睡蓮の千夜一夜

馬はモンゴルの誇り、
馬は草原の風の生まれ変わり。
坂口安吾の言葉「生きよ・堕ちよ」を拝す。

RX100M6:横須賀港の夜景①

2018-07-01 08:35:51 | 陽は昇り陽は沈む 空と月と太陽と




海に落ちる夕陽を撮ろうとM6を持ってぶらり出かけた。

藤沢で海と並走するR134に入ったとたん渋滞のドツボにはまる。
江の島を抜ければ空くだろうの予想は軽く裏切られ、
鎌倉・逗子・葉山まで渋滞は続く。

江の島・鎌倉は団体客が列をなして歩いていた。
かの有名な「珊瑚礁」のテラス席も満杯で、
彼らは渋滞の車を眺め、ぼくらはテラス席の女子を眺める。
そこに割って入る緑の江ノ電がガッタンガッタンと行く。


ブルーノートが流れる気だるい店の窓際で、

夕日に染まるビル群を見ながらジントニックを飲む。
傍らで紫煙をくゆらすのはキャバクラのあざみちゃん。
なんて経験なら、あるようなないような、
一度くらいは海の夕陽Versionもしとけばよかった。

最後にたどり着いたのは横須賀港、もう8時半を回っていた。
夜の横須賀は好きだよ。
危ういところと健全さが相まって独特の雰囲気が流れてる。

ロナルド・レーガンが帰ってくるまでは穏やかな横須賀、
そうだ夜景を撮ろうと思いついてひらめいた。
あそこにしよ。

屋外駐車場の隅っこの目立たないところに車を停めた。
ぐるりと回りは高い塀の上にフェンスが張りめぐらされ、
カメラスポットなんてどこにもない。

そこがいいのさ。
一眼レフでは撮れないがレンズが伸縮するコンデジならOK、
フェンスのアミにM6のレンズを突っ込んで撮る離れわざ。
高台から見る夜の横須賀港は眩しくて美しい。




クレーンに鉄塔、
大きな像の耳アンテナもあった
昼間はたいしたことないけどね、
夜になると輝きを放つ横須賀港。

RX100M6:横須賀港の夜景②クレーン・鉄塔 



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