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すもものごろごろ日記

すももの「ごろごろ」な毎日をつづっていきます♪もちろん理想は毎日「てきぱき」です(笑)

”a”と”the”、「は」と「が」

2013-03-16 | 毎日の小さいできごと
英語の文法書で「ここがおかしい日本人の英文法」という本を読んでいたら、目からウロコが落ちることが書いてある。
よく日本人が間違えて言いがちな文章で、「あ~、これ私言う!」っていうものが結構あっておもしろい。

さて、その本の中で、”a”と”the”の違いについて説明した箇所があった。

1This is the house that Jack built.

2This is a house that Jack built.

この文章どちらも正しいんだけど、この違い分かりますか?私はさっぱり…
この本によると、これを英語のネイティブの人が見たら、
1は「ジャックが生涯で一軒だけ家を建てて、その家がこれである」で、
2は「ジャックは2軒以上家を建てて、そのうちの1軒がこの家である」というように読み取るんだそう。

ほんとに!?
と思って、彼に聞いてみると、確かにそうだと言う。
へ~、”a”と”the”だけで、そんなに意味が違ってくるんだー。オドロキ。


ところで先日、テレビで「花は咲く」という、あの復興ソングが流れていたときのこと。
彼が「これってなんで『花が咲く』じゃないの?」と聞いて来た。

確かに「花咲く」でも「花咲く」でも、どっちでもよさそうな気もする。
でもやっぱりなんか違う。
その違いを、私は文法的には説明できないんだけど、聞いたイメージとして、「花が咲く」の場合、単に「花が咲いている」という事実を述べている感じ。
でも「花は咲く」の場合は、(この歌に関して言えば)その前後に「いろいろつらいこともたくさんあるけど、それでも『花は咲く』。だからがんばろう」というメッセージが感じられる。
たぶんこれを聞いた多くの日本語のネイティブはそう感じるんじゃないかなと思う。

たった1文字の違いで、意味が変わったり背景を感じ取ったりする。
言葉っておもしろいもんだな。



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