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2017-04-10 12:07:35 | 日記

自分はもういい歳なのに人前で話す時に過剰に緊張する、いわゆる「あがり症」だ。

対人恐怖症もあると思う。そして高所恐怖症である。

子供の頃からそうだった。

小学生5年生の頃にはその自覚がたしかにあった。

しかし振り返ってみて今日まで、自分の人前で話す経験はたしかに少ない。

よく言われるように経験不足が理由なのだろうか?


そもそも「緊張」とは一体何なのだろう?

緊張すると、心臓がドキドキし、赤面する。

自分もすぐ顔が赤くなる。

他にも身体が強張り、指先が冷たくなったり胃が痛くなったり。

どうしてこのような症状が出るのだろう?

これは信じられないかもしれないが、動物としての本能が反応しているらしいのだ。

動物としての本能、それは「逃走」か「闘争」。

「逃走」は天敵などに襲われた時に一目散に逃げることで、「闘争」とは獲物を今まさに

捕獲しようとすることだ。

でも未だに未開発の地域で暮らす先住民族ならともかく、現代の文明社会で暮らす多くの人は

そんな必要はないのだから、過剰に緊張するのはやはりおかしいのではないか?

これがよくよく考えてみるとおかしくないのだ。

人間は今からおよそ700万年前に今のチンパンジー、ボノボ族の共通祖先と枝分かれして生まれた

のがわかっている。

それから猿人、原人、今の私達新人の直接の祖先ではないが旧人を経て現代に至っている。

農耕が始まり文明生活をするようになったのはわずか1万年前ぐらいのことだ。

それまで人間は何百万年も狩猟採集生活をしていた。

そう考えると人間が現代社会に完全に適応出来ていなくても不思議ではない。

ちなみに我々新人ホモ・サピエンスは、今から15~20万年前にアフリカ大陸で原人から枝分かれし、

5万年前にアフリカ大陸を出て世界中に散らばったと考えられている。

新人の時代で考えても文明社会は1割にも及ばない。


こう考えると過剰に緊張するのはおかしいことではないと思う。




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