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赤谷(あかだん)山日記と日々よもやま話

ダンナのおじさんが白峰に山を購入。あれよという間に山小屋が建ち、畑が出来た。

映画「愛、アムール」

2014年02月03日 | がんばらない介護

昨晩、WOWOW「W座」で観た映画。簡単に言えば老老介護の話。でも、夫婦とも音楽家であるというプライドの高さを感じた。そして老老介護の現実。愛情なんて優しい言葉では片付けられない。右半身不自由になった妻が言う事を聞かず、夫がぶってしまうシーン。私も母親の在宅介護時に、つい手を上げてしまった事もある。一人きりで抱え込んでしまう介護者の疲弊は相当なものだ。映画では週3回看護師が来てくれていたが、夫はある看護師の妻への扱いを受け入れられず、辞めてもらう。お互いに口汚くののしり合うが、これも現実だ。私もヘルパーさん2人に辞めてもらった事があるし、最初利用していたディサービスの職員に注意した事もある。映画の看護師は「私はプロだから扱いを知ってるわ!」と言っていたが、自分なりの介護を正しいと思ってほしくない。家族とそして物言えぬ本人の思いを汲み取ってほしい。とても難しいが、当時プロではなかった私の友人達は、本当に良く母親の介護をしてくれた。

もしもの時、私は夫に満足に世話をしてあげられるだろうか? そして夫は私を世話してくれるだろうか?気持ちはあっても実際のところは分からない。そんな事を考える映画だった。

愛、アムール


ほむこちゃん、逝く

2014年01月05日 | がんばらない介護
年末から、便が黒くなり、血痰を出したので、院長先生と相談。熱を下げるためIVHでの点滴を止め、あちこち位置を変えての点滴がストレスになって、胃潰瘍になり出血しているのではという見解。確かに点滴による内出血が手足のあちこちにあり、痛々しい。どこから出血しているのか、別の病院で検査してみるかと聞かれたが、もうこれ以上辛い思いはさせたくないので、このまま出来るだけ楽にしてもらう事にした。
29日鍼灸院の大掃除を終え、晩ご飯の後でくっつりしてたら、病院から電話があり、ナースセンター横のベッドに移り、いつ何時急変するかもという状況になった。それから毎日様子を見に行き、少し落ち着いたようなので、帰省中の友達に会ったり、短大の同級生の新築した家を友達らと訪ねたりした。
2日に友達と会う前に病院に寄り、安定しているので週明けには元の病室に移ると言われ、3日は来られない事を伝えた。同級生の新築祝いから帰って、寝る時に枕元にiPhoneを置いておくのを忘れていた。そして、自宅電話も留守電のままになっていた。29日からずっと緊張していた気持ちが緩んでしまったのか、2時半前後に何回も鳴っていた電話に気付いたのはダンナ。私は起こされるという始末。また鳴った電話を取った時は、呼吸が止まったと知らされた…。それから慌てて病院へ行き、母親と対面。家族葬の手配をして、正月という事もあり、4日はそのまま安置で、今日がお通夜で明日が葬儀になった。6日から仕事初めだったが休む事にした。
ダンナの義父母は、両方とも金曜日の夜に逝き、土曜が通夜で、日曜が葬儀だった。土曜の仕事も休まなくてよかった。ダンナもギリギリまで、せめて葬儀の後にでも仕事が出来るかと考えていたが、ダンナの気持ちも分かるけどこれだけは仕方がない。
昨日は、葬儀社の人との打ち合わせも済ませ、ちょっと気分にも余裕が出てきた。家族葬だけど、お通夜に、母親の介護を手伝ってくれた友達3人を呼んだので、一緒に母親を送ってあげようと思う。

ほむこちゃんをモノ扱い?

2013年03月28日 | がんばらない介護

母親が長期療養型の病院に入院して半年以上になった。なんとか週2回は行くようにしている。昨日はいつもより遅めだったので、オムツ交換の時間と重なってしまった。女性の介護士2名だったが、初めて見る人達。私が母親の鼻の穴をきれいにしているところだったので、早く済ませようとしていたら、1人が無言で私の横に立ったので、ベッドから離れて様子を見ていた。2人とも終始黙ったまま、母親に声掛けする事なくオムツ替えをさっさと済ませ、次の病室へ移動して行った。なんだかさみしい気分になってしまった。母親の目ヤニをきれいにしながら、思わず「何も言ってくれんだね~。」と母親に話しかけてしまった。今までの介護士さん達にはそれほど感じなかったのに(もちろんちゃんと母親に声掛けしてくれる人もいる)、なぜか初めてモノのように扱われているように感じた。あと時々気になっていたのは、看護師さん、介護士さんの中で、名前を呼ばずに「この人」と母親や他の患者さんを呼ぶ事だ。まだ慣れずに名前を覚えられないというのもあるだろう。そして、病院の中にいると、時間や余裕もなく、色々と事務的になってしまうだろう。それでも時々気付いて欲しい。母親も他の人達も寝たきりで物言えずとも感じているんだと。


