再び「亡国のイージス」になるな
漁船の清徳丸を真っ二つに引き裂き沈没させ、乗組員の吉清治夫さんと息子の哲大さんの命を奪った事件について、防衛省の海軍幕僚本部は、次々と異なる内容を石破大臣が知らないうちに発表し、世間の顰蹙を買っている。
これでは石破大臣もたまったものではない。自分の知らぬ間に海軍幕僚関係から、新事実がマスコミに発表され、国会では野党から攻撃の的にされている。こんな事では、日本の防衛は本当に大丈夫か?、と案じられるのも当然である。
かって、日露戦争で海軍の総司令官である連合艦隊司令長官の東郷平八郎大将は、総参謀長の加藤友三郎や、主席参謀の秋山真之などを手足の如く使い、海戦史上かってない快勝で、ロシア第二太平洋艦隊を殲滅した。反論的に云えば、現在の防衛省では、国家に危難が降り掛かった場合、日本を守れるのかという疑問が生ずる。
しかも、あの船舶が輻輳する中にあって、常識とされている「手動操舵」ではなく、「自動操舵」で航行していたのである。イージス艦のような大きな艦は、簡単に停艦したり回避行動が取れない。それ故に「手動操舵」により、少しでも艦の行動が取り易い手段が常識とされている。
石破大臣を退任させる声が高いが、私は大臣に官僚の悪癖を是正するまで現職を続けて欲しいと思う。一定の改革が成功すれば、その時点で石破大臣は自ら身を引くだろうと推察している。
漁船の清徳丸を真っ二つに引き裂き沈没させ、乗組員の吉清治夫さんと息子の哲大さんの命を奪った事件について、防衛省の海軍幕僚本部は、次々と異なる内容を石破大臣が知らないうちに発表し、世間の顰蹙を買っている。
これでは石破大臣もたまったものではない。自分の知らぬ間に海軍幕僚関係から、新事実がマスコミに発表され、国会では野党から攻撃の的にされている。こんな事では、日本の防衛は本当に大丈夫か?、と案じられるのも当然である。
かって、日露戦争で海軍の総司令官である連合艦隊司令長官の東郷平八郎大将は、総参謀長の加藤友三郎や、主席参謀の秋山真之などを手足の如く使い、海戦史上かってない快勝で、ロシア第二太平洋艦隊を殲滅した。反論的に云えば、現在の防衛省では、国家に危難が降り掛かった場合、日本を守れるのかという疑問が生ずる。
しかも、あの船舶が輻輳する中にあって、常識とされている「手動操舵」ではなく、「自動操舵」で航行していたのである。イージス艦のような大きな艦は、簡単に停艦したり回避行動が取れない。それ故に「手動操舵」により、少しでも艦の行動が取り易い手段が常識とされている。
石破大臣を退任させる声が高いが、私は大臣に官僚の悪癖を是正するまで現職を続けて欲しいと思う。一定の改革が成功すれば、その時点で石破大臣は自ら身を引くだろうと推察している。
日本は戦後の長い期間、アメリカの庇護下にあって、平和ボケしました。だから防衛省の幕僚達も、少々のミスがあっても寛大に対応されたのです。
しかし、これからの日本は、独立独歩の気概を持って、国家の安全を守らねばなりません。自分の国を自分で守ろうとする意志のない国家は、早晩滅亡します。
それから、レディーさんのアドレスをブックマークに取り入れました。ご了解下さい。
亮
たしかに父子がなぜイージス艦に気づかなかったのかという疑問はあります。あの事故の少し前に、清徳丸は同僚船の金平丸と、イージス艦から照明のバッシングを受けた話を無線でしているそうです。でも、それには誰も触れません。
今となっては確認のしようもありません。イージス艦側の証言のみが事実になります。要は最終的に真実が公表されればいいことで、二転三転する発表内容を隠蔽と決め付けるのもどうでしょうか。
また、野党が大臣の退任要求にやっきになっているのにはあきれます。それが今重要なことでしょうか。
昔の「なだしお」事件でも、裁判では過失の度合いを6:4と、釣船の責任も認めたそうですね。
今回は漁船の父子は行方不明、どういう裁判になるのでしょうか。