~ event of everyday ~

日々の雑記.育児のこと

ニートの歩き方 pha

2021年01月18日 | いろんなもの レビュー
日曜日は自主練で「小山田緑地公園」のグランドを使わせてもらいました。
小山田緑地公園とは多摩市と町田市の堺にある、昔の田園風景が存在する良い公園です。
何度もハイキングに出掛けました

今日もの練習をするのに、彼のいるグランドへ行ってきました。




残念なことに、私の持っている望遠レンズ
”Canon 望遠ズームレンズ EF-S55-250mm F4-5.6 IS II APS-C対応” 
中古で7,000円くらいだったのですが、250mmは性能悪い。

”Canon 望遠ズームレンズ EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM フルサイズ対応”
に変更しようかなーー。と迷い中。

こうやってどんどんカメラにはまってお金を吸い取られていくんだよね~。
良い写真とか撮る技術ないくせに・・。
もうちょい、距離があっても表情とかをクリアに撮影したい!

ほら、下の写真の表情まったく分からないでしょう!?
↓ ↓ ↓


ワンコは広いところで遊べてめっちゃ、楽しそう
おかげで今日遊び疲れてぐったりしてますが・・。


昨日は野球練習に参加するのか、しないのか連絡がなかったけど、車で出発直前になって来られたお子様がいらっしゃって・・。
そのお子様の保護者は「連絡しました!」とか言ってらしいのですが、実際には連絡がされておらず。

このようなことが、その方は何度も過去にあり・・。
ちょっと手を焼いてます。

このように、役員側に回ると今まで見えてこなかったいい加減な保護者がわかってしまうのも嫌なところです。

でも、子どもは野球をやりたくて来てるのでその保護者に「連絡くらい入れて」とお願いしたら、逆上して『息子に野球の野球を辞めさせる!』とか言い出すにではないだろうか・・。
そしたらその子が悲しむのではないかな・・、と思ってしまいます。

保護者ではなく子どものほうに言ったほうがいいのかな-!?
来週野球来たいなら、このメールに返信したらいいんだよってお母さんに伝えてとか。

等々いろいろな保護者がおり、対応が難しいけど・・。

最近読んだ「ニートの歩き方 pha」 phaさんの本ですが、

”集団を見るときは 個々の性格とか性質とかを問題 に する よりも、全体を 一つの生き物のように考えたほうが分かりやすいということだ。”
”あるアリが働くかどうかは、そのアリ自身が持っている 性質ではなく、アリの 群れ 全体とのバランスの 兼ね合いで 決まっている。”
”つまり、 全体と個体はつながっていて、切り離して考えることができない。 これは人間の社会にも当てはまることだと思う。”
”一つの社会の中にも両方のタイプ 人間が存在するのだ、と僕は考えている。”

受け入れよう、 全てはつながっ ているの一部抜粋

”自分と違う生き方 を する 人 たちについて、 自分は全く切り離された何かだと思わ ず、 自分と共通する土壌 から生まれ た全体の一部 だと思っ て受け入れられるような、 そんな寛容さをみんなが持ったらもう少し世界は生きやすくなるんじゃないかと思う。”


自分と違う生き方 を する 人 たちについて、 自分は全く切り離された何かだと思わ ず、 自分と共通する土壌 から生まれ た全体の一部 だと思っ て受け入れようという考えもりだなと思ったら、「許せるかも。」のように思ってしまった。
ボランティア精神のある人たちって真面目だし、だからこそ使命感みたいなものもあって自分はこんなにやってるのに、やらない人達がずるいって感覚になってしまうけど、もしかしたらきちんと出来ない環境にある人達もいるのかもしれないですね。性格の特性とかもあったりして・・。

全体の中の一部はきちんと出来ない人もいるけど、それもひっくるめての社会なんだー、と思ったらフォロー出来る方法でフォロー出来る人がしてあげようという気持ちになってきたよ。

ありがとうphaさん。

東大教授が教える独学勉強法 柳川 範之

2020年09月19日 | いろんなもの レビュー
柳川先生は、ほとんど独学で過ごしてきたそうです。
中学は公立中学校を卒業、その後ほとんどを独学で過ごしてきためずらしいタイプの先生です。

お父様の都合によりブラジルに行き日本から参考書や教科書を大量に買って自分で勉強。
その後日本に帰国し大検を受けた後、今度はシンガポールへ行き慶応大学経済学部の通信課程に進む。
大学入試も全く受けたことがなく、模試を受けたことも予備校に行ったこともないけれども、いまは大学で教えているのは不思議。


