スザルル←ジノで大変ジノが報われないお話になっております。
そして、少しだけ血が出てきますので、そういうものが苦手な方はスルーしてください><
つい最近、ジノと言う友人(?)が出来た。
出会いはスザクからの紹介だ。
出会いのきっかけは、俺とスザクが放課後デートにアッシュフォード学園の側の公園にあるクレープの屋台で苺と生クリームのクレープを買っている時だった。
その時にに、ジノが俺たちを見つけて駆け寄ってきたんだ。
『お、スザクじゃないか!そして、その美人さんは誰だ?』
初対面のジノは気さくに人懐こい笑顔を浮かべながら、スザクに声をかけてくるまでは普通だったが、そこからが普通でなかった。
友人を見かけたら声をかけるのは普通だろう。
だが、躾のされていない人懐こい大型犬のように出会ったばかりの俺に突然後ろから飛びかかり、しがみついてきたのだ。
友人のスザクに抱きつくなら(本来ならスザクにも抱きついてほしくないが)まだわかる。
けれど、抱きついてきたのは初対面の俺相手だ。
出会った瞬間からベタベタしてくるジノの暑苦しさと馴れ馴れしさに、胸がもやもやと嫌な気分になり、自然と表情も険しくなる。
自分でも眉を寄せて不機嫌だなと理解し、険しくなる瞳で睨み付けるものの、ジノはあっけらかんとして笑顔を浮かべたまま、さらに俺を抱き締める腕に力を込めるだけだ。
その後すぐにスザクがジノを地面に這いつくばらせる勢いで殴り倒して、気絶させたため事なきを得たが、あんなに殺気全開で相手を血塗れにするスザクは滅多に見ないため、驚いた。
普段俺に対しては穏やかに優しく細められる瞳が、ああ言う風に険しくなるのもかっこ良かったな…。
俺のために怒ってくれるスザクは、何と言うか…すごくドキドキする。
思い出したらまたドキドキしてきた…恥ずかしいから、ここでのろけるのは止めておこう。
とりあえずこんな感じで、気絶したままのジノを一つ下のスザクの友人だと紹介されて。
倒れたままのジノをスザクはそのまま放置しても良いと言ったが、俺はそうするわけにもいかないと思い、スザクにベンチまで運ばせて起き上がるまで側にいた。
そして気が付いたジノに改めて自己紹介をされて、俺もジノと友人(?)になったのだった。
「こんにちは、ルルーシュ先輩ー!やっと見つけました!」
「ジノ…お前は相変わらず馬鹿みたいに元気だな…。だが、ここは職員室なんだから静かにしろ」
学校での一時間目と二時間目と中休み中に職員室に呼び出されたスザクに付き合って職員室の中の入り、入り口辺りであいつの用事が終わるのを待っていた。
すると、職員室の戸を開き中に顔を覗かせたジノも中に入り、側まで寄ってきた。
ジノは相変わらず人懐こい犬のようにキラキラした瞳で、犬の耳が見えるような錯覚さえおこさせる。
しっぽがあったらきっとはち切れんばかりに振っていただろう。
まあ、しっぽの代わりに日の光のようにキラキラと輝く金色のみつあみを揺らしているけどな。
ジノは初めて出会った次の日から、時間を作ってはこうして俺の顔を見に来るようになった。
新しく出来た友人である俺と早く仲良くなりたいと言ったところなのか?
