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睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

来年は少しだけゆる~く生きてみよう・赤いイヤホン

2021-12-14 20:32:33 | ひびつれづれ



霧が出てきて
ボォォォォーーと霧笛が聞こえる
たぶんあれは品川埠頭のコンテナ船
厚木で聞くのは風の音だけ
久しく聞いたことがない汽笛が
ここでは雨の日に聞ける
ありがたいことよ。

朝の天気予報はいちにち晴れ
見出し画像は朝9時の空
10時にはもうぽつぽつ雨が降ってきたけど
風がないだけいい。

ぼくの品川メモライズは、
火力発電所のエントツ、住友不動産ビル、汽笛と霧笛、
富士山、アンテナ塔、タワマン深夜の隣人。
無機質と幻がメモリーズ。

都会のぼっち生活と田舎の濃密な付き合いの両方を
経験して云えるのは、その良し悪しはそこに住む
年齢によるところが大きい。


父が亡くなったときは通夜から葬儀まで隣組と長老が
仕切り、ぼくたち喪家の家族は何もすることがなかった。
婦人会の面々は山の家の台所の米びつの在りかや食器の
類まで熟知し、足りないものは総出でかき集めてくれた。

通夜ぶるまいの料理と酒に湯飲み茶わんまで揃っていた。
ツレは"家を出て正解だったね"と噛みしめるように言った。
ぼくたちは田舎の風習はまったく無知だった。
というよりも、両親が健在のうちは共働きのぼくたちは
何かをやることの必要がなかったのだ。

父親がいないだけで家の中はすき間風が吹くように冷たく
感じたが、母は頑固に山の家を出ようとはしなかった。
厚木マンション全面リノベのときに母のために和室を
用意したが、同居には頑として首を縦に振らなかった。

父が没したあとも山の家で8年間ひとり暮らしをつづけた。
朝9時までに雨戸が開かないと近所のひとが様子を伺いに、
夜遅くまで天窓に明かりがついていれば電話がくる。
隣近所にお世話になりながら細々と陽気に暮らしていた。

義理は欠かさない、貧しくはないが、つつましい。
これが母のひとり暮らしを支えた大きな要因だと思う。
もしツレに先立たれたら、自分にそれができるのか、
まったく自信がないから、ぼっち仙人になるw

人様に迷惑をかけることをいとわない
人様に世話になることを有り難く受けとめる
なまじなプライバシーはないものと許容する。
来年は少しだけゆる~く生きてみよう。


イヤホンをポチったよ。
ここ何年も買ったことないけど、幅広い互換性を信じて
出先でXperia1Ⅲに使おうと思った。


 


低音good、高音のヌケはいまいちだけどクラシック聴く
わけじゃないから、これで充分。
Bluetooth全盛の今に3.5ピン用のジャックをつけるとは
Sonyはいい仕事をしている。


これからイヤホンでYouTube
なんでも気のすむまでやらないと
収まらないのは困ったもんだ。


では
また明日
グッナイ




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