ほむこちゃんのリハビリ

2013年01月11日 | がんばらない介護

以前のような高熱を出す事もなく、なんとか落ち着いている母親。この病院に入院してからリハビリ治療として軽めのマッサージをしていただいてたが、検査入院以降はどうも中止になったようだ。母親は左手が強ばっていて、強く握りしめているので、「ケンコーくん」だったか?指の間を拡げる介護用品を購入し、それを握らせている。中止になったマッサージの代わりに、母親の様子を相談したダンナに教えてもらったやり方で、私がリハビリ治療をしている。母親の固くなった左腕を少しずつ伸ばすため、ひじを支えながら手首を持って、左腕を心持ち引っ張る。無理に力は入れない。でも、それだけで母親の重いまぶたが開き、首が左右に振られ、口を開けて呻くような声を出す。両足も微動ではあるが動きだす。寝返りも打てない母親が、まだこれだけ全身の筋肉を使って動ける。週1、2回ではあるが、毎回母親の動きを見ていると「身体の生」に感動する。確実に「死」には向かっているのだが、母親の身体の奥深くに存在するエネジィを感じる。想いも一緒に。


ほむこちゃん検査入院終わる

2012年11月08日 | がんばらない介護

なかなかベッドの空きがなく、母親の検査入院が遅れるばかりなので、仕方なく1日5250円の個室(ドアが2重のクリーンルーム)に先月の24日に入院。大部屋が空き次第、移してもらえるという事に。造影剤を注入してCT、MRIと続いた検査も終わった頃、いつものように出勤前に病室に寄り、最初のドア(引き戸)を開けると、2番目のガラス戸の向こうに若い高校生くらいの男子が...。一瞬、お互いきょとんと見つめ合ってフリーズ...。ハッと我に返って謝って戸を閉めて、やっと病室のネームプレートが無表示なのを知る。って事は大部屋に移ったのか?とナースセンターへ行くと、料金が安い個室に移っていた。それが10月末近いくらいだったろうか。そして、11月の連休明けにM病院の相談員さんから連絡があり、いつでもI病院に戻れると言われて、明日金曜日に決定。9時過ぎに手配してもらった介護タクシーが来てI病院まで付き添い。またも治療院は午前中の予約を少なめにして私はなるべく早く仕事に出る。今朝は明日着るフリースのカーディガンとズボンを持っていった。ここ連日天気が落ち着かず、晴れ間があっても突然大雨になったりと、安心して自転車に乗れない。昨日は近くの「石川線」の駅から電車に乗り、バスで治療院まで来た。私の自慢はバス時刻を見なくてもグッドタイミングでバスに乗れる事。携帯のアプリ「バスく~る」を利用する事もあまりない。(携帯には残してあるけどね)

さて、明日は雨さえ降ってくれなければいいから、お天道様お願いしま~す!


ほむこちゃん明日転院

2012年10月23日 | がんばらない介護

なかなか平熱にならず、39℃近い熱が出る時もあるので、IVHを設置した病院で検査入院する事に。明日9時に介護タクシーを手配し、私は9時前に病院に行って付き添う。なので治療院の方は午前中お休み。今はずっと目を閉じたままの母親。今の病院に来てから足の乾燥が激しく、角質なのか表皮が白くパリパリになって剥がれている。ワセリンを塗っていたが、チホちゃんから真っ赤なオイルをいただいたので、それで手足を念入りにマッサージしている。指回しもしている。両足→右手→左手の順番。面白いのは右手まで固く目を閉じていた母親が、左手の指回しを始めるとパッチリと両目を開け、頭や身体を動かし始める。(この時にたまっている目脂をきれいにする)動きが激しく思わず苦しいのか?と思ってしまうほど。ダンナに言うと「活元運動」かもしれんと言っていた。う~ん...。ともかく検査入院で熱の原因が分かり、また戻ってこられますように。


