「よし、良い出来だ」
朝食で作ったスープをスプーンで掬って、味見をすると今日もその出来の良さに笑みが崩れる。
これなら姉上もスザクも満足してくれるだろう。
私が毎日、二人がとても美味しいと言う料理出すもんだから、姉上はもちろんのこと5年前から私の料理を食べ始めたスザクまで相当舌が肥えていっている。
私の料理は何でも美味しいと言ってくれる二人だけど、やっぱり心から美味しいと感じるものを食べさせてあげ . . . 本文を読む
「へ~そんなことがあったんですか!」
『うん、何か僕も面白くて笑っちゃった』
現在、ルルりんとして電話越しのスザクと対話中。
ベッドに座りながらスザクの優しい声に耳を傾け、その声に自然と頷く。
邪魔者のC.C.は部屋から追い出して、俺は一人でスザクとの電話で幸せに満たされていた。
俺たちは気持ちを通じ合わせて付き合い始めてから、お互いに仕事で忙しい中でも、出来る限りは連絡を取りたいと、 . . . 本文を読む
この小説はスザクが女の子です。そして、ルルが男の子です。でもルルは絶対的に受けです。体力も何もなくて、痴漢にあったらスザクに助けられてしまうような男の子です。
そんな女の子スザクとへたれルルーシュのお話で平気な方だけ先にお進みください。
俺の幼馴染みの枢木スザクは腕っ節が強く、俺なんかよりも男らしかった。
初めて会った時には、会ったばかりの俺に、俺の嫁に来い!!と男の俺にそんなこと . . . 本文を読む
このお話は、空の軌跡1・2女の子の主人公と相手の男の子をスザルルパロで書かせていただいた作品です。
前回書かせていただいた空の軌跡3のパロ「僕の名前を呼んでくれる君」とは別のスザルル話です。
元々空の軌跡3と空の軌跡1・2は主人公が違うのでこの話のスザク×女の子ルルと「僕の名前を呼んでくれる君」のスザク×女の子ルルも別の人間になります。
ちなみに、「僕の名前を呼んでくれる君」には結構魔法みたいなも . . . 本文を読む