80年代にウェルター級で活躍したアメリカのボクサー。
アマチュアで数々のタイトルを獲得、ロス五輪でも金メダル
を獲得し鳴り物入りでプロ入りしている。
順調に勝ち進みWBAタイトルを獲得するが曲者のマーロン・
スターリングに負けタイトルを失う。
しかし2年後の空位決定戦で再び王座を獲得するとアーロン・
デービスに負けるまで4度防衛。
この防衛戦の中には来日した尾崎冨士雄戦も含まれる。
この試合は高校生の時に期待して観ていたのを覚えている。
試合は尾崎選手が目の上をカットし早々とストップされてしまう。
終盤弱いブリーランドだけに、序盤は何とかやり過ごして後半
勝負に持ち込めば期待が持てたのだったが。
ブリーランドは典型的な速攻型で、早い回で倒せないと判定まで
もつれる試合が多かった。
67キロで身長が188センチもある。
長身から矢継ぎ早に打ち下ろすパンチは早く強かったが、打たれ
弱くやスタミナの無さが弱点だった。
タイトルを失ってからも数試合しているが意外に早く引退した。