書き下ろし1編の他はスニーカー文庫に収められていた
短編を再録した乙一の短編集。作者あとがきによれば、
元々「ライトノベル」というジャンルで出版された物語を
一般向けに装丁を変えて出版するのは、「ある種の敗北」
らしい。確かに、角川文庫の「失踪ホリディ」とか、
「さみしさの周波数」は、表紙の絵を見て買うのを躊躇
してしまった私ですが(そのくせ、大原まりこ「タイムリーパー」
とか、梶尾真治の「エマノン」シリーズは平気(^^;)、
そんな私には、今回の再録は、極めてありがたいことです。
そして、十分楽しめました。
もう一言、装丁がすばらしい。
それにしても、作者後書きが、以前読んだ、キングの自伝と
なぜかかぶってしまう。
<200503>
短編を再録した乙一の短編集。作者あとがきによれば、
元々「ライトノベル」というジャンルで出版された物語を
一般向けに装丁を変えて出版するのは、「ある種の敗北」
らしい。確かに、角川文庫の「失踪ホリディ」とか、
「さみしさの周波数」は、表紙の絵を見て買うのを躊躇
してしまった私ですが(そのくせ、大原まりこ「タイムリーパー」
とか、梶尾真治の「エマノン」シリーズは平気(^^;)、
そんな私には、今回の再録は、極めてありがたいことです。
そして、十分楽しめました。
もう一言、装丁がすばらしい。
それにしても、作者後書きが、以前読んだ、キングの自伝と
なぜかかぶってしまう。
<200503>