主体的に学ぼうと思っても、日本の学校はあまり学び方を教えてくれない。
この本ではその学び方をていねいに教えてくれる。

このブログの中では本の内容に沿ってを学習グレー傾向にある、次男のことを勉強の面でポジティブに考えたいと思います。

私が初めて知ったこと
長年生徒を指導してきた柳澤教授によりる事実

→ 人によって理解のスピードにさがあることは事実ですが、速い方が、よりよく理解できているとは、まったく限らない。 このポイントは大事です。
あれっ?そうなんですね。直ぐに理解できて、しかも学んだことに対して端切れの良いTALKする方は頭の良い人なんだと思っていて、私なんかは馬鹿だから理解できないんだと当然のように思っていました。

  学びのスピード・・学びのスピード。
  これはもしや次男は学びのスピードが遅いだけで、もしかしたら人より遅れて理解しているのかもしれない。

  事実、遅れてだけど、「あいうえお」マスターしました。ぎゃ・ぎゅ・ぎょまだだけど。
  「なぜ?どうして?かがくのお話」 逐次読みだけど、読めるようになってきました。

→ さらにいえば、どういう順番で勉強すれば頭に入るのかというのも、人によって違うのです。学校ではだれもが同じカリキュラムで、同じスピードで、まるでベルトコンベアで流れていくように授業を受けるわけです。例えば、小学校でそれぞれの特徴に合わせて、スピードを変えたり教える順番を変えて授業をしていたのでは、収集がつかなくなっつてしまうでしょう。

その講義や授業をきいて 、そのスピードや順番が合わずうまく理解できないだけで「ああ、自分はもう授業についていけないから頭が悪いのだ」と思うことはひどくもったいないことです。
そう思う人は実は理解のタイプが合わなかっただけかもしれない。その場合がほとんどです。
もう少し理解の仕方や、普通よりももっと深い理解の仕方ができた可能性が十分にある。
勉強するうえで大切なことは、自分のタイプを知ることです。自分に合った方法を見つけることです。
理解のパターンにも差があります。理解のパターンには相性があります。頭の良し悪しとはまったく関係がありません。

理解のスピードやパターンは人それぞれだという前提で勉強すれば、無用な劣等感に陥ることもありません。

   なるほど。もしかしたら次男は次男なりの勉強の仕方が見つかれば、きちんと理解できたり覚えることができるかもしれない・・。
   それで、【視覚障害者の漢字学習 点字学習を支援する会】とちょっと特殊な勉強法、となえて覚える漢字を買いました。
   彼は書いて覚えることは無理だと思う。今ままで隣で勉強を見ている感じだと。
    
  例:
   「木」 の覚え方 ①横棒②縦棒③ひだりはらい④みぎはらい と唱えて覚えるそうです。これで覚えられれば、それは次男に合った勉強法を見つけたことになります。

  こうゆう勉強法は学校では教えてくれません。
  そして自我がきちんと育って、自分がどういった勉強法が合うか理解できるようになるまで、親がサポートしてあげなければならないのかなと思います。

  最近、思うことは次男が通常のやり方で理解や覚えられないのであれば、学校に行って学ぶ意味があるのかどうかということです。学校に行けば行くほど自分に合わない勉強法で、授業内容が分からないまま、授業が進行していき、その結果「ああ、自分はもう授業についていけないから頭が悪いのだ」という劣等感に悩まされ続け、学校に行っている時間=有限である時間が無駄になってしまいます。

コロナの時代では、いろいろな先生が動画やライブでネット授業をして、自分に合うタイプの先生を自分で選べれば、それは素敵なことだと思います。
そして、授業進度が早ければ、理解が遅い子向けに進度が遅い授業を配信してくれればどれだけの生徒が救われるでしょうか。

また柳川先生は、あとがきにこれからの学びの環境もコロナ以前の本なのに、ネット授業のことについても触れています。
次男のように、マイノリティで人と違った覚え方、理解をすることを選択できるような時代になるのかもしれせん。

テクノロジーによって、学びの仕方が選べる時代に早くなればいいなぁ。

この本は学びの方法を教えてくれて、私が今まで自分が思っていた勉強方法と理解の仕方とは違う新しい価値を教えてくれました。
「それぞれのタイプに合った、勉強法」 があるということを教えてくれました。

