珍しい人からの手紙
今日は珍しい人から手紙を受け取った。私が「愛知ガンセンター」に入院したとき、マンツー・マンで看護してくれた看護学院の生徒さんである。私から見れば彼女は孫同様の年齢であったが、薬を飲むのに配意したり、聴診器で私の胸や腹の心音を聞いたり、また血圧を一日に二度ばかり測定してくれた。
そんな彼女に対して、私は老体で社会経験が少しは豊富なことから、社会人としての考え方などを、偉そうに説いたり、また、少年期から文学に凝っていたこともあって、文学論や短歌などの話しをして悦に入っていたものである。
体の状態を診て貰うときは、私はおとなしい患者だったが、世間話や文学の分野の話しになると、私の独壇場の感があった。彼女は別れ際に、私のためにと、薬を入れておくケースや、立派な金物のコップなどをプレゼントしてくれた。手紙を受けた今日、私は即座に返信の便りを出した。
写真は薬入れのケースである。看護師に合格後は郷里の佐賀へ帰ると言う。一度会いたいが名古屋と鈴鹿では簡単にデートするわけには行かない。しかし、郷里へ帰ってからも文通は続けたいと思っている。私に取ってお世話になった忘れられない女性である。
上の写真の薬ケースは、各袋にチャックが付いていて、それぞれの薬を入れることが出来る様式になっています。
今日は珍しい人から手紙を受け取った。私が「愛知ガンセンター」に入院したとき、マンツー・マンで看護してくれた看護学院の生徒さんである。私から見れば彼女は孫同様の年齢であったが、薬を飲むのに配意したり、聴診器で私の胸や腹の心音を聞いたり、また血圧を一日に二度ばかり測定してくれた。
そんな彼女に対して、私は老体で社会経験が少しは豊富なことから、社会人としての考え方などを、偉そうに説いたり、また、少年期から文学に凝っていたこともあって、文学論や短歌などの話しをして悦に入っていたものである。
体の状態を診て貰うときは、私はおとなしい患者だったが、世間話や文学の分野の話しになると、私の独壇場の感があった。彼女は別れ際に、私のためにと、薬を入れておくケースや、立派な金物のコップなどをプレゼントしてくれた。手紙を受けた今日、私は即座に返信の便りを出した。
写真は薬入れのケースである。看護師に合格後は郷里の佐賀へ帰ると言う。一度会いたいが名古屋と鈴鹿では簡単にデートするわけには行かない。しかし、郷里へ帰ってからも文通は続けたいと思っている。私に取ってお世話になった忘れられない女性である。
上の写真の薬ケースは、各袋にチャックが付いていて、それぞれの薬を入れることが出来る様式になっています。
この人たちに初心を忘れず、立派な看護師になってほしいものです。
素敵な薬入れがあるのですね。これなら一度に飲む薬が一目瞭然、忘れることもありませんね。
体調の悪いときに優しくされると、本当にうれしいものです。こういった若者にめぐり合えたことは入院したおかげ? よかったともいえますか…。
全くこの娘さんとの出会いを感謝しています。味気ない病院での生活を、この娘さんはバラ色に輝かせてくれました。
昨夜、30分ばかり電話で話しあいましたが、私の完治を心から喜んでくれました。