ちょっと(若しくはカタリコベヤ)

ちょっとした事のメモみたいな物。
妄想を追加中。

葉桜の季節に君を想うということ:歌野晶牛

2004年04月30日 13時01分07秒 | Books
久しぶりに「やられた!」と
唸らずにいられなかった。
で、無性に、誰かに話したくて
仕方なくなるんだが...

やっぱり止めておこう。

一応、配偶者には勧めましたが、
ついに、読みませんでした。

冒頭の描写から、「なんだこれは」と思って、
読むのを止めようかと思う人もいるかも
知れませんが、是非とも、先に進んでください。
タイトルから、冒頭の描写から、何から何まで、
伏線ですから。覚悟して読みましょう。

アマゾンで購入

2004/02

マグノリア

2004年04月29日 17時28分33秒 | Cinema
「偶然の重なりで、映画みたいなドラマが始まる。」
っていう映画。
3時間もある映画だが、それぞれの俳優さんの演技に
見入ってしまって、長さを感じない。アクションとか
ストーリーで見せるんじゃなくて、演技で目が離せない
んだから、個々の俳優さんは相当いっちゃってる。
トム・クルーズも"Respect the cock, and tame the cunt!"
(訳は止めときます。知りたい人はDVDをどうぞ)

警官ジムがミーティングのシーンで持っているのが、
モールスキンの手帳らしい。
FAB STYLEのページを見たのが、この映画を
選んだ一つの理由だったが、1シーンだけなので、
ちょっと残念。

顔:横山秀夫

2004年04月28日 08時13分45秒 | Books
テレビドラマ化したされたイメージが先にあって
(見てはいないのだけれども)、小説とのギャップで、
もうひとつピンと来ないうちに、読了という感じであった。

警察という組織の中で、苦悩する女性警官というのが、
作家「横山秀夫」に似合っていないのかもしれない。
他の作品での男同士の競争とか、諍いとかは、比較的
素直に読めるのに...

乃南アサの音道貴子シリーズとか、柴田よしきの緑子
シリーズの方が、おもしろいよねぇ。

マトリックス-レボリューション

2004年04月27日 07時56分02秒 | Cinema
職場の帰国子女のOちゃん曰く、
「『なんだこのやろーー、金返せ』ですよ」
と文句言っていたこの映画。
私には、SF味が3部作中もっとも濃くて、
満足だったのだけど。

Oちゃんに不評の理由は、おそらく、
*肉体的格闘場面が少ない(かもしれない)。
*なんか、ウニみたいなのが出てきて気持ち悪い。
*アーキテクトかなにか知らんが、結局どうなったか
わからん。

まあ、分からないところを考えるところが、よいので
あって。

いずれにしろ、「機械と人間の戦いもの」のお話は、
難解にならざるを得ないのかも。

クレオパトラの夢:恩田陸

2004年04月26日 19時26分38秒 | Books
作家恩田陸は、確か、学生時代に軽音楽部に入っていて、
サキソフォンを吹いていたらしい。そのせいか、小説の
タイトルに、JAZZの名曲が使われていることがある。

この本も、そんな一つ(と思われる。)で、曲は、
バド・パウェルの有名なナンバー。
で、タイトルと小説の内容が、こじつけたように
思えるのもいつものことかもしれない。

この本の夢は、クレオパトラならぬ科学者の追及する
あるもので、自衛隊なんかもからんできて、ハラハラ
どきどきの大活劇...にはならなくて、見送りにき
た知人をほったらかして、楽しくしゃべっている恋人
たちという、ある意味腹立たしい終わり方をしていま
すが、それはそれで、恩田陸の描く家族が好きな私は、
結構気に入っています。

スカイハイ2:TV版

2004年04月26日 07時55分13秒 | TV Shows
第1シーズンを見ていない私にとっては
(正確には、森本レオが登場した時の一部は
みたけども)、なぜ、彼が登場してるのか?が
よく分からなかった。人に聞けば、別人ということ
で、納得。ついでに、第1シーズンとの関連も
あまりなさそうということにも納得。

それぞれのエピソード毎に、監督が異なるからか、
設定にあれ?と思うようなところがあって、
突っ込みどころは数多いのだろうけど、
「イズコ」のコミカルな場面は、なかなか
よかった。(大地君とのカラミシーン等)
エンディングのGLAYの曲も、名曲かな?


インディ・ジョーンズ 最後の聖戦

2004年04月24日 15時49分18秒 | Cinema
2人のジョーンズ博士が登場し、親子の役柄としてほほえましい
シーンの連続。モールスキンのノート(と言われている)とか、
万年筆が意外と活躍。
古い映画なので、特撮とか、今から見ると「う~~ん」という
ようなところもあるけど、ショーン・コネリーが、いいですねぇ。

レイン・レインボウ:加納朋子

2004年04月23日 07時25分00秒 | Books
帯からは、単純な青春小説かと思ったが、
「水玉模様」の片桐陶子さんの物語でした。
前作のなんとなく3頭身キャラが、等身大で
登場!という感じ

残念なのは、陶子さんのソフトボール仲間が、
明るくて、責任感の強いキャプテン・陶子さん
が地味に見えること。(でも、ちゃんと最後には、
主役やってます。)
「萩くん」との仲も少しは、進展しそうで安心。

伏線もあって、ちゃんとミステリしてます。

同じく女性のミステリ作家の若竹七海「スクランブル」と
読み比べるとおもしろいかも。

グッド・ウィル・ハンティング

2004年04月22日 20時49分31秒 | Cinema
韓国出張の際、ホテルで見たわけだが、最初はとにかく、
「マット・ディモンが出てるなぁ、何だっけこの映画~」
という感じ。しかも、途中で、ニュースに変わったので、
結末が分からない。"Stay with us"とか言っていたのに、
映画は帰ってこなかった...
(AFNという多分韓国に駐留している米国兵向けのチャンネル
だと思う。)
何がすごいって、マット・ディモンの早口。これ暗誦できたら、
すごいでしょう。DVD借ります(結末も知りたいし)

朝霧:北村薫

2004年04月18日 13時56分33秒 | Books
文庫版。
表紙はハードカバーと同じ、高野文子。
「私」も小さな出版社に就職し、この本の中でも
あっという間に2年が経ってしまう。親友の「江美ちゃん」
にも子供ができたし、「正ちゃん」も、どこか、お土産屋
の若主人と怪しい。みんなの予想は「私」にも、次の単行本
では、婚約、結婚という流れになって...
となると、結婚後の姓は、明らかになるわけでしょうか?