田中問題について

写真誌やらマネージャーやらで、田中が何かやらかしてるようですが、私の見解をひとつ。
論語をひもとくに、
子曰、富與貴、是人之所欲也。不以其道、得之不處也。
貧與賤、是人之所惡也。不以其道、得之不去也。
君子去仁、惡乎成名。君子無終食之間違仁、造次必於是、顚沛必於是。
これを現代文に訳すと、
富や地位は、人間が欲しがるものだ。
しかしそれが道徳に沿っていなければ、私はそこにとどまらない。
貧しさや卑しさは、人間の嫌がるものだ。
しかしそれが道徳に沿っていなければ、私はそこから去ろうとしない。
君子たるもの、ただしい行いを外れて、どうして君子といえようか。
君子たるもの、食事中であろうと、ただしい行いを違えない。
忙しいときでもそうである。倒れようともそうである。
ということになる。
これは、経過をないがしろにする人間は、尊敬を勝ち取れない。
また、人の上に立つこともできない、と教える。
つまり、結果のみを追い求める現代社会に対する警鐘である。
前置きが長くなりましたが、田中についてはどうでもいいです。