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八ツ場

2018-11-03 15:40:08 | 紅葉
もう見られないこの景観

吾妻渓谷








群馬県吾妻郡長野原町の川原湯温泉から程近い紅葉の名所でもある吾妻渓谷にダム建設が始まり、この景観は見られなくなりました(写真は道路封鎖前に撮影したものです)。



ダム建設に伴う工事などで吾妻渓谷のかなり手前の松谷付近から通行止めになっています。





松谷付近から吾妻川の両岸に代替道路とJR吾妻線が吾妻川の反対側に取り付けられ、新しく完成した川原湯温泉駅前を経て、道の駅やんば館で合流しています。





吾妻川を挟むこの2本の新道路は共に吾妻渓谷の部分がトンネルになっていて渓谷の景観を見る事が出来ません。







最近になって八ッ場ダム本体建設現場を見学させる事を知り行って見ることにしました(此れまでの見学はダム湖完成時の道路を周回するものでした)。





八ッ場ダム建設に伴う保存運動
八ッ場ダム建設により、吾妻峡の上流4分の1程度がダムに沈むこととなる。





ダムの建設自体は50年前から持ち上がっており、地域の利権や強い反対運動などが絡んで半ば棚上げ状態にあったが、1990年代になり推進派の町長が当選したことなどの流れを受けて、2000年代になって着工が決まった。








遊歩道の下流方終端である鹿飛橋から国道を200mほど岩島方に進んだところに、日本一短いトンネルである樽沢トンネルが近くにある。






渓谷の保存を求める反対運動の声に配慮し、国側はダムサイトの建設地を当初予定地から現在地へと600m程度上流に移動させた。これにより鹿飛橋はダムに沈むのを免れることになった。

このトンネルはダム工事による路線付けかえに伴って廃線となるもののダムには沈まない。
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