すもものごろごろ日記

すももの「ごろごろ」な毎日をつづっていきます♪もちろん理想は毎日「てきぱき」です(笑)

虎無いと里帰りとキャンディ

2013-07-26 | 毎日の小さいできごと
最近、ダディのiPhoneを借りて、あちこち写真や動画を撮る息子。
「図書館とかお店の中とか、知らない人のお顔は撮らないようにね」と、私が言うと、
息子がしばらくしてから言った言葉。
”No tigers”
「虎無い」→「撮らない」ということらしい。

おやじギャグだなぁ!(ダディゆずり?)
ちなみに「行かない」は、"No squids"(イカ無い)。

さて、今息子と二人で金沢へ里帰りしている。
いつもはインドア派の息子も、実家の近所の広々とした公園が気に入っていて、毎日のように公園の遊具で遊び、歩き回っている。
ええこっちゃ。

それにしても、千葉に比べて金沢はホントに湿度が高い。
今年は、関東は、梅雨明けいきなり真夏のような日が続いたけれど、それでもジーンズが履けた。
金沢は気温がちょっと低いときでも、体にまとわりつくような湿気がすごくてとても長いパンツなんか履けない。

さて話は変わって、今回実家に帰って、「キャンディキャンディ」を久しぶりに読み返している。
いや~、やっぱこれ名作ですな。
子供の頃はよく分からなかった時代背景や人間関係に、涙腺のもろくなった今、いちいち涙が出る。
どんな運命にも負けることなく、自分で道を切り開いていくキャンディの物語は、今読んでも感動する。
これが絶版とは惜しい。
今の子供たちにも絶対おもしろく読んでもらえると思うんだけどな。

終業日のできごと

2013-07-19 | 毎日の小さいできごと
さっき、清志郎の手紙をアップしたばかりだけど、今日起こったことについて。

さて、今日で小学校は終わり。
息子を迎えに行って、持ち帰りの荷物と買い物したものを持って歩いていたら、途中で小学1年生の男の子が道端に座り込んでいる。むっとした顔をしていて、目の前には荷物が散乱。
気になったので、「どうしたの?」と聞くと、「お兄ちゃんが自分の荷物を置いて行ってしまった」、「もうここに荷物を置いていく」と。

そのままにもしておけないので、「じゃあ途中まで荷物持ってあげるから一緒に帰ろう」と促すと、立ち上がって歩き出した。
ところがこの「お兄ちゃんの荷物」が、1学期分の持ち帰りの教科書やらなんやらですごく重たい!(ちなみにかばん2つ分)
「こんなの小学1年の弟に持たせるとは。。お兄ちゃん!キミはいったいどういうつもり?!」と、目の前にいないお兄ちゃんに、思わず(心の中で)文句を言う。

ところが歩き出してすぐに道を曲がり、うちとは全く違う方向へ。
「う…一緒の方向のところまでって思っていたけど、こんな重い荷物この子持ってけそうにないな~」
というわけで、しょうがなくそのまま一緒に歩いていくと、男の子は「ぼくんちすっごく遠いんだよ」と言う。
「あ、そう…おばちゃんち全然反対方向なんだ~」と、またも心の中で思いつつもどうしようもない。

しかもそのうち先の方を歩いている「お兄ちゃん」を発見して、呼びかけたんだけど、なんとすたこら逃げてしまった。
うそでしょ~。ちょっと、お兄ちゃん!待てや、こら!(心の中の怒りの声

息子はいつもと全く違うコースにあせり、「ここどこ?ここどこ?」と不安げ。それをチラ見して男の子が一言、「この子ふざけてんの?」。それを聞いて、がくっとやる気も失せる。。が、乗りかかった船だとあきらめて、男の子には「この子、知らない道に来ると心配になるんだよ」と、説明をして、あとはひたすら歩く。

男の子の家はほんっとに遠かった!(そして荷物は重かった…)

そしてようやく家に着くと、男の子は「ここぼくんち」と言って、さっさと家の中へ入って行ってしまった。
あの…「ありがとう」は?(ポカーン)
帰宅の時間も遅くなり、全く見知らぬ道に半泣きの息子。
それをなだめつつ家路を戻るが、いったい私のしたことは何だったんだ。しらけた気分になりしばらくもやもやした。

