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にゃんこと黒ラブ

猫達と黒ラブラドール、チワックスとの生活、ラーメン探索、日常について語ります

結婚は安全保障?生涯未婚率急上昇

2021-02-04 19:41:00 | 日常

 「いい夫婦」ってどういうものなのでしょう?
 おそらくいい夫婦の理想型なんてあるわけじゃあないでしょう。

 結婚といっても、いろんな結婚がある。事実婚もあれば、同性婚、通い婚もあるし、結婚したければするし、ご縁がなければしなくてもいい。

 「早く結婚しろ」とか「子どもは3人以上産め」とか言う人がたまにいるが、余計なお世話ですよ。結婚についてどうしても守らなければならない一般的基準などないと思う。

 ただ私の子どもたちや若い人には、結婚を勧める。結婚していた方が「もしものとき」の安全保障になるから。

 一人でいる方が暮らすのは楽だ。好きなときに寝れるし、好きな時間に好きなものを食べて、好きな音楽をかけ、好きな部屋にして「自分らしい」人生を満喫できる。

 今はほとんどの家事労働をアウトソーシングできる。外食する場所はどこにでもあるし、コンビニだって一人分のメニューは充実してる。

 昔はそうは行かなかった。「割れ鍋に綴じ蓋」とはよく言ったもので、男性は家事労働能力が低く、女性は賃金労働能力が低かった。お互いに相手がいないと生きていけない仕組みになっていた。

 これはこれでよくできたシステムだったと思う。好き嫌いなんか言ってられなくて、配偶者がいないと生活が成り立たないわけだから。

 でも時代は変わりました。もう男女ともに結婚する必然性がなくなった。それぞれお金を稼ぐことに専念すればよくなった。だから、今、男女とも生涯未婚率は大変な数値になってきている。

 ご存知でしょうか?
生涯未婚率というのは、「50歳で一度も結婚歴がない人の割合」のこと。30年前の1990年地点でのそれは、男性が5.6%、女性が4.3%だった。

 それが25年経った2015年には、男性23.4%、女性14.1%になった。男性の4人に1人、女性の7人に1人が生涯ついに配偶者得ることない人生を送るというリアルな数字が出ている。

 そして、ご想像の通り、東京の未婚率が際立って高く、30代男性の未婚率は驚くなかれ43.7%、女性は34.1%です。この方々が40代に入ってばたばたと結婚するでしょうか。

 私はそう思いません。40歳まで気楽な一人暮らししてきた(それだけ収入があったということ)母親に身の回りの世話をしてもらった男性が、同じように一人暮らしをエンジョイしたり、母親に家事労働を丸投げしてきた女性と結婚したいと思うでしょうか。

 結婚してうまくいくでしょうか。難しいですよね。ですから、30代以上の未婚率はこれからもどんどん高くなるだろうと予測します。

 ふた親がいるうちはいいでしょうが、両親が亡くなられたあとはどうするのでしょう。もうセーフティーネットがなくなるのです。

















 

羽生善治先生の自筆サイン色紙

2021-02-03 18:15:00 | 日常

 先日、gooブログ『クーナとまろママの日々』のまろママさんが、卓球の今や全日本代表「石川佳純」さんらのサイン色紙をご事情あり無造作に所有されてることを写真と共に紹介されていた。

 私がコメント欄に羽生善治先生のならありますよと書いたら、是非見せてくださいとのことで紹介します。

 2007年あたりだから14年くらい前でしょうか。親しい知り合いでアマ将棋キチガイが、「羽生先生が某都立高校に講演と将棋指導に来るよ」という情報くれて、何とかその高校に交渉して知り合いの彼と2人で参加させてもらった。

 なんでもその高校の将棋部顧問の先生が東京都教育委員会に依頼して、総合授業の一環としてプロ棋士を招きたかったみたいだ。都教委が日本将棋連盟に申し込んだら、何と当時トップ棋士の羽生先生が手を挙げてくださったらしい。

 将棋部の先生もまさか羽生先生が来てくださるとは思いもしなかったので驚きのあまり舞い上がったそうだ。










 1995年、空前絶後の全てのビックタイトル七冠制覇という偉業成し遂げられて、2017年に無冠になられるまで、何回か二冠という年があった。

 色紙に「泰然自若」とあるように、自然体で少しも気負うところもなく、わかりやすい講演(将棋の歴史と伝統芸能)だった。こちらが想像してる以上に素晴らしいお人柄で感激したことをよく覚えている。

 講演後、指導将棋と称して多面打ちをしてくださるということで、私も20人くらいの中に入れてもらった。羽生先生はノータイムで一人1、2秒で打たれる。

 30秒もするとまた羽生先生の手番になるので、こちらが一手に考える時間は30秒くらいしかない。しかも、羽生先生には飛車角のどちらか落ちか両方落ちのハンデで打っていただく。

 結果は40分くらいで当然ですが全員が簡単に負かされた。指が細くてシュッと綺麗でしなやかだったことを鮮明に覚えてる。

 将棋普及のため、当時の米長会長は現役棋士に日本全国津々浦々このような将棋講師派遣を積極的になされた頃だったみたいだ。

 「百聞は一見にしかず」という格言はまさにそうで、時として沢山の知識より一度の貴重な経験は、もの凄い発見や動機や活力になる。

 羽生先生が36歳頃であったが、とてもお若く見えて、失礼ながら少年のようにキラキラした目で微笑んでいらっしった。この色紙とこの日のことは、私だけでなく高校生諸君もみんな一生の宝物みたいな出来事だったと思う。