それが、本を読み進めているうちにワクワクしましたし、嬉しかったです。
教授のファンになりました。

動画
参加型Webセミナー「アフターコロナを考える」(総集編) (講師:東京大学 柳川範之教授)


こちらもすごく面白かったです。
本当に考えることがお好きなんだなーと思いました。





  







世界を無視しない大人になるために 僕がアフリカで見た本当の支援国 原 貫太

2020年09月13日 | いろんなもの レビュー
Kindle Unlimitedで読んだ本。

以前ツイッターで野口健さんのツイートの中に原 貫太さんに向けたツイートを見て、どんな人物か気になって読んだ本です。

過去50年間でアフリカ諸国は230兆円もの支援を受けてきたにもっかわらず、未だに多くの国が貧困や紛争から抜け出せずにいる。それは、これまでの支援には画一的な手法が多く、「支援対象が(我々と同じ)一人の人間である」という、当たり前の真実がないがしろにされてきたことが、一つの大きな原因であるように僕は感じる。

私は、その支援の金額の大きさにびっくりしました。だけど、結果「未だに多くの国が貧困や紛争から抜け出せずにいる。」この一文が全てを物語っていたりするのかな。
寄付について思うこと、街頭で募金を募ってたり割りと手軽に出来る行為と思うのですが、募金した先のお金の流れは気にしたことがなかったりしました。
もしかするとネットでググったりすると、私たちは寄付してくれたお金の用途をこのように使いました。とネットに掲載されているのかもしれないが、寄付した行為で自己満足で完結して終わり...と寄付した後のお金の流れを知らないので、このアフリカの問題もそのことも原因だったりするのかと思ったりしました。
テラ・ルネッサンスが支援するうえで大切にしていること
「オーダーメイド」と「オーナーシップ」「自立」と「自治」
・「オーダーメイド」 ー 「一人一人あった支援が存在する」
画一的な支援ではなく、個々がもっているリソースや課題などにできる限り沿ったかたちで、受益者たちの社会復帰や生活再建を促していく。
全ての人に対して同じ支援をすれば大丈夫ということではない、一人一人に寄り添った支援を実行してく姿勢が求められる。ー 草の根NGO
・「オーナーシップ」 支援対象者の自主性や意志決定を尊重する姿勢
「せっかく訓練で木工大工を学んだのだから、木工大工を続けなよ」とこちらから押し付ける支援はNG
木工大工の訓練終了後であっても、例えば「小売店を開きたい」と自分の意志を示したらその意志を可能な限り尊重し、彼らのオーナシップを育む。
現地の支援のあり方が、これまでいかに画一的であったか、この本を読むと分かる。それと同時にその支援でいったいいくらの尊いお金をドブに捨てたのか。
誰かもっと早くに気がつく術がなかったのか。結局、誰も気にすることはなかったのかな。
本のタイトルのように世界を無視し続けた結果なのかなって。

・自立 -- テラ・ルネッサンスの考えている自立
周りから自分を切り離して一人で立つ(独立)と同意義ではない。むしろ周囲との関係性の中で、自らの力で自分らしく生きることだと捉えている。

まるで、子育てみたいだと思いました。子を育てる最終的な目的は子どもの自立です。
画一的なやり方で、あなたはこういう道を進んだらいいと決めるのは、その子の個性を無視したやり方で、失敗するほうが多いのではないかと思いました。

アフリカの人が支援を頼らず、自立していくのは支援者側に立つと、ものすごく手間のかかる作業で、子育て同様に長期的な目線が必要だと思いました。

ゾマホンさんの朝日新聞の記事を思い出しました。
「ベナンのことわざに「魚をほしがる友達に毎日魚を与えるよりも、魚の取り方を教えるほうがいい」とあります。
いくら巨額の寄付をしたところで人材がいなければ、効果は出ません。投資するまえに、その投資を生かせる人材を作らなくてはなりません。
日本の政府、企業にお願いしたいのは、人材育成のための投資です。それを増やせば、ベナンと日本との信頼関係も生まれます。」

「ODA(政府の途上国支援)の額の多さいに喜ぶのは、国の指導者たちだけです。問題は、そのODAは途上国の国民のためになるのかです。」

ゾマホンさんの故郷のベナンでは、テラ・ルネッサンスのような支援を望んでいるのかなって思いました。
テラ・ルネッサンスのような支援をしている団体がいるということも知らなかったし、そのような活動を希望しているアフリカの国もある。

