口一番「太ったやろ」と言われたのはショックだった。せめて「元気~?」とか「久しぶり~!」ぐらいワンクッション置いて言ってほしかったわ。と、ぐちっても仕方なく、夏場はにがうり食べて、山で汗水たらして働くことにしよう。

よもやま話7 伊那谷自然友の会

2005年09月26日 | よもやま話
山野草を調べるときに参考にしている本の一冊。「野山の薬草 見つけ方と食べ方の図鑑」(農文協)編者が伊那谷自然友の会だ。これはダンナが見つけてきた本で、治療院の待合に置いてある。ちょっと手がすいてきたら、こっそりと新聞をじっくり読み、そして山に行った翌日などはこの本を手にしている。いつもは名前や薬効、食べ方ばかりを見ていたので、あとがきを読んだことがなかった。この前、なんの気なしに読んでいたら、えっと思うようなことが書いてあったので抜粋してみた。

「私達の住む伊那谷は、都会に住んでおられる方からすれば、自然の宝庫と写るにちがいありません。そして、そこに住む私達はみな自然の恩恵にあずかり、心豊かな生活をしていると思われるでしょう。そうだといいのですが、また、そうありたいと願うのですが、少しちがっています。先日のこと、校舎の窓ガラスにシジュウカラが激突して死んでしまいました。その死骸を前に中学生たちは一様に「こんなきれいな鳥は見たことがない。アフリカから迷ってきたんだろう」と言いあい、誰一人名前を知らず、珍しそうに見ていました。でも、彼らのうちほとんどがヤンバルクイナのことは良く知っているのですが。
自然は自然のまま放っておいたのでは誰もその恩恵にはあずかれないようです。自然と仲良くするためには、自然を知り、学ぶ必要があるのではないか。そうでないと私達はなにも知らないまま、かけがえのない自然をどうしようもないほどに壊してしまって、しかもなにも気づかないまま、すべてを後の祭りと化してしまうのではないでしょうか。」

このあとがきは1990年5月5日に書かれたもの。今から15年前のものだ。15年間で伊那谷の自然はどんな風になっているのか。できればそのままでいてほしいし、「シジュウカラ」だと分かる子供たちも沢山いてほしい。私自身、山育ちなのに身近な自然を学んでいなかったんだと、このあとがきを読むたびに反省してしまう。自然に興味がないと言う人たちも草花は嫌いじゃないはずだ。まずは身近に咲いている小さな花に目を向けてほしい。きっとそこから色んなことを教えてもらえるから。

グラデーションの実

2005年09月26日 | 山日記
いつもは車で通る山道を歩いてみると色々発見がある。友達と歩きながら自然と草花の話になり、私は覚えたての花の名前を教えてあげた。ひとりは生け花をしているのでわりと詳しい。もうひとりは「ヘクソカズラ」と写真の「野ぶどう」とを間違えていた。「ヘクソカズラ」とは可愛そうな名前だが、わりと可愛い小ぶりな花も葉も臭いので、この名になったらしい。花は美しいのに名前がひどいので「早乙女花(サオトメバナ)」の別名がある。つる系でどこでも生える。家の庭のばらにびっしり巻きついている。でも、この実でジャムが出来ると本に書いてあったので今度挑戦してみよう。葉っぱも天ぷらに出来るそうだ。で、このきれいな青から紫のグラデーションの「野ぶどう」の実は食べられないらしい。この時期、ピンクや黄色の花々の中で青紫のトーンがきれいだ。これも鳥たちが食べるのだろうか。10月の終わり頃には紅葉のシーズンかな? 私達の好きなとち餅の実がなる「トチ」の木は黄葉すると図鑑にあった。でも、今年はトチの木の立ち枯れも目立つ。赤茶けているのだ。ミズナラと同じ虫のしわざだろうか?

栗ご飯を炊く

2005年09月25日 | 山日記
ダンナは友達と24、25日と山にお泊まり。今日25日に私は友達二人と自称「放浪カメラマン」である友達の桝野正博さんの個展に出かけた。彼の写真は素朴でピュアでとてもきれいだ。会場は鶴来の小堀酒造店だったので甘酒をいただくことが出来た。さらっとした甘さで美味しかった。おかわりをしたいところを我慢、我慢。会場には桝野さんと10年近くになるかもしれないお久しぶりのMちゃんがいて、うれしくて抱きついてしまった。こんな風に思いがけない再会はとてもうれしい。桝野さんの写真展のおかげだね。
今日同行した友達は、赤谷山に行きたいと前から言ってて、とりあえず今日下見に行く予定だった。私は注文した熊本産の栗があったので、栗ご飯を作った。前の晩から水に浸けておくと鬼皮がむきやすい。栗ご飯は美味しく出来たけど、朝からしとしとと雨模様になり、予定を写真展に切り替えた。お昼におそばを食べてから、友達が「帰るにはちょっと早いよね。せっかくここまで来てるし。」のひと言で、山の入り口まで行ってみることになり、山に向かってるとなんだか雨が降った形跡がない。「不思議だね~。町は結構降ってるのにね~。」と言ってるうちに山の入り口に着いた。すこしだけ歩いてみることにして、今度は紅葉を楽しみに来ることにした。今日は不在だったけどもう一人参加する友達と4人で。その時は青空だといいな。ところで、お弁当にするはずだった栗ご飯は夕飯になり、ダンナと美味しく食べた。

外で洗うのは気持ちいい!

