豚の貯金箱はmissステイシー・給付金10万きたよ・東京都心を飛ぶブルーインパルス

昨日の朝、給付金二人分20万円が口座に振り込まれていた。
5/9(土)の夕方にオンライン申請をして5/29の振込なので、
厚木市はよくやったと褒めてあげたい。

小学4年の誕生日に叔母(故)から豚の貯金箱をもらった。
白地にピンクの可愛い瀬戸物の豚だった。
そのころは、けん玉やメンコが欲しいと思っていたので
感慨もなく素っ気なく受け取った。

あとから美術教師の叔母ならではの贈り物と気がついた。
教材を自転車の前かごに入れ、ポニーテールを風になびかせ、
学校に向かう叔母をぼくは柱のかげから見つめていた。
叔母はぼくの憧れのmissステイシーだったのだ。

生家の二階の叔母の部屋に無断で入り込む。
書きかけのキャンバスが架かるイーゼルの下に寝転がり、
本棚に並ぶ本を片っ端から読みふけった。

初めて見る漢字は鉛筆の芯を舐めながらノートに書き写した。
「赤毛のアン」の全集を読んだのも叔母の部屋だったし、
著名な画家の絵や俳人歌人に近代作家の名前もみんな

叔母の本を盗み読みしながら書きまくって憶えた。

豚の貯金箱に戻って、
十五歳の初夏に叔母に貰った貯金箱は金づちで割られた。
家出をするためにわずかなお金が欲しくて割った。

つい最近BSで見たコマーシャルに、
豚の貯金箱を高所からマットレスに落とす映像を見た。

見事に砕けて散らばった。
青春のほろ苦い想い出が胸をしめつける。

楽天でポチった豚の貯金箱。
たくさん売られていて濃い色が今のトレンドらしいが、
ぼくは昔の色の薄いピンクと白の豚を探してポチった。

ぼくの給付金10万のうち最初に使ったのはこれ！
自画自賛ですこし誇らしく思った。
苦い想い出はそのままに、新しい貯金箱がなにを紡いで

くれるのかすこし愉しみでもある。

体調が安定するまで更新時間は波のまにまに。
なにせ机に座れるのは30分が限度なくらいに
しんどい波が押し寄せてくる。
潮の満ち引きはどうやっても止まらない。


東京都心の空にブルーインパルスが飛んでいた。
音もなく遠くを飛んでいて気が付くのが遅くて
なりよりも、いまはカメラダッシュができなくて
1枚しか撮れなかった(；Д；)

メダカの記事はたくさんあるのに、
なんでジャンボタライなん？
ぼくは"ジャンボタライ"のロゴがきらいなのさ、
夏の風情がないというか、可憐なメダカにはそぐわない。

夜が更けて、

今夜も不眠と過眠のあいだをさまよっている。

夜9時に寝てしまうこともあれば、

朝が白々と明けるまで寝付けない日がある。

今夜は後者になりそうだ。

上弦の月

月にGoodnight.

ぼくはBatnight.