大相撲

大相撲についての想い

ボーダー

2007-01-20 21:54:57 | Weblog
来場所の十両と幕下の入れ替えが気になる。

十両から落ちるのは若ノ鵬、若兎馬、須磨ノ富士、もしかすると皇牙。
とすると幕下から上がるのは、白石、北勝岩、新十両高見藤、もしかすると猛虎浪?


十四日目

2007-01-20 21:38:20 | Weblog
千秋楽結びに朝青龍-豊ノ島を組まなかった協会の判断は一応結果として正しかった。十四日目、豊ノ島はえらい緊張しているように見えたし、横綱は手負いの栃東なので、十四日目終了時に優勝が決まる可能性は相当高いと見るのは正しい。

豊ノ島は立合い安馬より低くいかなければいけないのに、また、体格的にいけるはずなのに、しくじってその上引いてしまったので仕方ない。そうはいっても小づまとりで決まったこの一番は見所はあったと思う。

栃煌山が九勝目で新入幕をほぼ確実にした。おそらく少なくとも霜鳥と栃煌山は上がるだろう。少なくとも安壮富士と豊桜は下がるだろう。一気に駆け上がってもらって豊真将他に追いついていってほしい。

時天空は八勝で三役が見えてきた。空く枠は最低二つ。琴奨菊がその一つを取るだろうから安馬との争いになるだろう。その意味で千秋楽も勝つ必要あり。

他方、琴奨菊は勝ってニコニコしていてそれはいいが、千秋楽、仮に勝ってさらに稀勢の里が負越せば一気に稀勢の里の最高位を抜いて関脇昇進もあるので、ここでもう一踏ん張りすべきだ。なにしろ、師匠にも琴光喜にも最高位で並んでしまうわけだから

とはいえ稀勢の里は千秋楽に七勝七敗でむかえたときの強さは無類。ただし相手は三役がかかる安馬。これはすさまじい、大変面白い一番になるだろう。安馬も二桁勝って返り三役と三賞取れば、いい供養になるだろう

それから勝越しがかかるといえば豊真将も同様。相手は春日王だがこの相手は意外性があるだけになんともいえない。ただ、豊真将にはこんなところで歩みを止めて欲しくないという気はする。同時に、やはり今日の雅山戦はまだまだ三役定着するところまでもう一歩だというのが如実にわかった。まあ場所後に引き続きよく稽古するだろうから大阪場所ではどれだけ伸びているか楽しみである

魁皇はやはり右から攻めればまだまだ十分大関。千秋楽に勝越しかかるが、栃東の現状では、勝ち越せる勝算は大では。

栃東もでも横綱にはよく食い下がったと思う。早くまた横綱と対等に張り合う栃東に戻って欲しい

白鵬は土俵上の所作に落ち着きと風格が戻りつつあるように思う。

千秋楽の結びはそういうことで番付通り横綱と琴欧洲ということになるが、果たして何らかの意味のある一番にすることができるかは全て琴欧洲の奮起次第だろう

優勝は決まってしまったとはいえ、昇進争いを中心に千秋楽の興味はつきない。明日も満員御礼になってほしい