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赤谷(あかだん)山日記と日々よもやま話

ダンナのおじさんが白峰に山を購入。あれよという間に山小屋が建ち、畑が出来た。

ほむこちゃん受診のつづき

2010年03月18日 | がんばらない介護
人工骨頭手術を受けた病院以外での診察(障害者手帳変更のため)は無理ということで、仕事を休む覚悟で○赤病院に連絡すると、測定など時間がかかるので、午後1時に診てくれる事になった。これなら休まずに少し早めにあがらせてもらえばいい。指定された日(昨日)に介護タクシーの予約を取ってもらい、病院へ。母親のような症例は診断書を書くには難しいらしい。アルツハイマー症のため、指示が全く伝わらないので測定などは出来なかった。私とのやりとりでなんとか診断書を書いてくれた先生。昨日の受診日はちょうどグループホームの往診日にあたり、母親がいないと薬を処方できないし、後日診察に行かなければいけないそうで、時間に遅れないようにと職員さん達が心配してくれていた。でも、日頃の行いが良いせいか(?)往診時間に余裕で間に合い、お茶をご馳走になり、アトリエでひと休みも出来た。連休に東京へ行く前に母親の受診が終わり、気分もスッキリ!今日は休憩時間に障害者手帳の手続きに行ってくる。無事に済んでほんとによかった。

ほむこちゃんの受診

2010年03月08日 | がんばらない介護
母親の障害手帳を継続、更新するために診察を受け、診断書を書いてもらわなければならない。股関節骨折で手術を受けたのは○赤病院。しかし、外来受付は午前中だけなので、治療院の仕事を休まなくてはいけない。ダンナと私だけなので休むとなるとちょっとキビしい。受付予約を減らすしかない。なんとか手だてはないかと、休憩時間(12時半~15時半)に連れていけて、なおかつ金沢市障害認定医師をネットから探し、グループホーム近くの○が丘病院に聞いてみる。ここなら母親の車イスを押して行けると思い、グループホーム裏に電車石川総線の駅があるので利用できると思ったら、スロープがなく愕然・・。車イスが不便な環境をあらためて知る・・。○が丘病院に電話で事情を説明すると、データがないので手術を受けた○赤病院に行ってほしいと言われる。初診では無理ということだ。それでもめげずに○松病院に連絡してみると、あっさりOK。グループホームに介護タクシー(車イス用)を予約してもらい、土曜日に少し早めに仕事を上がらせてもらって○松病院に着くと、なんと受付で門前払い!どうも連絡した時の受付嬢が勘違いをしたようだ。確かに○が丘病院の時と違い、何も聞かれなかったし、予約の必要もないとまで言われ、ちょっと不安でもあった。しかし、なんとか時間の都合をつけて来られたのだから、すんなり引き下がれない気持ち。手足をバタバタして暴れたいところだった。気を取り直して、もう一度振り出しに戻り、仕事を休んで○赤病院の予約を取る事にしよう。あ~とっても疲れた・・。ダンナがお寿司を買って来てなぐさめてくれた。(半額になったのだけど)

ほむこちゃんの新しい仲間

2010年01月18日 | がんばらない介護
母親が入所しているグループホームの2階が満室(定員9名)になった。しばらく7人で、新入所者を受け入れる準備中だった。まず一人に入所してもらい、様子を見て他の入所者さんと職員さんらが慣れてきた頃にもう一人という感じ。最初の方は背が大きくて明るそう。要介護度は低いらしい。2人目の方は、要介護度は3か4って感じで、一人でずっと喋っていてかなりマイペース。(どちらも女性)この方の介護者は息子さんだけなようで、食事の時の介護エプロン(必要な方だけ)も普通のエプロンを用意されていて衣類がすぐ汚れてしまう。男性はなかなか介護用品が分からず、買いに行けないんだろうか?最近はホームセンターでも種類は少ないが置いてあるし、出来る限り用意してあげてほしい。なかなか食事時には見に来られないのかな・・。おととい土曜日に行った時、夕ご飯も早めに終えてパジャマに着替えてリビングルームに出てきた、入所者のヨネムラさんのお腹が目立つ。割と細い体つきなのでぷっくりと出ているお腹はなんだか妊婦のようだ・・。(え~~!?)
職員さん達「なんでか最近お腹出てきたよね。」
ヨネムラさん「そうや~。なんでやろ~。」
職員さん達「・・・もしかして男性と接触しとらんよね?」(笑)
ヨネムラさん「しとらんわいね~!いつするんやいね~!」(笑)
なんてちょっとエッチな会話も弾む、和気あいあいの雰囲気。ほんと面白いわ~!