けれどスザクは相変わらずジノに目くじらをたててルルーシュに近寄るなと言い、俺に対しても耳にタコが出来るほどに極力ジノに近づくなと訴えてくる。
ジノの馴れ馴れしさは俺も余り好まないため、それでスザクもそう言ってくれているのもわかるけれど、一応ジノは友人なのだからその友人を大切にしてほしい気持ちもある。
俺のためにスザクの交友関係を狭めたくはない。
交友関係を広げておけば、何かあった時にスザクの助けになるかもしれない。
俺がスザクを助けてやるのが一番だし、スザクが俺以外に助けを求めるのも癪だが、いつも俺が傍にいられるわけでもない。
そのためにもスザクには人と人の繋がりを大事にして、その助けを借りることも覚えてほしんだ。
だから、スザクの気持ちも過保護も嬉しいが、どうしたものやら…と言ったところだ。
さっきもスザクは俺に、ジノが来るかもしれないから気をつけてと言い残して、教師の話を聞き入ったくらいだ。
スザクは教師に補習の話を聞いていて少し離れた場所にいるが、俺の隣にいたらきっと即座に血の雨が降っただろう。
それくらいにスザクの俺が関わった時のジノへの対応はきつい。
この前もスザクは俺に声をかけてきたジノに対し排除した。
排除と言う言葉があうほどにスザクはズタボロにされたんだ。
ジノの顔も服もみつあみも原型を留めていなかった。
ちなみにスザクはジノをボロボロにしたが、俺には優しく心配する声は忘れずにかけてくれた。
あの時は、俺への思いやりを忘れずにいてくれるスザクに胸を焦がすばかりだった。
話はずれてしまったが、流石にこれはジノが哀れに思えた出来事だった。
同時にスザクの愛をひしひしと感じられた素晴らしい出来事でもあったけれども。
「酷いな~私はちゃんとこんにちはって挨拶をしたのに、開口一番にそれですか」
「安心しろ。元気だと褒めてやっている」
ジノはそうかもしれないですけど、俺の言葉に同意をしながらも、やはり不服なのか唇を尖らせている。
まるで子供みたいじゃないか。
犬とか子供みたいに思っている分には、ただジノは人懐こくて、微笑ましくて良いかもしれないな。
「あ、先輩笑った!」
微笑ましいと考えていたら、唇に笑みが浮かんでいたんだろうか。
孤を描いていた俺の唇になれなれしくもジノの指が当たる。
ぱっとお日様みたいな笑顔を浮かべたジノ。
俺の唇に触れたことでご満悦なんだろうか。
けれど、俺は俺で恋人でもない相手に唇を触れられるなんて、流石に俺も驚いて、瞳を白黒させてしまう。
これがスザクだったら胸が一気に跳ね上がるが、相手はただのジノのため、驚くばかりだ。
「おい、スザクに見つかったら、またボロボロにされるぞ」
硬い節のある手の指先を手で払いのければ、またジノの顔がふてくされたものに変わっていく。
表情がくるくると変わる様子は、本当に小さな子供みたいだ。
「触らせてくれないならそれはそれで良いですよ。代わりに匂いをかぎますから」
「匂い…?って、ほわわああああっ」
体を屈めたジノは、くんくんと鼻を動かして俺の着ているシャツの襟元へと俺へと顔を寄せてくる。
そしてシャツの第一ボタンが吹き飛ぶ勢いで、シャツの中に顔を突っ込もうとしてきたのだ。
ジノの頭の体積的に無理がないか!?
「ちょ、ちょっと待て!服が破ける!」
「突っ込むのはそこなんですね…まあそんな感じでずれているところが可愛いんですけど。…先輩が私を不当に扱うからいけないんです。少しくらい私にも構ってくださいよ」
後ろの逆立った髪の毛が俺の首筋や顎を擽って、その擽ったさに体がビクビクと震え始める。
声が震えて、笑い声を上げてしまいそうだ。
ジノのシャツを引っ張って抵抗するも、そのためにさらに拗ねてしまったのか、ジノの顔がぐいぐいと俺に押し付けられる。
くっ…力で強引に出てくるなんて卑怯だぞ!
