赤谷(あかだん)山日記と日々よもやま話

ダンナのおじさんが白峰に山を購入。あれよという間に山小屋が建ち、畑が出来た。

FKキャンプ クリスマスハート

2013年12月25日 | 日々あれこれ

21日から始まったFKキャンプ「ぬくもり村のクリスマス」。毎日がクリスマスという事で、キャンプスタッフのアキコさんが、デンマークに留学した時に知った「クリスマスハート」。デンマークのクリスマスは、日本のように賑やかものではなく、プレゼントも欲しい物をあげるのではなく、日常生活のほんの一コマのようなささやかなもの。このクリスマスハートにそっと入れられるくらいのものだ。上の写真は、キャンプの小家族2組が過ごすロッジの1棟。その窓にディスプレイしたのは、キャンプスタッフのおっさん達。素敵になっててビックリ!

このクリスマスハートは、キャンプスタッフの女子部やボランティア有志が作ったもの。中でも、美容室ニューシーンメンバーは、さすがハサミ使いが上手いので、複雑なパターンも難なくこなしていた。結局、私は一番簡単なパターン1コしか出来ず、そして持って来るのを忘れるというお粗末さ...。

ちなみに私が参加した、2家族のロッジでは... 窓ではなく室内に重点を置いたよう。

玄関を入るとツリーが飾ってあり、クリスマスハートが掛けられていて、子供達が外遊びをして誰もいなくなったのを見計らって、コアスタッフのごんちゃんが、小さな小物やお菓子を入れておく。帰ってきた子供達が、クリスマスハートをチェックして、プレゼントを見つけて喜んでいた。今日はクリスマス。みんなどうしているのかな?お天気いいし、思いっきり雪遊びしてるだろうな。

 

 


もう行けないか...

2013年12月17日 | 山日記

これらは1日の写真。おじさんはもう山を下りたので、雪が積もった新しい山に登れるかと行ってみたところ...。

登り口の林道でライフルを持った男性(猟友会の人らしい)がいて、大きなイノシシの目撃情報があったようで、もう1人が、なんと新しい山に登っていったと言う。(写真はその人の足跡)ゲゲ~!呑気に登って行って、イノシシと間違われて撃たれるなんて事があったら...と、さすがに登るのは諦め、おじさんの山小屋へ。

おじさんの畑も雪ですっぽり。

山小屋周辺には野うさぎの足跡がいっぱい。

渓流沿いを歩くのは気持ちいい。

焚き火小屋の後ろにキハダの木があり、ダンナがその実を収穫。ほんとは葉が落ちる前に採った方がいいそうだ。

アイヌの人が食していたキハダの実。ほのかに甘いが、やっぱり苦みが強い。ダンナの常備薬。

[薬理作用]  消化器系:苦味健胃・下痢止め、目耳鼻口系:口内炎・洗眼、関節・筋肉系:腰痛・腫れもの

 


「森の二(ふた)しずく展 vol.2」におまけで参加

2013年12月13日 | 私のイラスト

友達(シラ)の二人展にお誘いを受けて、1点制作してみた。シラが毎年、野鳥をモチーフにデザインしている年賀状の野鳥を使ってオイルパステルで描いた。私が選んだのは「ムナグロ」。調べてみると蓮田などで生息するとあったので、蓮田を風景にして、シラのデザインしたムナグロを切り抜き、背景の空と3つをコラージュ風にして、少し立体感も出してみた。原画を段ボールに貼って完成。今回は、私の他にも数人の友達が参加するらしいので、シラともう1人の作家、七尾るみ子さんの作品とどんな風に表現されるのか、とても楽しみ♪

二人展「森の2しずく vol.2」平成25年12月18日(水)~ 12月27日(金)