ほむこちゃんMRSAに罹る

2012年08月09日 | がんばらない介護

I病院に転院した母親。休憩時間に行って、身体が萎縮しないように手足の曲げ伸ばしと、嚥下のリハビリとして介護食品のゼリーを飲ませている。昨日は、午後の予約が少なかったので早めにあがらせてもらってI病院へ。病室に行くと母親ではなく別の人が...。看護士さんに問い合わせると、尿から「MRSA」が出たので病室を替えたそうだ。「帰りに必ず手の消毒をお願いしますね。」と言われる。

「MRSA感染症とは、MRSAの略称で呼ばれるメチシリン耐性黄色ぶどう球菌の感染によって起こる病気です。

黄色ぶどう球菌は健康な人の鼻やのど、皮膚、腸管などに常在している細菌です。ときににきびやおできをつくり、化膿すると黄色いうみを出しますが、この場合は薬がよく効くので問題はありません。しかし、MRSA感染症の場合は同じ黄色ぶどう球菌なのに、薬が効きにくくなった細菌で、病院内での感染を起こす重要な原因菌として注目されるようになりました。

MRSA感染症の症状としては、MRSAは健康な人の皮膚や鼻腔に存在していますが、ふだんは病原性があらわれず、健康な人が感染しても発症することは少ないものです。しかし、もともと別の疾患があって感染に対する抵抗力が低下している人がかかると、重い感染症を引き起こします。MRSA感染症を起こしやすい人は、未熟児、高齢者、大手術後の患者、抗菌薬を長期間使っている人、抗がん剤を使用している人などです。

MRSAによる主な感染症としては、敗血症、骨髄炎、手術後の傷の感染、肺炎、膿胸、褥創感染などがあげられます。

敗血症を起こすと、寒気やふるえ、冷や汗をともなう38~39℃の発熱が起こり、重症の場合は、尿量減少や意識障害があらわれ、血圧が急に下がって敗血症ショックと呼ばれるショック状態に陥り、数時間で死亡する場合もあります。骨髄炎を起こすと、感染した部位が赤くはれて激しく痛み、さらに発熱、嘔吐などの症状があらわれます。

肺炎を起こすと、38℃以上の発熱、激しい寒気、せき、たんなどの症状があらわれます。膿胸を起こすと、胸痛、せき、背部痛、寒気とふるえ、高熱などの症状があらわれます。」

~ブログ「医学事典 自分の病気、自分で学ぶ」より

またやっかいな事になったが仕方がない。なんとか無理せず病院通いをせねば...。土曜日はダンナが身体のリハビリを手取り足取り教えてくれるので、頑張ってみよう!

 


ほむこちゃんの転院決まる

2012年07月24日 | がんばらない介護

現在、南ヶ丘病院に入院している母親の転院先が決まった。候補としてI病院とK病院に申し込んでおいたが、I病院は院長先生と直接面談した事もあり、義父が入院している事もあり、そして治療院から近いので休憩時間に通いやすい。K病院は近辺に友達が多いので会いに行ける楽しみもあったが、やっぱりちょっと遠かった。で、昨日、南ヶ丘病院の相談員さんから連絡があり、8/3にI病院に転院する事になった。ここが終の住処になる。出来るだけ足を運ぼう。今は仕事前に病院に行ってるので10分足らずしかいられない。土曜日の仕事の後には少しゆっくり出来るけど。I病院へ入ったら、私に出来る事を色々してあげよう。


ほむこちゃんの転院申し込み

2012年07月10日 | がんばらない介護

IVHの手術が終わった母親。今後は、様子を見て長期療養型の病院に移る事になる。初めは、医療型有料老人ホームを勧められて、もうそこしかないと入所申し込みをしたのだが、いざダンナと見学に行ってみると、思ったより遥かに遠い所だった...。これは自転車では無理だ。そして入所料も値上がりしていた(いつの間に...)。で、保留扱いにしてもらい、他を当たってみたが、胃ろうは大丈夫だがIVHでは入所出来ないと言う現状が分かり、長期療養型の病院で、私が自転車かバスで通える所に決めた。IVHは母親にとって延命治療になるので、そんなに先は長くないだろう。あと1、2年かもしれない...。だから、残り少ない時間、少しでも母親のところに通えるようにしたいと思う。K病院とI病院に入院申し込みをして、どちらか空いた方に転院する事になった。今日の休憩時間にK病院に行き、ちょっと事務的な対応に少し不安もあったけど...。面談が終わってから、すご~くご無沙汰しているカメラマン&美容師のご夫婦のお宅(美容室の方)へ。その前に、なかなか来られない「ファボリ」へ寄って、スイーツを手土産にして、おまけに我が家の分も沢山買い込んでしまった。ちょっとだけ話をして午後の仕事へ。お昼ご飯用に買ったスコーンが食べられず、お昼抜き...。だが、何故か身体が軽く感じられる...。これはイイかも!たまにお昼抜きもありかな?しかし、その分反動が恐いような...。