「や、やめっ」
擽ったさの限界を超えて、笑い声が職員室に響いてしまう、もう駄目だ。
ぐっと噛み締めていた唇が開いて、笑い声が零れてしまう瞬間を見計らったように、大きな殴る音が俺の耳元で響いた。
そして、ぴちゃりと音をたてて赤いしぶきが目の前で飛ぶと、それが俺の頬には付着する。
そうして、それと一緒に俺に絡んでいたジノは人形のように動かないままごとりと音をたてて床に倒れ込んだ。
「ルルーシュ、無事で良かった!」
「ス、スザク…?」
いつの間にか現れたスザクは少しだけシャツの袖口を伸ばし、俺の頬に押し当てる。
そして、俺の濡れた頬を袖で軽く拭ってくれた。
「ジノの汚い血を君にかけてしまってごめんね」
「え、あ…俺にかかったのは、血、だったのか…」
一瞬が何が起きたのかわからず、視界に入ったものが血だと気づかなかったが、あれはジノの返り血だったのか…。
血…。
血って…。
「ちょっと待て!ジノの汚い血とか関係ないだろ!ジノが倒れたなら早く病院に連れていかないと不味い!」
「大丈夫、大丈夫。ジノにはいつものことだから。これくらいだったらすぐに起きるよ」
ほら、とスザクが指を指す先に視線を向けると、ジノが殴られたらしい血だらけの頭を抱えながらも、起き上がる。
ああ、そういえば、以前もスザクに殴られても起きていたっけ…。
こいつらは俺の考える以上に体力馬鹿なのかもしれない…。
「ほら、ジノはもう大丈夫だし、もう行こうよ。君の頬にまだ残っているジノの汚い血を洗おう」
「いや、でも…」
「君に少しでも誰かの血がついているだけでも嫌なんだ…。僕のものならともかく、誰かが君を汚すことなんて許せない…」
「スザク…」
そんな独占欲を見せてくれるなんて…。
「スザク、俺は嬉しい!お前が嫉妬してくれるなんて俺は幸せだ…」
「ルルーシュ…」
「先輩…殴られた私より…二人の世界にすぐに行くんですね…」
誰かの突っ込みが耳に入ったような気がしたが、それはすぐにその場で消えてしまうのだった。
職員室で暴れたことで先生には怒られてしまったが、スザクとの愛がよりいっそう深まったのだから、今日のことも良い思い出だ。
そして、少しだけ血が出てきますので、そういうものが苦手な方はスルーしてください><
つい最近、ジノと言う友人(?)が出来た。
出会いはスザクからの紹介だ。
出会いのきっかけは、俺とスザクが放課後デートにアッシュフォード学園の側の公園にあるクレープの屋台で苺と生クリームのクレープを買っている時だった。
その時にに、ジノが俺たちを見つけて駆け寄ってきたんだ。
『お、スザクじゃないか!そして、その美人さんは誰だ?』
初対面のジノは気さくに人懐こい笑顔を浮かべながら、スザクに声をかけてくるまでは普通だったが、そこからが普通でなかった。
友人を見かけたら声をかけるのは普通だろう。
だが、躾のされていない人懐こい大型犬のように出会ったばかりの俺に突然後ろから飛びかかり、しがみついてきたのだ。
友人のスザクに抱きつくなら(本来ならスザクにも抱きついてほしくないが)まだわかる。
けれど、抱きついてきたのは初対面の俺相手だ。
出会った瞬間からベタベタしてくるジノの暑苦しさと馴れ馴れしさに、胸がもやもやと嫌な気分になり、自然と表情も険しくなる。
自分でも眉を寄せて不機嫌だなと理解し、険しくなる瞳で睨み付けるものの、ジノはあっけらかんとして笑顔を浮かべたまま、さらに俺を抱き締める腕に力を込めるだけだ。
その後すぐにスザクがジノを地面に這いつくばらせる勢いで殴り倒して、気絶させたため事なきを得たが、あんなに殺気全開で相手を血塗れにするスザクは滅多に見ないため、驚いた。
普段俺に対しては穏やかに優しく細められる瞳が、ああ言う風に険しくなるのもかっこ良かったな…。
俺のために怒ってくれるスザクは、何と言うか…すごくドキドキする。
思い出したらまたドキドキしてきた…恥ずかしいから、ここでのろけるのは止めておこう。
とりあえずこんな感じで、気絶したままのジノを一つ下のスザクの友人だと紹介されて。
倒れたままのジノをスザクはそのまま放置しても良いと言ったが、俺はそうするわけにもいかないと思い、スザクにベンチまで運ばせて起き上がるまで側にいた。
