大悪を大善へ。１４

先日、母が、
被災者の方々を、
北海道でも、仮設住宅や
空室の公営住宅などで、
受け入れているというニュースを、
テレビで見ていて、
こんなことを言っていました。

「屋根と壁だけ用意したって、
布団も、電化製品も、
ストーブも無い部屋で、
いかにも、“してやってる”
って感じで、どういうつもりなんだろ。

部屋は貸してやるから、
電気代も灯油代も、
自分で払え、ってことなのかな。」

確かにね。

政治家や行政に携わる人間が、
「自分が被災者としてここに
住むとしたら」と考えたら、
自ずと、何が必要かがわかるはずですよ。

そういう、想像力が無いところが、
ある程度のことはやってくれてるけど
なんだか他人事のように映るんですよね。