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にゃんこと黒ラブ

猫達と黒ラブラドール、チワックスとの生活、ラーメン探索、日常について語ります

働き方改革に寄せて

2021-01-25 21:59:00 | 日常

 久しぶりに20時まで仕事した。20時台の電車で帰るのもこの数年は数えるほどだ。夕方17時台の電車より混んでいる。こんなご時世にみなさん定時で帰宅することができなくて残業されているのだろう。

 やはりまだまだ日本は働き方改革が浸透していない国だと思う。大手民間企業ではフレックスタイムによる勤務、テレワーク、リモート会議などが推進されているがまだ過半数全然超えていない感じする。

 かくいう私も40代までは無茶な働き方してた。早朝6時台から職場に行ったり、まるで時間気にしないで21時前後まで仕事するのは当たり前だった。どこかで定時までに終われるわけないとか、残業して人と差をつけてこそよりいい仕事できるみたいな勘違いがあった。






 この10年くらいで働き方時間の管理を改めてみた。1日のルーティーンを朝から時間管理して守る。やるべき仕事にきちんと優先順位と仕上げる期限を明確にスケジュール管理する。

 仕事の中身も事務的な仕事とクリエイティブな研究仕事に分けて時間配分する。研究的な仕事はいいアイデアが浮かぶ浮かばないに関わらず決めた時間にルーティーン守って思索し続ける。

 継続は力なりという格言がある。日米で有名な小説家は、1日の生活の中に厳格なルーティーン設けて仕事するという。筆が進んでも進まなくても自分で決めた時間を原稿書き(パソコン打ち)に没頭する。

 これを毎日、1年、10年、30年と継続する。この継続がもの凄い力となって成長、進化してゆく。短期間の爆発的努力では本当の力にはならないみたいだ。










 明日はいつもより1時間早いから早く寝よう。なな散歩も真っ暗の中で行く。コロナ感染者数が明日この調子で下がっていれば明るい兆しになる。おやすみなさい。








 


 

みんなどこかしら病んでいる どの道をたどって最後を迎えるのか

2021-01-23 18:43:00 | 日常

 最近、「健康、健康」っていろんな場面でうるさく言われる。やたらと健康食品のCMが流れる。健康そうな若い世代でも、フルーツ青汁というものを飲んだりしてる。

 私が思うに、いい時代のときって健康のこととかみんなあまり気にしない。一人ひとりがやりたいようにやって、人の健康に口を出さない。

 そもそも何をもって不健康とするのか、その基準ははなはだ曖昧だ。例えば、病気としての高血圧の数値は時代ごとに変わってきた。以前は上の血圧は「年齢+90」が目安だった。

 平成に入り旧厚生省が示した基準は「180/100」だった。それに対して、日本高血圧学会が「140/90」に一気に基準を下げた。これにより投薬が必要な患者数が激増したみたいだ。

 でも十分な医学的根拠は示されていない。「健康」の範囲をどんどん狭く限定してゆくことが「健康増進」だという思考が私にはよく理解できない。
 それって逆じゃないですか?

 数年前、某国立大学が「喫煙習慣のある人間は教職員に採用しない」と表明して、かなり物議になった。アメリカだと、喫煙者と肥満者「自己管理ができない人間」と査定されて企業では管理職にならないそうだ。







 健康を数値的に表示し、健康の条件を狭く限定するというのは、「不健康な人間」の頭数を増やすことにしかならない。その結果、「お前の生き方は不健康であるから改善しろ」と口うるさく他人の生活に介入する人が増えてくる。なんか不愉快ですね。

 フロイトによれば、われわれ全員が程度の差こそあれ精神を病んでいる。完全に正常な状態に戻すことはできない。医者にできるのは「扱いにくい病態」から「比較的扱いやすい病態」にシフトすることだけだ、と。

 この考え方は、まさに正しいと思う。人間は程度の差はあれ、種類の違いはあれ、全部が何らかの病気である。当然ですよね。生まれてからあとはひたすら死に向かっているわけですから。

 いずれどこかの器官が不全になって、終わりに向かう。これに例外はない。「死に至る病」としてどの道をたどることになるのかの違いしかないと思うようになった。
















YouTubeで高中正義を聴く

2021-01-20 19:29:00 | 日常

 この歳になってやっとYouTubeの威力がわかってきた。YouTubeの登録してチャンネル登録なるものを幾つかした。

 音楽分野ではスピッツに続いて、たまたま見つけた最近の高中正義を聴いていたら、ホーム画面に次から次へと高中のYouTube動画が現れる。

 NBAのバスケ関連も人気ある動画がこちらが探さなくてもよく登場してくる。その人がよく見る動画関連を勝手にAIが作動してホーム画面に流すのか。

 だから自分で検索しなくても思わずダラダラとみてしまうのか‥‥。










 1980年代の学生時代、高中正義やカシオペアのヒュージョン系音楽もよく聴いたものだった。

 高中正義は今や還暦をとうに過ぎて68である。それにも関わらず、2019まで毎年コンサート開いている。こんなおじいちゃんが凄まじいほどの衰えないギターテクニックを披露する。

 高中正義は日本のギタリストとしてもっと最高の評価受けていいミュージシャンだと思う。半世紀近く、40年前創った曲も素晴らしく甦らせるいい演奏をしている。

 いったいいつまで現役バリバリでエレキギターを鳴らし続けるのだろうか?