そして気が付いたジノに改めて自己紹介をされて、俺もジノと友人(?)になったのだった。
「こんにちは、ルルーシュ先輩ー!やっと見つけました!」
「ジノ…お前は相変わらず馬鹿みたいに元気だな…。だが、ここは職員室なんだから静かにしろ」
学校での一時間目と二時間目と中休み中に職員室に呼び出されたスザクに付き合って職員室の中の入り、入り口辺りであいつの用事が終わるのを待っていた。
すると、職員室の戸を開き中に顔を覗かせたジノも中に入り、側まで寄ってきた。
ジノは相変わらず人懐こい犬のようにキラキラした瞳で、犬の耳が見えるような錯覚さえおこさせる。
しっぽがあったらきっとはち切れんばかりに振っていただろう。
まあ、しっぽの代わりに日の光のようにキラキラと輝く金色のみつあみを揺らしているけどな。
ジノは初めて出会った次の日から、時間を作ってはこうして俺の顔を見に来るようになった。
新しく出来た友人である俺と早く仲良くなりたいと言ったところなのか?
けれどスザクは相変わらずジノに目くじらをたててルルーシュに近寄るなと言い、俺に対しても耳にタコが出来るほどに極力ジノに近づくなと訴えてくる。
ジノの馴れ馴れしさは俺も余り好まないため、それでスザクもそう言ってくれているのもわかるけれど、一応ジノは友人なのだからその友人を大切にしてほしい気持ちもある。
俺のためにスザクの交友関係を狭めたくはない。
交友関係を広げておけば、何かあった時にスザクの助けになるかもしれない。
俺がスザクを助けてやるのが一番だし、スザクが俺以外に助けを求めるのも癪だが、いつも俺が傍にいられるわけでもない。
そのためにもスザクには人と人の繋がりを大事にして、その助けを借りることも覚えてほしんだ。
だから、スザクの気持ちも過保護も嬉しいが、どうしたものやら…と言ったところだ。
さっきもスザクは俺に、ジノが来るかもしれないから気をつけてと言い残して、教師の話を聞き入ったくらいだ。
スザクは教師に補習の話を聞いていて少し離れた場所にいるが、俺の隣にいたらきっと即座に血の雨が降っただろう。
それくらいにスザクの俺が関わった時のジノへの対応はきつい。
この前もスザクは俺に声をかけてきたジノに対し排除した。
排除と言う言葉があうほどにスザクはズタボロにされたんだ。
ジノの顔も服もみつあみも原型を留めていなかった。
ちなみにスザクはジノをボロボロにしたが、俺には優しく心配する声は忘れずにかけてくれた。
あの時は、俺への思いやりを忘れずにいてくれるスザクに胸を焦がすばかりだった。
話はずれてしまったが、流石にこれはジノが哀れに思えた出来事だった。
同時にスザクの愛をひしひしと感じられた素晴らしい出来事でもあったけれども。
「酷いな~私はちゃんとこんにちはって挨拶をしたのに、開口一番にそれですか」
「安心しろ。元気だと褒めてやっている」
ジノはそうかもしれないですけど、俺の言葉に同意をしながらも、やはり不服なのか唇を尖らせている。
まるで子供みたいじゃないか。
犬とか子供みたいに思っている分には、ただジノは人懐こくて、微笑ましくて良いかもしれないな。
「あ、先輩笑った!」
微笑ましいと考えていたら、唇に笑みが浮かんでいたんだろうか。
孤を描いていた俺の唇になれなれしくもジノの指が当たる。
ぱっとお日様みたいな笑顔を浮かべたジノ。
俺の唇に触れたことでご満悦なんだろうか。
けれど、俺は俺で恋人でもない相手に唇を触れられるなんて、流石に俺も驚いて、瞳を白黒させてしまう。
これがスザクだったら胸が一気に跳ね上がるが、相手はただのジノのため、驚くばかりだ。
「おい、スザクに見つかったら、またボロボロにされるぞ」
硬い節のある手の指先を手で払いのければ、またジノの顔がふてくされたものに変わっていく。
表情がくるくると変わる様子は、本当に小さな子供みたいだ。
「触らせてくれないならそれはそれで良いですよ。代わりに匂いをかぎますから」
「匂い…?って、ほわわああああっ」
体を屈めたジノは、くんくんと鼻を動かして俺の着ているシャツの襟元へと俺へと顔を寄せてくる。
そしてシャツの第一ボタンが吹き飛ぶ勢いで、シャツの中に顔を突っ込もうとしてきたのだ。
ジノの頭の体積的に無理がないか!?
