スザクがセクハラ騎士になっております。それでも大丈夫な方は先にお進みください。
俺が触れるたびに、愛しい姫君が恥ずかしそうに体を震わせている。
真っ白な肌は耳や首まで真っ赤に朱に染め上げて、羞恥に堪えかねる様を見ていると、もっとそれだけで募らせて、いじめてしまいたくなる。
ルルーシュ殿下の細い指先は縋るように俺の腕にかけられていて、体が弛緩するたびに力が入ってしまうらしく、俺の腕に小さな爪痕を作った。
でも、それは俺がルルーシュ殿下の物だと言う証のようで、幸福な気持ちに満たされて、口の端が上がってしまうのを止めることが出来なかった。
「んく…やぁ…スザ…ク…」
「嫌って…殿下が胸を大きくされたいとおっしゃったんですよ。だから、自分が協力してこうして触れているんじゃないですか。揉むと大きくなるらしいので」
後ろから動けないように、しっかりと抱えこんで、形の良いつつましやかな胸に触れる。
パジャマのシャツをすべて脱がせた状態で、小さな苺を散りばめたブラジャーごしに触れる胸は、本当にあるかないかの小ささで、少しでも力を入れて触れたら痛がってしまいそうだ。
実際はそんなことはなく、感じやすい体は少しその肌に指を這わせただけで、体を震わせるのだけれど。
下着の上から胸の飾りを指でなぞれば、布越しで触れているのでも感じてしまっているらしく、甘い吐息が唇から零れた。
「やぁ…」
本当は嫌でないくせに、ルルーシュ殿下は羞恥からか、俺が触れるたびに嫌だ嫌だと繰り返す。
本当に嫌か?と問えば、最終的には違うと答えてくれるけど、やっぱり嫌だと言われたら悲しいし不安もある。
本当は嫌だけど、俺を傷つけたくないから、やっぱり嘘をついているじゃ…とか。
「本当に…嫌…?」
耳たぶを甘噛みしながら、舌先で綺麗に整った耳の形を楽しむように舐め上げる。
すると、ルルーシュ殿下は小さく首を横に振った。
「嫌じゃない…嫌じゃないけど…」
ルルーシュ殿下は、喉をひくんと鳴らして、ゆっくりと振り返る。
俺を見上げる紫水晶のような大きな澄んだ瞳は雫をたたえて、それは不安げに揺れていた。
殿下に触れる俺の手に、彼女の細い手が重ねられて、それは本当に俺に縋っているようで、きゅっと力を込められた。
「男は胸が大きい方が好きだって聞いたんだ…だから…スザクもそうかもしれないって思って…俺も大きくしないとって思ったんだ…。でも、これは俺の問題だから…スザクに協力してもらうのは情けなくて申し訳なくて…」
殿下は泣かないようにしているのか、唇を噛み締めた後、きゅっと唇を引き結んだ。
俺のために何ていじらしいんだろう、と泣いてしまいそうな殿下に申し訳ない気持ちもあったものの、笑み崩れてしまいそうだった。
俺のために可愛らしい小さな胸を痛めていたなんて…俺はなんて幸せ者だろうか。
俺にとっては、殿下が大きかろうと小さかろうとまったく気にならないのに。
大きくても小さくても、それが殿下のものだったら、俺はそれが好みなのに。
「殿下…」
少し体を離して、向かい合わせになるように体を反転させられば、瞳の合ったルルーシュ殿下は気まずそうに視線を逸らす。
「殿下だったら、自分は何でも好みなんですから、そんな悲しい事は言わないでください」
殿下が好きだと言ってくれる優しい笑顔で、俺は彼女のブラの肩ヒモを落としていく。
慌ててそれが落ちないようにと、殿下が胸元に腕を回したけれど、俺は軽く手で制して、目の前に現れた小さな胸を視界に入れて堪能する。
赤く熟れる小さな胸の飾りがつんと立っていて、ちゃんと感じていることが主張されていた。
「馬鹿、見るなよ…」
