沖縄

沖縄選抜高校野球は沖縄尚学に栄冠
　
　今日の優勝戦で沖縄のエース東浜投手は、確か天理との対戦で打球を足に受け、その影響が危惧されたが、不安の様子は欠けらも見せず清望チームを完封した。


　また、沖縄の打線は、ランニングホーマーをはじめ目の覚めるような強打を連発して、9点という大量得点を上げ万丈の気を吐いた。清望も必死の反撃を試みたが、強打もことごとく攻守に阻まれ1点も上げられず完敗した。



　沖縄は前日の東洋大姫路戦では、姫路の攻守にてこずり、終盤まで完封され敗色が濃い状況だったが、8回の裏に奇跡的な逆転劇を演じ、今日の優勝戦に駒を進めたのである。

　それにしても、ここまで素晴らしいチームを作り上げた比嘉監督の手腕は敬服に値する。作戦面は大胆にして緻密であり、選手達の信頼を背負って戦いを進めた様子は、若い監督としては見事であった。



　聖望の好投手大塚は、最後の優勝戦で平素の力を発揮できず無念だったと思うが、また夏の全国大会に捲土重来を期して出場して欲しい。