ほむこちゃんのお母さん?

2009年11月11日 | がんばらない介護
先月10/31(土)は「ハンバートハンバート」のライブだったので、母親のところには前日の朝、出勤前に顔を出していたから、なんだか久しぶりな感じでグループホームに行く。夕ご飯は親子丼と長いもの酢の物とエノキ、薄揚げのお味噌汁。箸を使う時もあるが、この日は食べにくそうだったのでスプーンを出してもらう。スプーンだと箸よりは積極的に自分で食べてくれる。それでも完食するにはかなり時間がかかり、私が5時頃に行って6時過ぎる事もある。なので、全体に量を減らしてもらう事にした。私がいつものように食事の世話をしているところへ、入所者のオカダさんがやって来て、「あんたお母さんか?ねえさんか?」と言われ、若い職員さんアンリちゃん(19才!)と顔を見合わせて、「なんでいね~。娘やよ~。」と答えると、「そうか~。あの人が聞いてこいと言うもんやし~。」と、入所者のミナミさんを指して笑っていた。もう~脱力してヘナヘナになったけど面白いわ~!
写真は久しぶりに遭遇した虹子。グループホーム「レインボー」の1Fに住み着いている。愛想らしいけど触られるのはキライ。

ほむこちゃんのお仲間

2009年10月06日 | がんばらない介護
大体毎週土曜日の夕方5時頃に母親のグループホームへ行く。嚥下が困難になり、両手も震えたりしているので食事の介助をしている。お箸で食べる事も難しくなってきたので、スプーンを持たせているが、お箸と同様に器を叩いて遊んで(?)しまう。要介護3ぐらいまではあっという間に食べていたが、今では一番遅くなってしまった。なので、要介護1の元気な方々が心配して、「うまいか?」と母親の顔を覗き込みにやって来る。新しい入所者の方々は、母親がテーブルを叩いても文句を言わない優しい人ばっかりで、とてもありがたい。
上の写真は、夕ご飯後のお手伝い。モヤシのひげ根を取っているところ。手前がオカダさん。耳は遠いけどとっても元気!向かいに座ってるのがミナミさん。この前、オカダさんにお菓子をもらったお礼にとティッシュを1箱、風呂敷に包んであげていた。(でも、その事を忘れていた)この2人にあと2人元気な人が加わって、家事や炊事のお手伝いをしている。会話の内容もなかなか面白く、私が母親の世話をしているのを見て、「私も分からんようになったら、娘2人産んであるし、いいがにしてくれると思っとる。」とか、息子さん夫婦が帰られてから、「いつも息子が来た時に、今日は泊まらしてほしいと言いたいげんけど、また今日も言えんかったわ。」など、ホロッとするお話も。母親とはもう大分前から会話は出来ないので、このお仲間さん達とお話するのは楽しい。

ほむこちゃんの爪

2009年07月13日 | がんばらない介護
先週の土曜日は忙しかった。仕事の後でダンナの両親と奥卯辰山までお墓参り。その後、お義父さん(94才)のたっての希望で野々市の「もりもり寿司」へ。「ここのアワビが一番旨い!」と喜ぶお義父さん。ダンナは運転手なのでノンアルコールビール。お義父さんと私は生ビール(中)。ダンナやお義母さんが注文してるどさくさに紛れて、私は「のどぐろの炙り」を初めて注文。美味しかった~!で、もりもり寿司の後、セール中の「のっぽくん」へ。昼ビールで真っ赤な顔をしてたので会う人ごとに弁明してた私。そしてそのまま母親のグループホームへ。(余談ですが夜はカレー作ってから私だけライブへ)夕ご飯の途中だったので、職員さんと交代して食事の補助をする。昔はあっという間に食べていたのに、今は一番遅くなってしまった。食後の薬もなんとか飲ませ、何気に母親の足下を見ると、右足が裸足で親指にガーゼが巻いてある。職員さんに尋ねると爪が剥がれていたとの事。でも、もう痛みを感じなくなっているのでそんなに心配する事ではない。ついでに足の爪を切っておこうと裸足の右足を見ると、白癬菌でほんとにひどかった爪がすっごく綺麗になっていてびっくり!(大分前から白癬菌の薬は飲んでいない)左足の靴下を脱がせてみると、これまたすっごく綺麗に!職員さん達も驚きながら「ほむちゃんよかったね~!」と言ってくれた。ダンナに話すと、ダンナもびっくりしながら「十味排毒湯が効いとるんかも。」と言っていた。母親は前から顔のTゾーンが赤くなり、鼻の頭に吹き出物が出たりするので、ダンナの勧めで、漢方薬の「十味排毒湯」を続けて飲んでいる(4、5年かな)。そのおかげかどうかはなんとも言えないが、奇跡のようなものだ。こんなことってあるんだ。※この記事を書いているところへダンナが「十味排毒湯」の効用を書いた本を持ってきて、「水虫」の文字を指差し、「ほら、ちゃんと書いてあるやろ。」と言ってきた。ありがとうございまする。

ほむこちゃんの爪切り

2009年05月19日 | がんばらない介護
母親の爪は早く伸びるので、時々切ってあげている。もう無表情で黙ってテーブルをトントン叩いているだけだが、爪を切る時はちょっと緊張しているのが分かる。この前もリビングのテーブルで爪を切っていると、新しい入所者のキミちゃんがじ~っと見ていた。そして自分の両手の爪をしげしげと眺め、目があった私に「お願いします。」と両手を差し出した。キミちゃんの爪はキョンキョンに短くて切る必要はないのだが、職員さんが「うらやましいんやね。」と切ってあげる事に。このキミちゃん、要介護度はまだ低くしっかり会話も出来る。私が四苦八苦して母親に粉薬を飲ませていると、「なかなかむつかしいもんやろ~。」と何気に声を掛けてきて、ちょっとのけぞってしまった・・。しかし、家に帰りたいと落ち着きがなく、ウロウロするので転んで顔左半分に青あざを作っていた。痛かっただろうね。

ほむこちゃんのお勉強

2009年03月18日 | がんばらない介護
先週の土曜日、母親のグループホームへ行くと、いつもはむっつりとリビングのテーブルをトントンと叩いているが、ボールペン片手になにやら書いている。職員さんが母親の横で書き物をしていたら、黙ってボールペンを取ったらしい。なのでメモ用紙を与えたらす~っごく久しぶりに書き出したそうだ。ちなみに何を書いたのかというと・・

特にこだわって書いたのが「子」。これは自分の名前「芳武子」の子だと思われる。あとは、「ヨ」。これは私の名前「スズヨ」(ほんとは漢字です)のヨだと思われる。ちゃんと「仲谷」って名字も書いていた。(1コだけ)何故か「石川」、「原」ってのも書いていた。おもしろ~。母親の部屋がある2階の利用者さんが、暮れと3月早々に相次いで死去された。(合掌)あとお2人が入院中。なので現在は新しく入所された一人を含め計5人。定員は9人だが要介護5の人が多いので(母親含め3人)すぐには人数は増やせないそうだ。人が少なくなってちょっぴりさみしくなった2階だが、母親のテーブル叩きの文句がないのは娘としてはちょっと安心・・。

ほむこちゃんの介護認定

2009年02月06日 | がんばらない介護
母親は要介護4で、この前2年ぶりの介護認定の審査を受けた。グループホームに往診に来られている主治医の意見書が遅くて、ちょっとやきもきしたが、なんとかぎりぎりにケアマネージャーに手渡せた。で、この前審査の結果が郵送されてきた。ジャ~ン!とうとう最高の要介護5に!去年の5月に左股関節を骨折。人工骨頭手術をして、以前のように歩行出来なくなった事や、嚥下が困難になった等々の病状の進行のためだろう。土曜か日曜にグループホームに行くと、押し黙ってリビングのテーブルを両手でトントンと叩いている。(一応リズムがある)時々、利用者の男性に「うるせ。」と言われながらも叩いている。この前、母親の背中をすっぽり包むように抱きしめて帰ってきた。認知症になる前は、母親が疎ましくて抱きしめるなんて考えもつかなかった。今、自然に出来る事がうれしい。