2005年09月24日 | 山日記
うちを出る時は結構強く雨が降っていたが、山に着く前にだんだんいい天気になってきた。今日は私が一人で火を起こし、炭火料理をしてみた。途中で生しいたけを買ったのを炭火で焼いた。あとはうちから持ってきたさつま揚げ。じんわり焼けておいしかった。火の起こし方でダンナからクレームがつく。次からはうまくやってやる~。ご飯を炊くつもりだったが、暑くなってきたのでそうめんにする。薬味はいつものように採りたての山のみょうがだ。ほんとに柔らかくて美味しい。おじさんが玄関横に洗い場を作ってくれたので、最近はほとんど外の洗い場で食器を洗っている。外で洗っていると気持ちがいい!
山で採れた野菜が洗い場の水を浴びて浮いてるのが楽しい。ま、この山にいれば何してても気持ちいいからね。

週2、3回はゴーヤ料理

2005年09月24日 | 日々あれこれ
ゴーヤがまだまだ採れる。沢山採れるのはうれしいんだが、おすそわけしたくて友人達に電話すると「おととい作ったし、いらんわ。」と、みんなあんまりゴーヤはポピュラーではないようだ。この前の日曜日に一緒だったお姉さんも毎週欲しいって感じじゃなかったし。そうなるとなんとか私達二人で片付けなきゃね。ゴーヤチャンプルーもにんにく味噌を入れたり、東南アジア風に甘辛にしてみたり、(東南アジア風のは結構おいしかった)もちろん他の料理も試してみたりしている。昨日の晩ご飯はシンプルなゴーヤチャンプルーにした。私は肉を食べないので、干しえびやきのこなどを入れて作る。他の2品は、「小粒じゃがいものピリカラ煮」(白峰では「かっちり」と呼ばれた料理で、うちのダンナの大好物だ)と「ささげのごま酢和え」。ささげは実家のおばさんにもらったのが、腰ひものように長くて太めで美味しかった。これは普通の長さ。おばさんのささげほどではなかった。

よもやま話6 今日21日 al(アル)デリカフェオープン!

2005年09月21日 | よもやま話
フェアトレードショップ 「コミュニティートレードal(アル)」が本日リニューアルオープンした。店内は前より広くなり、ゆったりとしていて内装がナチュラルでいい感じ。「のっぽくん」の食材を使った念願のデリカフェもオープン。早速ランチに行く。カウンターにその日のお惣菜が並べられ、食べたいものをピックアップしてトータルのお勘定となる。私は食いしん坊なので全部注文する。にんじんと枝豆の味噌和え、大根のステーキ、かぼちゃのアーモンド和え、蒸し野菜の玉ねぎドレッシングがけのおかず4品にお味噌汁、胚芽ごはんor玄米の焼きおにぎりと香の物が付いて、計750円でした。みんなやさしいお味でおいしかった。食後のコーヒーを注文し、お腹が一杯になってくっつりしていると、「デザートも用意できました。」の声に、思わず「レンコンのスコーン」を注文してしまう私。豆腐クリームとマーマレードをつけて、これも美味しくいただきました。うちは晩ご飯があんまり残らないので私のお昼ご飯がなんにもない~!ってことが時々ある。今度からはalで食べよう。もちろんお茶も楽しめるしね。

オタカラコウという花

2005年09月21日 | 山日記
先の「名を知らなかった草花」で書いた「オタカラコウ」。赤谷山で沢山咲いている。
ダンナのお母さんも目に付いたらしく、「あの黄色い花は何?」と聞いていた。確かに山の草むらの中ににょきっと大きなこの花は目立つ。下の葉っぱもびっくりするぐらいに大きい。可憐で愛らしいわけではないが、沢を隔てた向かいの山の崖っぷちに群生しているのが、遠目でもはっきり分かる。山の花々は面白い。今からは、「山萩」「葛」の花が咲く。「葛」の花はおひたしや酢の物に出来ると本に書いてあったので、ちょっといただいて挑戦してみたい。「葛粉」は片栗粉代わりによく使っている。葛湯を知った時、そういえば子供の頃よく食べてたなあと懐かしがっていたら、片栗粉だったと分かりガックリした。でも、何でも素朴なものが美味しかったと思う。

