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睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

RX100M4:雲の上ゆく空の鯉

2018-05-20 09:34:36 | 陽は昇り陽は沈む 空と月と太陽と


2018/05/19撮影 RX100M4(M) F3.5 1/320

蒸し暑くうっとうしい昨日の午後の曇り空
池に映る雲と空が金子みすゞの詩を連想させた。


「空の鯉」

お池の鯉よ、なぜ跳ねる。
あの青空を泳いでる、
大きな鯉になりたいか。

大きな鯉は、今日ばかり、
明日はおろして、しまわれる。

はかない事をのぞむより、
跳ねて、あがって、ふりかえれ。

おまえの池の水底に、
あれはお空のうろこ雲。

おまえも雲の上をゆく、
空の鯉だよ、知らないか。



道保川を引き込んだこの公園は野鳥がたくさんいると聞いて
勇んで行ってみたが、そうでもなかった。
オオルリの鳴き声につられて歩き回ったが姿は見えない。

山の家でよく聞くホーホケキョ、ギャーギャー、ピーピー、
ルルル、ピヨピヨと鳴く鳥たちも見つからない。
鳥の声とその姿かたちの整合を知りたかったのだ。

鳥を見ると撮りたくなるのは飛行機やヘリを撮るのと同じで
空を飛ぶものは何でも撮りたいらしい自分。

土曜日というのにすれ違うのはジョギング中の高齢者が多い
若いファミリーは1組しかいなかった。

公園を見回る係員の方も定年リタイヤ世代と見受けられた。
自然と草木花が好きな人にはうってつけのjobだね。

働けるうちは働いて、
雲の上ゆく空の鯉、しなくっちゃ。

  


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