ほむこちゃんの歯

2009年01月13日 | がんばらない介護
土曜日に母親のグループホームへ行くと、職員さんから「ほむちゃん歯が抜けたんです。」と聞く。大分前から右下でグラグラしてるのが気になっていた。でも、症状が進み、口も簡単に開けなくなっているし、歯ブラシもすぐに咬み、歯磨きするのも一苦労なので、歯医者さんに診てもらうのは諦めていた。(なので入れ歯じゃないんです)「飲み込まなくてよかった~。」と職員さんが言ってくれた。母親が歯磨きした後にくちゃくちゃと何かを咬んでいるので、おかしいと思って口の中を見ると、虫歯の処置をしたブリッジと歯が見つかったという事だった。わざわざその歯をとっておいてくれたので、見てみるとちょっとずさんな処置の仕方で、大昔の技術だからか、歯医者本人の問題なのか・・。歯は大事にしなくちゃね。(カラダもココロもね)

ほむこちゃんの受診後、キャンさんとランチ

2008年11月11日 | がんばらない介護
今日は母親の受診日。手術した左足とは逆の右足の腰下あたりにグリグリしたものが出来ていると、グループホームから報告があり、大して心配していなかったけど、念のため診てもらう事にした。治療院は休めないので、昔、母親の在宅介護時代にお世話になったキャンさん(現在は訪問ヘルパーの仕事をバリバリしている)の休日に無理を言ってお願いした。車イス用タクシーで病院へ同行し、診察も付き添ってもらった。私は仕事を終えてダッシュで病院に駆けつけ、帰りは母親の車イスを交代で押し、おしゃべりしながら帰ってきた。グループホームの職員さん達に、例のグリグリはそんなに心配するものではないと報告し、キャンさんとお疲れさんのランチをal(アル)でする。アルのランチは初めてのキャンさん感激してくれた。ご飯のおかわりが出来ると聞き、2人ともおかわりする気でいたが、満腹になってしまい出来ず。美味しかった~!

ほむこちゃんの筋トレ

2008年09月22日 | がんばらない介護
母親はかろうじてつかまり立ちは出来るものの、移動は車イス。なんとかゆっくりだが、自分で車輪をそろりそろりと動かして進む。途中、車イスの肘掛けを軽く叩いてリズムをとったり、何かの数を数えたりして、リビングの自分の席に辿り着くまで長い長い時間がかかる。職員さんや私が声かけしながら見守っている。骨折した左足はまだまだ固いままなので、一昨日もストレッチをしてきた。ダンナもたまにちゃんとしたストレッチを施してくれる。歩く練習用として歩行機も購入したが、腰が引けてしまい、なかなか立たせる事も危なっかしい。職員さんの負担も考えて、介助ベルトも購入し、一昨日装着してベッドから車イスの移動をしてもらったが、ベルトが安定せず上手く行かなかった。なので、ベルトなしのいつものやり方にしてもらった。色々と難しいけどなが~い目で見て行こう。

「がんばらない介護」のビジュアル担当、グループホーム「レインボー1」の虹子。久しぶりにお散歩帰りの虹子と玄関前で遭遇。しばし遊ぶ。でも、お尻をなでなでしたら嫌がって怒られた。

ほむこちゃん車イスで検診

2008年06月24日 | がんばらない介護
母親が骨折して入院し、先月26日に退院してから、初めての検診に行ってきた。今回はグループホームで手配してもらった福祉タクシー(車イスごと乗れる)を利用する。コンパクトで青い車体が可愛く、料金も通常に+500円とリーズナブル。病院に着き、レントゲン撮影と採血をするため、あちこち車イスを押して病院内を移動するが、人や物にぶつかりそうになり、なかなか大変だった。途中、同じグループホームの方も検診にいらしていて、初めて家族の方と色々お話できた。同じ立場の者として参考になる話が聞けたのがうれしい。最後に先生に診察してもらう時、久しぶりに笑顔を見せてくれた。母親はまだまだ歩くことは出来ないけど、少しづつ少しづつ頑張ってみよう。

ほむこちゃん無事退院

2008年05月27日 | がんばらない介護
車イスごと移動できる介護タクシーでグループホームに戻った母親。職員さんたちが、「ほむちゃん!おかえり!」と喜んで迎えてくれたのがうれしかった。着いてしばらくはぼ~っとしていた母親だが、職員さんが一生懸命話しかけてくれるので、だんだんとオウム返しでもあれこれ言うようになってきた。やっぱり暮らしていたところだし、ちょっぴりでも思い出してくれただろう。入院中、髪が伸びてボサボサになっていたので母親の部屋でパパッとカットして、すっきりしてもらう。「ほむちゃん歩けるようになるよ。きっと!」と言ってくれた職員さんの言葉が力強かった。