山法師の実

2005年09月20日 | 山日記
山に泊まった次の日、ダンナは釣りに出かけた。私は沢沿いを少し歩いてきて、昨夜の焚き火の残り火を起こし、一人で焚き火をしていた。晩ご飯の残りをおにぎりにして、しいたけとわかめと山のみょうがのお味噌汁を作り、遅めの朝ご飯の用意をした。カケスが結構、ぎゃあぎゃあと鳴いている。シジュウカラも鳴いていた。時々聞きなれない鳥の鳴き声がしていたが、もちろん分かるわけがない。残念。ダンナはいつも9時すぎには帰ってくるのだが、10時すぎにやっと帰ってきた。なかなか大物が釣れなかったとのこと。9月いっぱいで、この赤谷川の渓流釣りも終わりだ。昨日、今日と釣り人らしい車を数台見かけた。ダンナは「山法師」の実をお土産に採ってきてくれた。「山法師」は庭や公園などでも見かける。ちょっと小ぶりな実はきれいな濃いピンク色をしていた。でも、実はまだ食べたことがなかったので、すんなり手が伸びない。二人で同時に食べてみた。少し皮に苦味があり、甘いけど独特な味がして二人とも2個目は食べなかった。鳥や他の動物の食べ物だもんね。

美味しく焼けたさんまの塩焼と中秋の名月

2005年09月19日 | 山日記
18、19日の連休は山にお泊まり。18日はダンナのお母さんとお姉さん夫婦を誘って、山でバーベキュー。前回ちょっと失敗気味だったさんまの塩焼は、ダンナがすごく美味しく焼いてくれた。すだち代わりのシークワーサーを絞ってみんなで美味しく食べた。あとは、串焼き、厚揚げ、子持ちししゃも、おにぎりを炭火で焼き、山の天然みょうがときゅうりでお姉さんが作ってくれた酢の物などをお腹一杯食べた。炭火で焼くとほんとに美味しい。今度からは炭火料理が定番だ。夕方お母さん達を見送り、私は久しぶりのお泊りだ。ダンナは、友達と数回泊まっている。7月中旬には蛍を見られたと喜んでいた。蛍を見られなかった私は今晩の「中秋の名月」が楽しみだ。焚き火を前にビールを飲んでいると、少しづつ空の片すみが明るくなり、そのうちご来光のようにひょっこりとお月さまが現れた。写真がいまひとつだったので、お見せできないのが残念だがすごくきれいな月だった。時間が経つごとに光が明るくなり、その夜は、月明かりのおかげで懐中電灯なしで山小屋まで歩けたし、寝る時もカーテンを閉めず、窓から月を眺めていた。ろうそくとランプも必要ないくらいの夜だった。

よもやま話5 ミズナラ枯死 昨年の20倍超

2005年09月17日 | よもやま話
去年7月頃に山へ向かっていると、山に点々と赤茶色が見えた。思わず、「こんなに早く紅葉するの?」と叫んでしまった。新聞などでミズナラの立ち枯れだと分かった。犯人は「カシノナガキクイムシ」という体長わずか5ミリの甲虫。中日新聞によると、この虫はミズナラに穴を開けて病原菌を持ち込み、餌として菌を培養するそうだ。樹木内部に入り込むため、薬による駆除が困難な上、繁殖力が強いとのこと。ミズナラの実はクマの餌だ。去年のクマの駆除、捕獲のニュースが連日のように伝えられていたのは、誰も忘れてはいないだろう。今年も山に行くたびに気にしていた赤茶けた木々が、点々ではなく段々大きなまだら模様になってきて、去年より増えているのではと心配だった。そしたら、今朝の中日新聞で、「昨年の20倍超」という見出しにびっくりしてしまった。こんなに拡大しているとは! クマは一体どうなるんだろう? 現段階では有効な対策がないというのが、なんとも歯がゆい思いだ。去年どれほどのクマが駆除されてしまったことか。確かにクマが人を襲ったニュースを見聞きすると、山では出会いたくないと思うし、気を付けている。でも、クマが悪いのではない。クマの方が被害者だと思う。今はどれだけ生態系に影響を与えるのか、まだ分からないと新聞に書いてあったが、私達はなにが出来るだろう? 

友人たちは海外旅行、私たちは赤谷山

2005年09月17日 | 山日記
今日土曜日から来週の土曜日までお休みの人たちはいるはずだ。私の友人も「イタリア」、「バリ」と旅行に出かけた。そういえば、私たち夫婦は新婚旅行にも行ってないなあ~。そこは自営業の悲しい性。ま、うらやましがっても仕方ないので、山に出かけてゆったりしてこよう。最初の連休、18、19日はおじさんは用事があるそうで山に来られないと連絡があった。久しぶりにお泊りできるかな? もう山は朝晩寒いので薪ストーブの出番だ。おじさんが泊まってる間に薪づくりを結構してくれてて、玄関の天井に届くぐらいになっていた。。山小屋が出来るまでは、泊まる時はテントだったが、わりとあったかい夜は焚き火の横でシュラフでそのまま外で寝たこともあった。山に着いたらまず小枝を集めよう。そして、焚き火をしてその火を見ながら静かに夜を過ごすのだ。