睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

屋外飼育のメダカとアクアリウム:テトラ水槽新設

2009-12-15 06:24:00 | 屋外メダカの冬

新設テトラ水槽の空間を見つめているとイメージが湧いてくる。
右側はガレ場を思わせる岩組みに緑のブッシュが点々と映え後景の水草は揺れる。
左に広がる草原には苔むした枯れ木が立ち、忘れられたように置かれた平たい石の
上をチェリーバルブの群れが通り過ぎた。すると岩場の奥から水槽前の広場につづく
小路をコリドラスの行列が砂をつつきながらやってくる....。

いかんいかんとアタマを振りながら妄想を払う、これでは3年前に逆戻りだよ。
ガリガリにとんがった岩やタコ足のようなブラックウッドはもう無いのだから。
10年間夢中だったアクアリウムをやっと卒業したと思ったら、今度はメダカの屋外
アクアリストになった、これはこれでなかなかいい。

たかがメダカされどメダカ、やってみると奥が深い。
果てない種類の水草や熱帯魚の派手さには及ばないが、メダカの地味で素朴な
良さは熱帯魚に勝る。最近しみじみそう思う。
熱帯魚が死んでもさほどこたえなかったが、メダカの死は違う、なぜか胸が痛む。

この家が無人になってからもうすぐ3年が経つ。
不精な主のおかげでほったらかしにされていたメダカたち、
それでも逞しく命の継続を
続けてくれた。

3年半生きたメダカを看取った今年の秋、自分の中で何かが生まれた。

草ぼうぼうに荒れ果てた庭がメダカのおかげで見違えるようにきれいになった。
無機質なものでも手をかけることによって生き返ることを知った。

白ヒカリメダカ(尻尾の形はなぜかノーマル形状)


先日の浄化槽モーターの異音で願ってもないものを偶然に発見した。
それは屋外電源。

ピーピーうるさいモーターの電源を切ろうとコードをたぐっていったら、
玄関横の壁際に
目立たぬようにそれはあった。
屋根つき防水型2口の片方にモーターの電源が入り、
もう片方は空いていた。

やったね、これで2階の窓から引っ張ってる電源リールを外すせるから

ヘビの進入口はシャットアウトできる。


1ミリ厚の透明塩ビシート(1.8mX1.83m)を格安で調達した。
もっと寒くなったら前の出入り口もこれでカーテンしちゃる。
真冬の屋外アクアリウムは寒さとの戦いだ。




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