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にゃんこと黒ラブ

猫達と黒ラブラドール、チワックスとの生活、ラーメン探索、日常について語ります

リミッターを外す

2021-06-10 19:56:00 | 日常

 日本人選手が陸上100mで日本記録を更新した。9.95秒ですか、彼は初めての9秒台で彼自身の自己記録を一気に更新したみたいだ。日本人もう何人目?

 海外MLBでは連日、大谷君の話題がネットニュースやYouTubeで流れてくる。大谷君も高校時代から日本でのプロ野球時代まで、投手と打者の両方にこだわってやり続けた。

 将棋の世界でも研究会に一切属さないで、過去の優れた棋譜とAIとの対戦だけでトップ(8大タイトルホルダー)までたどり着いた棋士が現れた。

 この3つのいずれの世界でも過去になかったやり方で、周囲のできないとか無理だよという声やアドバイスには耳を傾けないで、限界といわれるリミッターを外して努力し続けた人たちだ。

 単なる「やればできる」と信じるだけではなかなかうまくいかないだろう。どうすればできるようになるのを突き詰めて、気が遠くなるくらいの軌道修正をやり続ける。

 成功体験も失敗体験からも学んで成長してゆく。自分流にはこだわるけれど、周りからも良いところを吸収する柔軟さ、自分本位にならない客観性や視点をいつもどこかに持っている。

 クリエイティブな発想や仕事には、こういうリミッターを外す感覚が必ず必要になる。誰もやったことのない領域に踏み込むには勇気や時間もたくさん必要である。

 






 
 ふとワンちゃんの世界にもリミッターを外す成功体験ってあるのだろうか?

 訓練犬とか競技会に出るようなワンちゃんにはあるかも知れない。素質にプラスして後天的な訓練で見違えるように成長するワンちゃんがいることでしょう。

 うちのななやりりィには、そんな特別な訓練はしない。ただ産まれもった性格や身体的能力はそれなりに活かしてあげたい。




将棋界ビッグタイトル夏の陣(藤井聡太二冠)

2021-06-09 17:21:00 | 日常

 先日開幕した将棋の8大タイトルの一つ、棋聖戦第1局がとても興味深い戦いになった。藤井聡太棋聖が初タイトルを現役最強棋士といわれる渡辺3冠から奪取した1年前がついこの前に思える。

 2021年6月段階で、8大タイトルは渡辺3冠、豊島2冠、藤井2冠、永瀬1冠となっている。その渡辺3冠が今度は挑戦者として名乗りを上げてきた。

 8大タイトルの一つでも挑戦権を得ることは容易でなく至難の技だ。予選リーグをほぼ全勝に近い結果出さないといけない。しかもトップ中のトッププロ10名前後の中で連戦連勝しなくてはいけない。











 最強の挑戦者を受けての振り駒は後手番から第一局。渡辺3冠は、力戦型の相掛かり戦法で先手渡辺3冠が積極的に仕掛けていった。

 目には目を、歯には歯をという激しい指し手の応酬。とりあえず様子を見るような差し手がない。取られそうな駒があると一歩も逃げないで、それを差し上げる代わりに、こちらはあなたのその駒をいただきますというお互い強い手の応酬。

 中盤までは渡辺3冠の少しリードに私は見えたが、AI評価はほんの少し後手番藤井にふれていた。それだけ藤井棋聖が完璧な応手をしていたのだろう。

 桂と香という渋い脇役駒が飛び交った。手裏剣だがここぞというツボな使えると凄い突破口になることがある。世間の評価では、その桂の使い方が神業なんて言われている。

 私が震撼したのは、渡辺の強烈「香」の藤井「飛車」取りに対して、AIも全く予想手にない、誰も思いつかないであろう自陣の歩の上がりである。

 飛車という1番強い駒を中盤戦で捨てる?その代わりに何か相手の強い駒が取れる指し手ではない。渡辺3冠に聞いてみたい。その歩を指された時の正直な感想を。

 アマからみて物凄い大局観、かなり先が明確に見えていないと指せない一手だと思う。そんな先を相手もトッププロで予測できるものだろうか。

 何度その局面を後から振り返ってみても、どうしてそんな差し手ができるのか震える一手である。こんな応手を見られることが将棋の醍醐味だ。

 第2局は、藤井棋聖が先手番。どのような戦型を用意してくるのか、楽しみだ。今やビッグタイトル戦では、先手番、後手番の有利不利はないような感じがする。





3年目の○○○振り返って

2021-06-03 22:04:00 | 日常

 明日から3連休取れることになった。ブログを始めたのが2019.5月とある。帰りの電車で月別フォルダみたいなところを開いて気がついた。もう3年目に突入したんだ。

 ついでにその月の記事を全部読んでみた。確かブログ初めての1ヶ月くらいはフォロアーさんが0で、リアクションも0だったはずが、sisyoさんがリアクションしてくれている。

 遡ってお読みいただき誠にありがとうございます。書き始めから何ヶ月かは過去の日記風で自分で読み返すとちょっと恥ずかしい。

 なながまだ幼い子どもで、とても2年前の出来事だとは思えない。もうその倍の4、5年は一緒に暮らして散歩してきたような気がする。











 この2年の世の中の変化は凄まじい。まさかの緊急事態で、マスク手放せない生活が続くとはですね。

 このパンデミックは一年くらいで収まるだろうと、オリンピックも一年延期されたが、世界中のみんなが甘い認識だった。

 どうする事が正しいのか、よくわからない社会風潮や空気感が漂っている。密を避ける行動はどこかで人間関係を希薄にしていないだろうか。

 