「ちょ、ちょっと待て!服が破ける!」
「突っ込むのはそこなんですね…まあそんな感じでずれているところが可愛いんですけど。…先輩が私を不当に扱うからいけないんです。少しくらい私にも構ってくださいよ」
後ろの逆立った髪の毛が俺の首筋や顎を擽って、その擽ったさに体がビクビクと震え始める。
声が震えて、笑い声を上げてしまいそうだ。
ジノのシャツを引っ張って抵抗するも、そのためにさらに拗ねてしまったのか、ジノの顔がぐいぐいと俺に押し付けられる。
くっ…力で強引に出てくるなんて卑怯だぞ!
「や、やめっ」
擽ったさの限界を超えて、笑い声が職員室に響いてしまう、もう駄目だ。
ぐっと噛み締めていた唇が開いて、笑い声が零れてしまう瞬間を見計らったように、大きな殴る音が俺の耳元で響いた。
そして、ぴちゃりと音をたてて赤いしぶきが目の前で飛ぶと、それが俺の頬には付着する。
そうして、それと一緒に俺に絡んでいたジノは人形のように動かないままごとりと音をたてて床に倒れ込んだ。
「ルルーシュ、無事で良かった!」
「ス、スザク…?」
いつの間にか現れたスザクは少しだけシャツの袖口を伸ばし、俺の頬に押し当てる。
そして、俺の濡れた頬を袖で軽く拭ってくれた。
「ジノの汚い血を君にかけてしまってごめんね」
「え、あ…俺にかかったのは、血、だったのか…」
一瞬が何が起きたのかわからず、視界に入ったものが血だと気づかなかったが、あれはジノの返り血だったのか…。
血…。
血って…。
「ちょっと待て!ジノの汚い血とか関係ないだろ!ジノが倒れたなら早く病院に連れていかないと不味い!」
「大丈夫、大丈夫。ジノにはいつものことだから。これくらいだったらすぐに起きるよ」
ほら、とスザクが指を指す先に視線を向けると、ジノが殴られたらしい血だらけの頭を抱えながらも、起き上がる。
ああ、そういえば、以前もスザクに殴られても起きていたっけ…。
こいつらは俺の考える以上に体力馬鹿なのかもしれない…。
「ほら、ジノはもう大丈夫だし、もう行こうよ。君の頬にまだ残っているジノの汚い血を洗おう」
「いや、でも…」
「君に少しでも誰かの血がついているだけでも嫌なんだ…。僕のものならともかく、誰かが君を汚すことなんて許せない…」
「スザク…」
そんな独占欲を見せてくれるなんて…。
「スザク、俺は嬉しい!お前が嫉妬してくれるなんて俺は幸せだ…」
「ルルーシュ…」
「先輩…殴られた私より…二人の世界にすぐに行くんですね…」
誰かの突っ込みが耳に入ったような気がしたが、それはすぐにその場で消えてしまうのだった。
職員室で暴れたことで先生には怒られてしまったが、スザクとの愛がよりいっそう深まったのだから、今日のことも良い思い出だ。