でも、じゃあ男の子を見捨ててさっさと通り過ぎれば(あるいは荷物を途中まで運んで)よかったかと言うと、そうしてもきっともやもやは残った。

最近、息子とエレベーターに乗っていて、途中の階でベビーカーの人が待っていたりして、後になって「あの時ひとこと声をかければよかった」ということが続いていた。
だから、何もせずにもやもやするよりは、声をかけてしまった方がいい。
今回は結果的に何なんだということにはなったけど、でも反対に何かうれしいやり取りが起こることもありうる。自分のしたことは自分の気持ちの上でもこれでよかったんだと思う。

ということを、アレコレ考えたできごとでした。

清志郎ってほんとクールだ!(清志郎の手紙)

2013-07-19 | 毎日の小さいできごと
地震の後には戦争がやってくる。
軍隊を持ちたい政治家が、
TVででかい事を言い始めてる。

国民をバカにして戦争にかり立てる。
自分は安全なところで偉そうにしてるだけ。

阪神大震災から5年。
俺は大阪の水浸しになった部屋で目が覚めた。
TVをつけると、5カ所ほどから火の手がのぼっていた。

「これはすぐに消えるだろう」

と思ってまた眠った。

6時間後に目が覚めると、
神戸の街は火の海と化していた。

この国は何をやってるんだ。
復興資金は大手ゼネコンに流れ、
神戸の土建屋は自己破産を申請する。

これが日本だ。
私の国だ。

とっくの昔に死んだ有名だった映画スターの兄ですと言って、
返り咲いた政治家。

弟はドラムを叩くシーンで、
僕はロックン・ロールじゃありません、
と自白している。

政治家は反米主義に拍車がかかり、
もう後もどりできゃしない。

そのうち、リズム&ブルースもロックも禁止されるだろう。
政治家はみんな防衛庁が大好きらしい。

人を助けるとか、世界を平和にするとか言って、
実は軍隊を動かして世界を征服したい。

俺はまるで共産党員みたいだな。
普通にロックをやってきただけなんだけど。

そうだよ、売れない音楽をずっとやってきたんだ。
何を学ぼうと思ったわけじゃない。
好きな音楽をやっているだけだ。

それを、何かに利用しようなんて思わない。
せこい奴らとはちがう。

民衆をだまして、民衆を利用して、
いったい何になりたいんだ。

予算はどーなってるんだ。
予算をどう使うかっていうのは、
いったい誰が決めてるんだ。
10万円のために人を殺す奴もいれば、
10兆円とか100兆円とかを動かしてる奴もいるんだ。

一体この国は何なんだ。

俺が生まれて育ったこの国のことだ。
君が生まれて育ったこの国のことだよ。
どーだろう……、

この国の憲法第九条は、まるで
ジョン・レノンの考え方みたいじゃないか?

戦争を放棄して、
世界の平和のためにがんばるって言ってるんだぜ。
俺達はジョン・レノンみたいじゃないか。

戦争はやめよう。
平和に生きよう。
そして、みんな平等に暮らそう。
きっと幸せになれるよ。

平凡で平和な日々

2013-07-18 | 毎日の小さいできごと
いつの間にか、こんなに日が経っていた。。。
特別なことが何一つない、ヘイボンでヘイワな毎日が続いているため、なんとなく更新も止まってしまった。
まあ、平凡で平和と言っても、相変わらず子供にはお弁当を持たせ、地震に備え非常食の点検をし、選挙も少ない脳みそを掻き集め寄せ集め、どこの誰に投票するかを真剣に考えてはおりますが。

とは言っても、1年前、2年前に比べたら格段に平凡で平和な毎日で、そのことに感謝しつつ満喫しています。

さて、書くこともないので最近読んだ本。

今、壇一雄の「火宅の人」を読んでいる。
いわゆる私小説で、自堕落な生活とか愛人との生活とかを逐一書くので、昭和20年代の作家さんってこんな感じなのかしらと思いながら読んでいる。
現代の感覚からすると、「浮気をいちいち奥さんに報告するな!」とか「奥さんにも愛人にも甘え過ぎやろ!」とか、いろいろツッコミたくなるが、この主人公(作者)がなぜか憎めない。
昭和中頃の生活が垣間見えるのも、また楽しい。
ちょっと昔の生活を描いた本が大好きなので、この間読んだ宮尾登美子の「櫂」も、大正時代の高知の生活が生き生きと描かれていて、読み終わるのが惜しかった。


写真は、この間買った冷蔵庫
今までは小さい小さい冷蔵庫をやりくりしてなんとか食品を詰め込んでいたが、この夏に限界を感じてついに購入。
扉ではマグネットのうちの息子がお出迎え(昔、園の先生が描いてくれた)