 

ローランギャロスで反乱辞退とルイ君のビッグニュース

2021-06-01 20:02:00 | 日常

 米国NBAからはよいニュースが来た。
八村塁くん所属のワシントンウィザーズがプレイオフ1回戦でイースト首位の76ersにホームコートでスイープ(4連敗)免れて初勝利、しかもルイ君が大活躍のニュース。

 後半の勝負どころで活躍している。プレイ時間も48分中41分台とは、最長時間の更新だ。もし東京オリンピックが開催されれば、男子バスケ予選リーグで日本とアメリカは同組だから、ルイ君はアメリカ代表のどんな選手が出てきても戦ったことのあるよく知ったスター選手ばかりだ。

 フランスはローランギャロスからは残念なニュースが届いた。このニュースは賛否両論の根の深い問題をはらんだニュースだ。軽々しく「わがまま」とか「自分勝手」、「プロとして当然」、「ビジネス」として切り捨てる事ができない問題だと思う。







 これはあくまでも私見である。プロの現役アスリート選手が政治的な発信や自分の専門以外で社会的に影響与える発信を控えた方がいいと思う。

 世界的なトッププロはそれだけで凄い発信力がある。現役のときは自分の専門分野だけに特化した方が、よりよい環境にいられるし、よりよいパフォーマンスを発揮できる。

 今回の大阪選手は、自ら蒔いた種で一石を投じたつもりかも知れないが、批判や雑念に耐えられなくなる事を予想して辞退した。避難したと言ってもいいかもしれない。

 彼女はたぶん「ペナルティー覚悟で罰金を払えばいいでしょ」とか思っていない。それでは何の解決にもならないと分かっている。

 でも巨大に膨れ上がった何でもアリのマスメディアとの対応にいろんな選手の過去の悲劇を代弁したつもりかも知れない。自分の精神的な病まで公表してしまった。

 同情を得ようなんて思ってないだろう。辞退する言い訳でもないだろう。彼女が今後のテニスキャリアでどうするつもりなのか、何を発信していくのか見守りたい。




 
 6年前のルイ君。はにかんだかわいい少年だった。高校時代のルイ君を何度か東京体育館で観た。高校時代も凄かったが、まさかNBAレベルで中心選手として戦える日が来るなんて夢にも思わなかった。





ベーシックインカム(2)アンダークラスを生み出さない制度へ

2021-05-29 16:58:00 | 日常

 困窮してる人には住む家を与えますよ。仕事が見つからない人には半永久的に生活保護をだしますよ。子どもができたら人数分の補助金をあげますよ。の英国は、その福祉システムのもとで死ぬまで働かず、働けずに生かされる一族を産み出してしまった。

 働かずに生かされているアンダークラスの人たちは、都市の一角に集住させられている。その環境で育った子どもたちには、労働という概念そのものが欠落してしまう。

 決まった時間に寝て、決まった時間に起きるとか、朝起きたら顔を洗って歯を磨くとか、外に出るときは見苦しくない服をきるとか、近所の人に会ったら挨拶をするとか、そういう基本的な生活習慣そのものが身に付いていない子どもたちが集団的に生まれて来た。

 彼らに社会的上昇のチャンスはありません。第二次世界大戦後、英国労働党は、「ゆりかごから墓場まで」というスローガン掲げて手厚い社会福祉政策を推し進めた。

 マーガレットサッチャー首相が「自らを助けようと意欲ある者しか政府の支援を期待すべきではない」と、政府から支援を求めるなら、「自分がこんな貧乏になったのは自己責任で、政治が悪いわけでありません」と誓言させて恥じ入ることを強いたのである。

 自分で自尊心を棄てた人たちに、周囲の人間が敬意や親愛を示すわけがありません。サッチャー政権以後、福祉の受給者たちはそうして国民的な差別と蔑視の対象になった。

 英国のアンダークラスというのは、この「自己責任で貧乏になりました」とカミングアウトする代償に生活保護を受けて、それによって国民的な差別と蔑視の対象になった階層のことである。彼らは労働していないので「労働者階級」でさえない、そのさらに下に位置付けられている。

 前回述べたベーシックインカム制度を論じるときに、忘れてはならない論点なのである。『アンダークラスを決して生み出さないような社会福祉制度を整備すること』が重要なテーマです。

 米国でも、コロナによる失業者救済のために、現金支給をする法案が連邦議会で議論されている。でも、いずれも条件付けがあり、継続的ものではありません。これはベーシックインカムとは言わない。

 それに、アメリカ人の人たちの議論を読んでいると、悪いけれど、福祉制度が人間の心にどういう影響を及ぼすかを考えている人はいません。金と費用対効果の話しか出てこない。

 だから、仮に米国でベーシックインカムが導入されてもうまくゆかないと思う。「自己決定、自己責任」を世界一重く見る人たちに「福祉制度の受給者に屈辱感を与えてはならない」という話の筋道を理解させるのは至難の業だと思う。

 長くなったので、また次回はドイツとフランスの話をしたいと思う。