亮のブログ

もと電電公社退職退職の老人です。スポーツ、社会問題など気のむいた記事を自由に載せます。

薬のケース

2008-03-07 20:58:13 | Weblog
     珍しい人からの手紙

  今日は珍しい人から手紙を受け取った。私が「愛知ガンセンター」に入院したとき、マンツー・マンで看護してくれた看護学院の生徒さんである。私から見れば彼女は孫同様の年齢であったが、薬を飲むのに配意したり、聴診器で私の胸や腹の心音を聞いたり、また血圧を一日に二度ばかり測定してくれた。

 そんな彼女に対して、私は老体で社会経験が少しは豊富なことから、社会人としての考え方などを、偉そうに説いたり、また、少年期から文学に凝っていたこともあって、文学論や短歌などの話しをして悦に入っていたものである。

 体の状態を診て貰うときは、私はおとなしい患者だったが、世間話や文学の分野の話しになると、私の独壇場の感があった。彼女は別れ際に、私のためにと、薬を入れておくケースや、立派な金物のコップなどをプレゼントしてくれた。手紙を受けた今日、私は即座に返信の便りを出した。

写真は薬入れのケースである。看護師に合格後は郷里の佐賀へ帰ると言う。一度会いたいが名古屋と鈴鹿では簡単にデートするわけには行かない。しかし、郷里へ帰ってからも文通は続けたいと思っている。私に取ってお世話になった忘れられない女性である。
          
上の写真の薬ケースは、各袋にチャックが付いていて、それぞれの薬を入れることが出来る様式になっています。


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2 コメント

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Unknown (オールドレディー)
2008-03-08 08:08:42
看護師を目指す人はみな優しい心の持ち主ですね。
この人たちに初心を忘れず、立派な看護師になってほしいものです。

素敵な薬入れがあるのですね。これなら一度に飲む薬が一目瞭然、忘れることもありませんね。

体調の悪いときに優しくされると、本当にうれしいものです。こういった若者にめぐり合えたことは入院したおかげ? よかったともいえますか…。
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このめぐり合いを感謝です ()
2008-03-08 08:54:21
 レディーさん、

 全くこの娘さんとの出会いを感謝しています。味気ない病院での生活を、この娘さんはバラ色に輝かせてくれました。

 昨夜、30分ばかり電話で話しあいましたが、私の完治を心から喜んでくれました。
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