恥ずかしい、恥ずかしいと何度も首を振って、俺の腕の中から逃げようと必死にもがくけれど、俺と彼女の力の差は歴然だ。
「可愛いから駄目です」
にこやかに微笑んで断言すると、殿下はわたわたと慌てて、赤くなって口をぱくぱくさせる。
動転してしまっているのが、手に取るようにわかって、どうしようもなく可愛くて愛しい。
「今日は、殿下が胸のことなんて気にしなくて良いように、たくさん愛を込めて寝かせないって決めましたから。自分はあなただったらどんなでも愛しています」
「え、あ、う…」
ボンっと大きな音をたててもおかしくないだろうくらいに、手まで赤くさせて、殿下はもう言葉さえまともに紡げないみたいだ。
すっかり動揺してしまっている姿は、可哀想だけれど、とても可愛くて、もっと赤くしてしまうだけだとわかりつつも、堪らずに愛らしい唇に口付ける。
空いてしまう手は、愛しい人の胸の上に置いて、そっと指で突起をなぞったり、摘んだり。
「ふぁ…ス…ザク…」
キスの合間に、俺の名前を甘えるようなねだっているような、そんな甘い声で呼んでくれる。
折れてしまいそうな細い腕は、俺の首へと伸ばされて、それは緊張しているのか、少し震えていた。
何度もキスを交わしながら彼女が怯えないように様子を見ながら舌を絡めたり、胸をいじっていると、殿下の足ががくがくと震えて段々と力が抜けてきているのがわかって。
俺はその細腰へと腕を回して、倒れないように体を支えた。
「殿下…」
ベッドに行きましょうね、とお姫様抱っこで抱き上げれば、こくんと素直に頷かれる。
視線は下に向けてしまっていて、漆黒の艶やかな髪の隙間から覗く耳も朱に染められて、殿下は今も恥ずかしさでいっぱいみたいだ。
「あ、確か、今日は殿下のあの日でしたよね?」
「あの日って…?」
顔を少しだけ上げて、殿下は眉を下げてわからないと首を傾げる。
幼いような拙い動きで首を傾げた様子は、俺しか見れない特権だ。
殿下は、仲の良いご兄弟の方々にも、こうした姿は見せようとしないからだ。
「確か、排卵日でしたよね?」
「は、排卵日…!?」
「はい」
「ははは、排卵日って!え、っと、いや、それはともかく、どうしてそんなこと知って!?」
「殿下の体の事でしたら、殿下以上にわかっていますから」
信じられない!、と真っ青になったり、赤くなったりする殿下。
でも、殿下の体のことは、殿下以上にわかるんだから、しょうがない。
毎日触れているんだから、体の体温の感じや、体の変調まで事細かにわかるつもりだ。 「せっかくですから、今日は言った通りに寝かさないだけじゃなくて…子供も作ってみましょうか?自分が、殿下とそれくらいまでに真剣に将来を考えるくらいに、あなたを好きだって言う事がわかるでしょう?それくらいまで好きだって伝えられたら、胸の事とか気にするなんてもう馬鹿なことは考えないで良いでしょうから」
自分でも爽やかだろうと思えるくらいの笑みを作れば、殿下はもう何も言えない。
顔を赤くして、頷くだけ。
「それに子供が出来たら、今は自分と殿下の仲はご兄弟の方々には認めていただけていませんが、認めずにはいられないですよね」
「馬鹿…」
殿下は、ぷいっと拗ねたように視線を逸らしたけれど、照れ隠しだって言うのはもうわかっている。
ずっとお仕えしてきた愛しい殿下のことなんだから、わかるに決まっている。
照れる姿もまたたまらなく可愛くて。
その日、殿下が泣いて許しを求めて、なかなか離してあげられなかったのは、言うまでもない。
何か、エロエロで、セクハラ騎士スザクですみません、すみません…。
お友達の家に泊まりにいって、何となく浮かんだネタで、携帯でぽちぽち打っていて、ようやく完成しました…!