IVHとは...「十分な栄養を経口摂取できない、または腸管から吸収できない場合に、生命維持に必要な栄養素(ブドウ糖、アミノ酸、ビタミン、ミネラルなど)を静脈のみから投与する方法が取られます。全ての必要な栄養素を補充する輸液療法であることから、完全静脈栄養(TPN:Total Parenteral Nutrition)といわれます。TPN輸液療法は高カロリー(10%以上の高張糖液)輸液を使用するため通常の点滴のように腕などの末梢静脈から投与すると血栓性静脈炎を起こし、疼痛、腫脹、発赤等の症状とともに静脈の閉塞をきたします。このため、心臓に近い、太くて分厚い中心静脈にカテーテルを留置し、投与します。この方法が中心静脈栄養法(Intravenous Hyperalimentation)といい、 IVHと呼ばれています。」


ほむこちゃんとIVH

2012年07月03日 | がんばらない介護

今週6日にIVH(中心静脈栄養)を付ける事になった母親。胃ろうは体力的に無料だと思ったし、抵抗もあった。IVHも延命治療だが、胃ろうより体への負担は少ない。ベッドで腰掛けさせたり、車イスに座らせて、散歩も出来るだろう。残された少ない日々、母親の世話を少しでも多く出来るようにしたい。そして、母親を送る気持ちを整理していきたい。


ほむこちゃん入院して初めてのシャワー

2012年06月07日 | がんばらない介護

今日で入院3週間目。今朝、病院に行ったら母親の病院着と下着が朝食で汚れていた。担当の看護士さんが行ってしまった後で気付いたので、別の患者さんを看ている看護士さんに替えてもらえるかと聞くと、日替わりで担当になってくれる看護士さんがやって来て、「今日シャワーしますよ。」と言ってくれた。熱も37.3度と昨日より下がり、もともと母親は平熱が高いので、これでひとまず落ち着いたのだろうと判断してくれたらしい。4/24からの入院で、前の病院ではシャワー、入浴、洗髪は出来なかった。入院前のグループホームでも熱のため入浴はしてなかったはずなので、大体2ヶ月ぶりだ。(もちろん身体を拭いてもらっていた)看護士さんに言うと、「じゃあ綺麗にせんとね~。」と言ってくれたので、安心して病院を出た。明日はティッシュ数個、洗濯した着替えとタオルを忘れず持っていかなくちゃ。


ほむこちゃんの誕生日を忘れていた...。

2012年05月22日 | がんばらない介護

この前の5/13「母の日&退院日」は、母親の誕生日であった。すっかり忘れていた。昨日の夜、荷物を引き揚げに行って、タダくんから渡されたバースデーカード。裏には職員さん達のメッセージ。「早く元気になって戻ってきてね。」と書かれたのを見ると泣けてくる...。

南ヶ丘病院での話は、新設された有料老人ホーム(どんな疾患・障害を持っていても入居可能)か、長期療養型の病院を勧められた。母親の回復次第になるが、結局、転々としなければいけないようだ。ダンナとも話し合ってみるが、決定するのは私だし...。


ほむこちゃんグループホームを出る事に...。

2012年05月21日 | がんばらない介護

今日さっき仕事中にグループホームから電話があり、タダくんが「もっと早くお知らせしなければいけなかったんですけど...。」と、申し訳なさそうな声...。入院で2週間以上空室にする場合、部屋を確保しておくには実費で払わなければいけない。母親は1日1万円ほどになると言われ、なんとか退院させてもらってひと安心していたのだが、また熱が上がりだしたので南ヶ丘病院に入院した。で、私としては一旦退院したのだから、実費の件は解消したもんだと思っていたのが甘かった...。タダくんの「実費扱いのままなんです。」の言葉に、一瞬、頭が白くなる...が、うろたえてはいられない。施設長のヤマモトさんと話をしたが、遠回しに出て欲しいとちらつかせ、段々頭に血がのぼってきて声を荒げてしまった。ダンナがジェスチャーで、「声が大きいから洗濯室へ行って話せ!」と、やってるのが横目に入ったので電話を切り、気分を沈めてからグループホームに電話して、「退所します!」と言った。今日は仕事が終わったら、グループホームに行き、退所の手続きをしてダンナの車で母親の荷物を引き揚げる。10年も居て「終の住処」にしてあげたかったが、いい別れ方が出来なかったのは本当に残念だ。悔しい...。