グラフィックデザイナーの白川郁栄。空間造形作家の七尾るみ子。ジャンルも表現方法も違う二人ですが、自然や生き物たちが見せる姿に日々感動しながらも、その自然環境が失われていくことを憂える気持ちは同じです。そんな二人の生物多様性への賛歌「森の2しずく展」の第二弾。イラストやインスタレーション、映像などをお楽しみ下さい。
主催/白川郁栄 七尾るみ子
問い合わせ/白川デザイン事務所 TEL:076-261-5199
会場/石川国際交流サロン

 


映画「カンタ!ティモール」

2013年12月10日 | よもやま話

7日の上映会は大成功だった。何よりこの映画を私の親しい人達で共有できたのが嬉しい。特定秘密保護法案が強行可決され、どうしようもないどんよりとした気持ちを救ってくれた。予告編を観てもピンと来なかったが、映画が始まると、ギターを奏でて唄うアレックスを囲んで、一緒に唄う子供達の明るい笑顔に惹き付けられる。ポリ缶を楽器に見立てて、リズミカルに叩く女の子と年下の子供達が輪になって唄い踊るシーンが大好きだ。

東ティモールは独立まで20数年間の歳月があり、独立を反対するインドネシア政府による凄まじい抑圧で、多くの人々が命を落としている。遺体をどこに捨てられたのかも分からず、弔ってやれない悲しみ。小さな骨一片でもいいから戻ってきて欲しいと願う生き残った家族。悲しみは忘れないが、怒りは忘れたと言う。目の前で家族を全員殺されても。

「ルリック」と「ヴァン」という名前の神や妖精のような目に見えないものを信じて共存し、いとこ、甥っ子、姪っ子などという名称はなく、大人はみんなが親であり、子供はみんなの子供である。

数頭の牛に唄いながら田んぼを耕させている親子。唄わないと牛が動いてくれないそうだ。息子にこのやり方を教えておくと、ちゃんと米作りが出来て食べていけると言う。子供達は裸足や裸で思いっきり遊んでいた。足や身体は泥だらけ。日本だったらどうだろう。なかなか泥んこ遊びだって出来ないだろう。

私の田舎の里山でも、牛や馬が田を起こし、曽祖父が毎朝、神棚に祈りを捧げ、山の生き物達とうまく共存していた。もっと昔の人々は、見えないものや生き物や自然を崇め語らっていた。どうしていつからか、出来なくなってしまった人達が多くなったのだろう。発展などと言うものに惑わされ、経済優先してきた事で、大事なものが見えなくなり、感じなくなってしまった。

東ティモールへ軍事侵略を続けたインドネシア軍。そのインドネシア軍に、地下資源目当てで軍事支援をしていた日本。他に支援していた欧州各国が支援をやめても、日本だけは続けていた事実。映画の中で、東ティモールの人々が「日本はインドネシアに支援するのをやめてくれ。」と、静かに訴える。私達は言葉がなかった。知らなかった...。

エンディングは、アレックスの曲を「ソウルフラワーユニオン」がカバーした「星降る島」。残念ながらYouTubeで見つけられなかったから(なのでiTunesで曲を購入!)「えま&慧奏」のゆるやかバージョンで。

 

カンタ!ティモール

 


FKキッズキャンプグッズ・缶バッジ

2013年12月07日 | 日々あれこれ

以前から、FKキッズキャンプのグッズを制作したいと思案していた。自分のイラストでグッズを作る機会がなかなかなく、ではなくなかなかその気になれなかった。同じキャンプスタッフのカオリさんが、企画してくれた本日開催の「カンタ!ティモール」の上映会。上映開始は15時からで、その前にはバザーが開催される。仲良しの「絵本と石けんの店 宇吉堂」さんや「雑穀ごはんの店 てんてん」さんや人気のパン屋「こくう」、毎週金曜日に美容室ニューシーンで販売している「ベーグルワンダーランド」、フェアトレードショップ「コミュニティートレード アル」の淹れたてコーヒー等々。そのバザーにキャンプの募金箱を設置し、募金してくれた方にバッジをプレゼントする事に。さて、もうすぐ仕事を終えて、会場に向けて、キャンプスタッフのアキコさんの車でいってきま~す♪