ちなみに、このスザルルはお付き合いはしてますが、まだ結婚はしてません~。
でも、それにしても、何て言うか…スザクってば排卵日まで知っているのか…と思ったら、とんでもない騎士だなと思いました…。
すみません、私が書いたスザクでした…。
俺が触れるたびに、愛しい姫君が恥ずかしそうに体を震わせている。
真っ白な肌は耳や首まで真っ赤に朱に染め上げて、羞恥に堪えかねる様を見ていると、もっとそれだけで募らせて、いじめてしまいたくなる。
ルルーシュ殿下の細い指先は縋るように俺の腕にかけられていて、体が弛緩するたびに力が入ってしまうらしく、俺の腕に小さな爪痕を作った。
でも、それは俺がルルーシュ殿下の物だと言う証のようで、幸福な気持ちに満たされて、口の端が上がってしまうのを止めることが出来なかった。
「んく…やぁ…スザ…ク…」
「嫌って…殿下が胸を大きくされたいとおっしゃったんですよ。だから、自分が協力してこうして触れているんじゃないですか。揉むと大きくなるらしいので」
後ろから動けないように、しっかりと抱えこんで、形の良いつつましやかな胸に触れる。
パジャマのシャツをすべて脱がせた状態で、小さな苺を散りばめたブラジャーごしに触れる胸は、本当にあるかないかの小ささで、少しでも力を入れて触れたら痛がってしまいそうだ。
実際はそんなことはなく、感じやすい体は少しその肌に指を這わせただけで、体を震わせるのだけれど。
下着の上から胸の飾りを指でなぞれば、布越しで触れているのでも感じてしまっているらしく、甘い吐息が唇から零れた。
「やぁ…」
本当は嫌でないくせに、ルルーシュ殿下は羞恥からか、俺が触れるたびに嫌だ嫌だと繰り返す。
本当に嫌か?と問えば、最終的には違うと答えてくれるけど、やっぱり嫌だと言われたら悲しいし不安もある。
本当は嫌だけど、俺を傷つけたくないから、やっぱり嘘をついているじゃ…とか。
「本当に…嫌…?」
耳たぶを甘噛みしながら、舌先で綺麗に整った耳の形を楽しむように舐め上げる。
すると、ルルーシュ殿下は小さく首を横に振った。
「嫌じゃない…嫌じゃないけど…」
ルルーシュ殿下は、喉をひくんと鳴らして、ゆっくりと振り返る。
俺を見上げる紫水晶のような大きな澄んだ瞳は雫をたたえて、それは不安げに揺れていた。
殿下に触れる俺の手に、彼女の細い手が重ねられて、それは本当に俺に縋っているようで、きゅっと力を込められた。
「男は胸が大きい方が好きだって聞いたんだ…だから…スザクもそうかもしれないって思って…俺も大きくしないとって思ったんだ…。でも、これは俺の問題だから…スザクに協力してもらうのは情けなくて申し訳なくて…」
殿下は泣かないようにしているのか、唇を噛み締めた後、きゅっと唇を引き結んだ。
俺のために何ていじらしいんだろう、と泣いてしまいそうな殿下に申し訳ない気持ちもあったものの、笑み崩れてしまいそうだった。
俺のために可愛らしい小さな胸を痛めていたなんて…俺はなんて幸せ者だろうか。
俺にとっては、殿下が大きかろうと小さかろうとまったく気にならないのに。
大きくても小さくても、それが殿下のものだったら、俺はそれが好みなのに。
「殿下…」
少し体を離して、向かい合わせになるように体を反転させられば、瞳の合ったルルーシュ殿下は気まずそうに視線を逸らす。
「殿下だったら、自分は何でも好みなんですから、そんな悲しい事は言わないでください」
殿下が好きだと言ってくれる優しい笑顔で、俺は彼女のブラの肩ヒモを落としていく。
慌ててそれが落ちないようにと、殿下が胸元に腕を回したけれど、俺は軽く手で制して、目の前に現れた小さな胸を視界に入れて堪能する。
赤く熟れる小さな胸の飾りがつんと立っていて、ちゃんと感じていることが主張されていた。
「馬鹿、見るなよ…」
恥ずかしい、恥ずかしいと何度も首を振って、俺の腕の中から逃げようと必死にもがくけれど、俺と彼女の力の差は歴然だ。
「可愛いから駄目です」