摂食障害で口から食べられなくなった時(胃ろうをしてもしなくても)に、安心して入れる場所を与えてほしい。私の母親だけでなく、こぼれ落ちている人は大勢いるだろう。ともかく気分を切り替えて、明日は南ヶ丘病院で相談してこよう。

 


ほむこちゃん再入院

2012年05月18日 | がんばらない介護

昨日、母親を別の病院で診察してもらい、そのまま入院。病院に連れて行くのに、いつもの介護タクシーに連絡すると予約が取れなかった...。なので、ネットで他のタクシーを検索してみると6、7件ほど表示されたので、まず1件連絡してみると時間取れず。で、次に「来夢」ってなんだかスナックみたいな名前で怪しいな~と思いつつ電話する。私が希望する11時半が入っていると言われ、次にいこうと思ったら「11時45分過ぎなら大丈夫です。」と言ってくれたのでお願いした。病院は12時半までに入ればいいし、グループホームから車で5分の所だし。が、一抹の不安が残る私。もしかして来ないんじゃなかろうか...なんてダンナに言ってたが、ちゃんと早めに来てくれて、いつものタクシーは助手席に座るが、後ろの座席で母親と並んで座れるようになっている。そして病院のロビーまで母親の車イスを運んでくれた。料金は600円!安い!いつもの介護タクシーは乗車料に介護料(なのか?)が追加される。めっけもんだった。

母親の診察でこれまでの事情を話し、病院を変えた理由も説明。CTスキャンと採血をした結果、今回は上の方に炎症があると言われる。前の病院の診断は間違ってはいないが、今回は誤嚥性肺炎とは言えないとか、便秘になっている事も分かった。入院してまた絶飲食で点滴を受ける。看護士さんが床ずれ防止の固いマットを敷いてくれて、一緒にベッドメイキング。下着やタオルなど細々した物は用意してきたので、歩いてグループホームに戻り、その前にまた「旅カフェ」で休憩してから、紙オムツ&尿取りパッドを自転車のカゴに積めるだけ積んで病院へ。で、午後の仕事には16時前に戻れた。患者さんが2人で16時の方がキャンセルで、その後の予約は入っておらず早めに帰してもらえた~。ダンナも1時間も早めに帰ってきたが、おかずも出来てご飯を炊くだけだったので、そのまま「れもん湯」へ。せわしなかった昼間の疲れを取る。今朝は出勤前に病院へ入院手続きの書類を渡してきた。我が家からの近道を発見し、川沿いを自転車で走って気持ち良かった。病院の近くには「工人」というギャラリー&カフェがあるので、明日お義姉さんと行ってみようと思い、なんとなくHPを見てみると、4月末でカフェが閉まっていた~。あ~ん、ショック...。


甘かった...。

2012年05月15日 | がんばらない介護

今日は「しあわせの湯」のヨガの日。なんやかやとGWもあり、鎌仲ひとみ監督の新作を観に行ったりして休んでいたので久しぶり。ヨガの前に、母親の様子を見に行くと、主任のタダくんがパッとしない顔で迎えてくれた。また熱が出ているそうだ。私が来る前に計って37.8度。昨日の夜は39度近くあったそうだ...。明日、往診があるので看てもらい、明後日また病院に連れて行かねばならない。そのまま入院になるだろう。誤嚥性肺炎をよく調べておかなかった私が甘かった...。で、ネットで調べてみて色々情報が得られたのはありがたかった。母親のように嚥下が困難な場合、誤嚥性肺炎を繰り返して治りにくいそうだ。寿命が来たという事になるのだろう。タダくんに「グループホームでは限界があります。」と言われてしまい、私が看取ってほしいと思っていたのは無理だった。またもや甘かった...。とりあえず明後日病院に行き、入院して状態が落ち着いたら、長期療養型の病院に転院という事になるだろう。ケアマネージャーさんとも相談して、手を尽くしていきたい。