国際線機内食の内容
その後、紆余曲折を経て現行にいたります。
エコノミークラスの一般的な構成 1人前をトレーに載せて配膳する。 エコノミークラスではプラスチック製、またはアルミ製の容器が多い。ビジネスクラス以上は陶磁器製の食器が使われる。 ナイフ、フォークなどは、コスト削減を主眼に、使い捨てが可能なプラスチック製を使用している。
基本的にビジネスクラス以上では、金属製のカトラリーが用いられ、航空会社によってはエコノミーでも、環境保護の観点から金属製を用いる航空会社もある。近年は航空燃料節約の観点から、軽量化食器の開発が盛んである。
主菜(メインディッシュ:加熱して提供される。ご飯を含む場合もある) 通常は2種類のメニューを搭載する。
副菜(サラダ等、野菜中心のことが多い。これ以外にも、例えば日本線の場合は、蕎麦や寿司等が、韓国発着便はキムチがそれぞれ提供されることもある)
パン デザートまたは果物 飲み物(一部中東の航空会社を除き酒も選択可。欧米便では炭酸水がそのまま出されることもある)
酒は上級席種では無料であるが、エコノミークラスでは酒の種類によっては有料となることもある。エールフランスはエコノミークラスでもシャンパンが無料で提供されている。
主菜は、肉と魚、鶏と牛など2種類の料理の中から選択できるが、先着順のため一方しか残っていないこともある。
近年では顧客獲得のため、機内食のメニューを選択出来ることも多い。たとえば、日本航空を始めとする日本の航空会社では、和食をメニューの一部に入れる他、大韓航空ではビビンバ、タイ国際航空ではタイカレーなど、故郷料理を選択出来る様、提供している。
またエールフランスの長距離路線では、シャンパンやパンの無制限での提供が行われる。
ファーストクラス、ビジネスクラスの一般的な構成 コースメニューとなっており、いずれも3~4種類から選択できる。
エコノミークラスと異なり、事前にメニュー(主菜)の予約を受け付ける航空会社も多い。 また、その国の郷土料理を提供する航空会社もある(特別食。要事前予約)。
↓ エコノミークラスの場合はワンセットで配膳される
配膳は料理ごとに行われ、各席で食器に盛りつける。近距離路線ではボックスミール(弁当)になることもある。長距離路線ではサンドイッチ、ピザ、アイスクリーム、ラーメン等の間食が用意されていることが多い。
アラカルトで自分の都合の良いタイミングで頼むこともできる。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます