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時間に余裕のある日のお子さまの勉強は、ぜひ章末問題や総合問題等の応用問題に取り組んでもらいたいと思います。
はじめはお子さんのみで問題にチャレンジさせみて、
〇 どうにか解けるようでしたらその後答え合わせをしながら、親子でお子さんの書いた途中式を一つ一つたどりながら確認するといいですね。
ここでお子さんが途中式を書いていない場合は大変
途中式は必ず書かせてください。
(将来の数学では途中式・途中過程が採点対象になります。小学生の算数の時に、途中をおろそかにし答えだけの癖をつけると、その癖は後々まで響きます・・・つまり途中式が書けない、いや書き方がわからない高校生(大学受験生)になってしまいがちです。どうぞ小学生のうちから、途中の式を書く癖をつけてください。)
〇 途中で手が止まってしまった場合は、問題文から親子で読み直してみてください。問題文の意味自体が分かっていない場合も多いです。そして、文章問題は、ぜひ絵(図)にしながら進めてみてください。
例えば アメを15円と消しゴム40円を買いました・・・・と文にあれば
15円 40円 のように絵と数字を書きながら、進めてみてください。
文字だけより形があるだけで分かり易くなります。特に、文章問題にあまり慣れていない2年生、3年生は文字だけで頭の中で処理するよりも、きちんと紙の上に書き、目で確認しながら目と頭を使って立式につなげるといいですよ。
そして、意外と「問題文を絵にしてごらん」と促すと、楽しそうに絵を書き始めますよ。
以前プライベート講座でお子さんとお母さんの親子で受講されたとき、小学2年生のお子さんは非常に楽しそうに絵を書いていました。始めは「算数は苦手だ」と言われていたのですが、文章題を絵に描かせながら誘導してあげると何っと立式もその後も途中式も、自分の書いた絵を見ながら、そして自分の考えをゴニョゴニョいいながら進めていけました
いつもは急いで学習させることも多いかもしれませんが、時間に余裕があるときは、お子さんの勉強にゆっくりと付き合ってあげるといいですね。
応用問題を一問を解き切るにも、結構時間がかかるものです。ついつい「早く〇〇しなさい」と急かしてしまいがちになり、お子さんが考え付く前に大人が進めてしまうこともあるかもしれません。でも、それでは問題の数はこなせても、お子さん自身で解いたことにはならないですよね。そして、こんな大人が教えるだけの勉強では、結局暗記型の勉強が癖づいてしまいます。本当に欲しい力は、お子さん自ら考え抜く力です。
たっぷりと時間があるときは、時間はかかるけどお子さんの考えに耳を傾けながら、そのお子さんの発した言葉を上手くひろいあげながら、問題を解いていってみてください。 つまり、お子さんが欲しい値(内容)の言葉を発するまで、いろんな投げかけをしてみてくだいね「これとこれをどうするのかな?」「この問題は何をきいているのかな?」など・・・時間はかかりますよ!
でも、「自分の発した考え」が式になり答えまでたどり着けると、
これは大きな自信になります
こんな、勉強をしてほしいと思います。(いつもいつもは無理でも、時間があるときにはです。