2018/05/19撮影 RX100M4(M) F3.5 1/320
蒸し暑くうっとうしい昨日の午後の曇り空
池に映る雲と空が金子みすゞの詩を連想させた。
「空の鯉」
お池の鯉よ、なぜ跳ねる。
あの青空を泳いでる、
大きな鯉になりたいか。
大きな鯉は、今日ばかり、
明日はおろして、しまわれる。
はかない事をのぞむより、
跳ねて、あがって、ふりかえれ。
おまえの池の水底に、
あれはお空のうろこ雲。
おまえも雲の上をゆく、
空の鯉だよ、知らないか。
道保川を引き込んだこの公園は野鳥がたくさんいると聞いて
勇んで行ってみたが、そうでもなかった。
オオルリの鳴き声につられて歩き回ったが姿は見えない。
山の家でよく聞くホーホケキョ、ギャーギャー、ピーピー、
ルルル、ピヨピヨと鳴く鳥たちも見つからない。
鳥の声とその姿かたちの整合を知りたかったのだ。
鳥を見ると撮りたくなるのは飛行機やヘリを撮るのと同じで
空を飛ぶものは何でも撮りたいらしい自分。
土曜日というのにすれ違うのはジョギング中の高齢者が多い
若いファミリーは1組しかいなかった。
公園を見回る係員の方も定年リタイヤ世代と見受けられた。
自然と草木花が好きな人にはうってつけのjobだね。
働けるうちは働いて、
雲の上ゆく空の鯉、しなくっちゃ。
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