 サンダーストーム
 渚モデラート
 フィンガーダンシィン

 高中を支えるバンドメンバーも30年以上変わらない人が多くて、洗練され安定した演奏する。疾走感、キレの良さ、リズムテンポ良さなど抜群である。コンサートで生音聴きたい。





 

さまぁーずモヤモヤ2で柴又周辺特集

2021-01-18 21:09:00 | 日常

 1年に何度か朝から猛烈に忙しくて、夜まで仕事に追われる時がある。今日は更新スルーしようかと思ったが帰りの電車の中で昨夜のTV東京モヤモヤさまぁ〜ず2の事を。

 三村と大竹が独特のどうでもいいこと、モヤモヤした地域の習わしやお店にスポットあてる番組。もう10年以上続く長寿番組で、昔は深夜帯にあった。

 まさか柴又周辺を特集するとは驚いた。なな散歩のおかげで番組で流れた場所は全てよくわかった。












 有名なところや人気あるところを紹介するのではなくて、どこかマニアックであったり、変な特徴あるところを面白く紹介してくれている。

 さまぁ〜ずの2人は実に不思議なボケとツッコミのコンビだ。どちらがボケでどちらがツッコミがわからなくなる。どちらもその両方を使いこなせる。

 柴又は古くて新しい街、下町独特の義理人情みたいなものも残っている。なな散歩でも声をかけてくれたりかまってくれる地元民が多い。

 完全リタイアしたらこの地だけで生きていく。この街の古さや良さのために残りの人生を捧げたいと思う。




平成世代にバトンを渡すために

2021-01-15 19:59:00 | 日常

 東京の爆発的感染はこれからでしょうか?前回の緊急事態宣言期間とは明らかな違いがある。意識の持ち方や行動に気を付けていれば大丈夫という変な安心感があるみたいだ。

 先行的腎移植をしたみっこ師匠のブログでsisyoさんが昨日の当ブログ記事を引き合いに出してくださった。ありがとうございます。

 私も若い頃や40代くらいまでは、気性が荒く鼻息荒くて、周りの人たちとたくさん衝突しました。結果として正しくても一方的に相手を傷つけてしまうことも。

 沢山の失敗を経て、沢山の若者や後輩達と仕事をする中で学んだ事、気が付いた事が沢山あります。その中でも人を育てる上で確信的に大切だと思ったことを書いただけです。

 教科書にするだなんて気恥ずかしいのですが、いくつ歳を重ねても遅いとか無駄なことはありません。良かれと思ったことはやってみてください。

 昭和の時代は、仕事でも学校でも、初めからやさしく接するとか、褒め育てる事がほとんどなかった。仕事は見て覚えよ、いちいち聞くな、何回言ったらできるんだと叱られたものだ。学生時代の勉強や進路だって自分で考えよと手取り足取り教えてくれなかった。

 ある程度の厳しさを乗り越えないと愛情が見えないわけだ。厳しい教えがまず先で、やさしく接するなんてその人のためにならないと思われていた。

 アメとムチに例えるなら、昭和の教育はムチが80〜95%くらいで、アメは10%あるかないか。それが平成の時代を経て今やアメが80%くらいの感じがする。ムチはたまにしか打たない。それも愛情らしきことをちらつかせてフォローすることを忘れないで打つ。

 今の若者は親にも過保護に育てられている。親に怒られた経験も少ない。小学校から学校の先生にも叱責される事が少ないだろう。褒めてもらってやる気を出すことに慣れてしまっている。

 それが悪いと言っているのではない。そういう時代になったのだと思う。やさしく褒めて、目標ややり方を示してあげて、楽しく取り組める環境をさりげなくセッティングしてあげると、安心して自発的に動き出す傾向がある。

 初めから厳しいと何も考えずそこから逃げてしまう、放棄する、引きこもることになりかねない。いかに自発的に気付かせて意欲的に行動できるようにするか、できるようになるかが問題なんですね。

 だから、教える側も教えられる側もホント難しい。この難しさの面倒に根気よく我慢していかに付き合えるか、若い人たちに繋げてバトンを渡すために私ももう少し頑張ります。