にこやかに微笑んで断言すると、殿下はわたわたと慌てて、赤くなって口をぱくぱくさせる。
動転してしまっているのが、手に取るようにわかって、どうしようもなく可愛くて愛しい。
「今日は、殿下が胸のことなんて気にしなくて良いように、たくさん愛を込めて寝かせないって決めましたから。自分はあなただったらどんなでも愛しています」
「え、あ、う…」
ボンっと大きな音をたててもおかしくないだろうくらいに、手まで赤くさせて、殿下はもう言葉さえまともに紡げないみたいだ。
すっかり動揺してしまっている姿は、可哀想だけれど、とても可愛くて、もっと赤くしてしまうだけだとわかりつつも、堪らずに愛らしい唇に口付ける。
空いてしまう手は、愛しい人の胸の上に置いて、そっと指で突起をなぞったり、摘んだり。
「ふぁ…ス…ザク…」
キスの合間に、俺の名前を甘えるようなねだっているような、そんな甘い声で呼んでくれる。
折れてしまいそうな細い腕は、俺の首へと伸ばされて、それは緊張しているのか、少し震えていた。
何度もキスを交わしながら彼女が怯えないように様子を見ながら舌を絡めたり、胸をいじっていると、殿下の足ががくがくと震えて段々と力が抜けてきているのがわかって。
俺はその細腰へと腕を回して、倒れないように体を支えた。
「殿下…」
ベッドに行きましょうね、とお姫様抱っこで抱き上げれば、こくんと素直に頷かれる。
視線は下に向けてしまっていて、漆黒の艶やかな髪の隙間から覗く耳も朱に染められて、殿下は今も恥ずかしさでいっぱいみたいだ。
「あ、確か、今日は殿下のあの日でしたよね?」
「あの日って…?」
顔を少しだけ上げて、殿下は眉を下げてわからないと首を傾げる。
幼いような拙い動きで首を傾げた様子は、俺しか見れない特権だ。
殿下は、仲の良いご兄弟の方々にも、こうした姿は見せようとしないからだ。
「確か、排卵日でしたよね?」
「は、排卵日…!?」
「はい」
「ははは、排卵日って!え、っと、いや、それはともかく、どうしてそんなこと知って!?」
「殿下の体の事でしたら、殿下以上にわかっていますから」
信じられない!、と真っ青になったり、赤くなったりする殿下。
でも、殿下の体のことは、殿下以上にわかるんだから、しょうがない。
毎日触れているんだから、体の体温の感じや、体の変調まで事細かにわかるつもりだ。 「せっかくですから、今日は言った通りに寝かさないだけじゃなくて…子供も作ってみましょうか?自分が、殿下とそれくらいまでに真剣に将来を考えるくらいに、あなたを好きだって言う事がわかるでしょう?それくらいまで好きだって伝えられたら、胸の事とか気にするなんてもう馬鹿なことは考えないで良いでしょうから」
自分でも爽やかだろうと思えるくらいの笑みを作れば、殿下はもう何も言えない。
顔を赤くして、頷くだけ。
「それに子供が出来たら、今は自分と殿下の仲はご兄弟の方々には認めていただけていませんが、認めずにはいられないですよね」
「馬鹿…」
殿下は、ぷいっと拗ねたように視線を逸らしたけれど、照れ隠しだって言うのはもうわかっている。
ずっとお仕えしてきた愛しい殿下のことなんだから、わかるに決まっている。
照れる姿もまたたまらなく可愛くて。
その日、殿下が泣いて許しを求めて、なかなか離してあげられなかったのは、言うまでもない。
何か、エロエロで、セクハラ騎士スザクですみません、すみません…。
お友達の家に泊まりにいって、何となく浮かんだネタで、携帯でぽちぽち打っていて、ようやく完成しました…!
ちなみに、このスザルルはお付き合いはしてますが、まだ結婚はしてません~。
でも、それにしても、何て言うか…スザクってば排卵日まで知っているのか…と思ったら、とんでもない騎士だなと思いました…。
すみません、私が書いたスザクでした…。
ナチュラルに黒いし…
そして、この頃は私がスザクを書くと、白くならずにナチュラルに黒くなってしまう模様です。
私の潜在意識がスザクを黒くしてしまうのでしょうか!?