ついつい引き込まれるYouTubeチャンネル

2021-02-02 19:22:00 | 日常

 いつの時代も流行に疎く抵抗してしまう癖が抜けない。レコードからCDに切り替わる時もそうだったし、携帯電話が流行し始めた時も。

 SNS上でTwitterやFBが流行り出した時も活用する周りを横目にそうだった。Instagramには未だに手を出していない。

 この頃やっとYouTubeチャンネルにいくつか登録して、夕食前後にダラダラと覗いてしまう。

 チャンネル登録は今のところ、将棋、NBA、アコースティックギター、スピッツなどのJPOP、ワンちゃん猫ちゃん、さっしーとこれくらい。

 例えば、黒ラブラドールの映像記事を1つ見るだけで、次回にいくつか異なる黒ラブの記事がホーム画面に登場してくる。将棋とNBAの最新映像が毎日常に流れる。

 よくわからないのが、tiktokのアプリを入れていないのに様々なtiktok動画がYouTubeホームに出てくること。大元の運営会社が同じか兄弟みたいな関係になっているのだろうか?

 tiktok動画というのは短い時間であまり意味のないくだらない動画なのだが、世界中に少し驚くショート動画作成者がユーチューバーより遥かに多くいる。

 普通の一般人が作成者になってるところが怖い。ふさわしい動画の規制や削除はどうなってるのだろう?

 この頃の小学生がなりたい職業トップ5にユーチューバーが入っているらしい。ユーチューバーって職業なの?

 広告収入で飯を食っていけるどころか、高額所得者もいるらしいから、職業になるのだろう。大手広告企業に寄生する寄生虫のような存在にみえる。

 IT革命やAI登場により職業や産業構造が明らかに変化している。












吉本隆明と司馬遼太郎の昭和史

2021-01-29 19:44:00 | 日常

 緊急事態宣言からおよそ3週間、ようやく感染減少の効果?が出てきたのだろうか。ワクチン接種が最終の解決切り札になるわけではない。

 人類はあらゆるウィルスに対して、封じ込めや全てのウィルスを死滅させることができていない。共生するしかないのである。

 きれいに生活して除菌やら消毒すればするほど一時的にほんの一部のウィルスは死滅させても、ウィルスに対してヒトの抵抗力は弱まり、感染しやすくなる身体になるという。

 何という皮肉なことだ。ヒトがウィルスを変異、進化させているとも言える。人類史よりウィルス史の方が地球上で永く続くのである。






 昨年発行されて、この半年何度も読んだ2冊。私にとって『吉本隆明』は最も特別な人で、最も衝撃的な影響を受けた人である。一生追いかけて彼の著作4点を少しでも理解したい。

 司馬遼太郎は言わずと知れた、歴史小説を文学の最高峰まで築き上げた人である。まだ幾つかの作品しか読んだ経験がないが、リタイア後の読書生活に楽しみにしてる作家である。

 この2冊を読んでいると、昭和という63年間が実にわかりやすい時代で、激動の変化あった時代で、国民生活の変化や成長が凄まじい時代であったことがよくわかる。

 経済の成長はほんの一部で、文学、社会、政治、理工、医学、農学とあらゆる分野で改革、変革が凄まじかったのだと思う。

 私の中では「平成」という時代の変化や成長が明確にわからないままだ。平成時代が総括され解るようになるにはまだ10年くらいかかるのかも知れない。

 昭和の半ば生まれの私にとっては、昭和という響きだけで郷愁を感じる。懐かし過ぎて幸せ感満載の時代であった。
















ワンコとにゃんこの同居について

2021-01-27 19:38:00 | 日常

 仕事に打ち込んでいる。ななを5時台で散歩済ませて6時台の電車に乗る。ランチは外に出ないでお弁当を購入して済ます。

 通勤電車以外は穴籠もりみたいな生活だ。一年間の中で何回かこういう一人集中仕事に没頭することがある。

 早朝と夜のなな&りりィ散歩だけは行く。朝食と夕食は連れに甘えて用意してもらう。

 長男がこの1月に入籍して婚姻届を出したみたいだ。昨年12月に顔合わせだけはしたが、こんなご時世なので相手方のご両親ともお会いできていない。焦らずコロナ収束を待ってからにしよう。

 政治家たちの自粛破り、ルール破りは一体どういう神経の持ち主かわからない。そのような人たちに国民をリードする資格はありません。










 ななとりりィは大切な家族の一員だ。そしてにゃんこ達7頭も。うちは11人の大家族みたいなものだ。

 子供たちの手が離れワンコとにゃんこ達の世話することが逆にこちらが活かされている。愛情を与え与えられて生活に張りがある。










 ワンコとにゃんこの同居は必ず上手くいく。ワンコもにゃんこもお互いが自然に相手の存在を認めて争わないことがわかった。

 お互いのマイペースを尊重し合って喧嘩しない。ワンちゃんの方が群れたいのか、ちょっかいかけて触れ合いたい行動が多い。

 にゃんこ達は性格によって、ひたすら逃げるにゃんこもいれば、ワンコの気配で落ち着いていればすぐ近くに佇んでいる。面白い共同生活である。