アフリカへの支援の方法は ”途上国の国民のためになる”支援。

私に出来ることは、テラ・ルネッサンスのような団体に直接寄付することだと思いました。

鴻上 尚史のほがらか人生相談 鴻上 尚史

2020年09月12日 | いろんなもの レビュー
Amazonのレビュー件数が多かったので気になって読んだ本です。

鴻上 尚史さんご本人は本を通して知りました。
この前、グットラックに出演してらしたのではじめてお姿を拝見しました。
演出家は、どういうお仕事かあまりよく分かりませんが、演技の指導等!?よく人から相談されるのですね。
相談2
個性的な服を着た帰国子女の娘がいじめられたそうです。普通の洋服を買うべきですか?
という質問で、私が学生時代に感じた「生きづらさ」の答えが書いてあるようでした。
「同調圧力」ーこれは日本の「宿痾」
宿痾とじは、広辞苑では、「ながい間治らない病気」
この質問の中で詳しくすると、
1「同調圧力の強さ
2「自尊意識の低さ」 自分を大切にし、自分をバカだと思わず、自分が生きていていいのかと疑問に思わず、自分の発言に自信がなくて言いたいことが言えないなんてことがない、自分はかけがえのない自分であるという意識   この2つが世界的水準で日本人は低い「同調圧力」の強い組織 学校

ー己の敵を知ることが大切ー
・自分が何と戦っているのか知ることが大切である
・敵の様子が理解でき、戦い方が分かる

日本の「同調圧力」は道徳を含め、それに敏感になるように繰り返し教えられている。アメリカ帰りの娘さんが、自尊意識を大切にしようとするアメリカの教育により、高い自尊意識の知らない日本人を理解できなくて仕方がないなので、娘さんと一緒に「この国のかたち」を考える

敵は日本 大ボス中の大ボスですので正面から切り込んだら、ほぼ間違いなく負ける

対抗する手段1 フィールドを変える同調圧力のない組織に移動する 戦略敵的に戦う道を選ぶ
学校には、同調圧力にあわせてじみな拭くで登校そのかわり、親しい友達とのお出掛けや放課後は自分の着たいおしゃれな服を選ぶ大切なのは学校に行くときにじみな格好をしていくときに「負けた」とか「悔しい」とか「本当はそんな格好をしたくない」とかネガティブな思いにならないこと 生き延びる戦い方の一つだと、娘さんと話す
ーーーーーーーーーーーーーー

鴻上 尚史さんも、「同調圧力」がが大嫌いだそうです。だからこそ沢山考えたんだと思います。それでも、なぜ日本人はこんなに同調圧力が強く自尊意識が低いのかは完全には解明できないが、上記のような考え方がが出来るまでになったそうです。

しかし、これを私が学生の時に知識として知っていたとして、同調圧力と戦うための戦略を持って行動できただろうか。
・自分の思い、感じたことを素直に表現できない日本はは息苦しいと感じつつ、結局、日本という国に住み続けている私。
・サラリーマンという「同調圧力」が強い組織に、何十年もいる私。立派に同調圧力JAPANに参加出来てるじゃん。

母親になった今、母親社会という同調圧力もすごい。母親の同調圧力社会よりも、サラリーマン社会よりも、もっともっと激しい同調圧力社会は学校であると思います。 日本人に生まれたからには、同調圧力の強い学生生活をおくることは致し方なく、そこで自分の素直な感情を圧し殺しながら、おりあいをつけて学生生活を歩めと子どもたちに相談されたときには、そう教えます。
ただ、同調圧力もプラスに出ることもあるそうで、マイナスということだけではなく、それは東日本大震災の後、略奪も起こらず、コンビニの商品が整然と並び、道路が一週間で復活して世界から奇跡だと讃えられるのは、私たち日本人が簡単に一つになれるからです。と書かれており、なるほどなーと感じることもありました。問題は、同調圧力ではなく、その強さと理不尽さだそうです。うーん、この問題は死ぬまで私に付きまといそうです。

鴻上 尚史さんも、ご自分の経験・知識から感じた同調圧力に関する感覚が鋭い!
私が感じていたもやもやを言葉にしてくれました。ありがとうございます。

子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方2 立石 美津子

2020年09月10日 | いろんなもの レビュー
障害があることに気がついたら早急に子育て方針をシフトしなければ、将来大変なことになる。

立石さんの言葉にすごく共感です。
「子育て方針をシフト」

というより、せざる得ないです。

”子どもは健康で、自分の好きなことやって過ごしてくれればいい”と思っています。
それでいつかは、自立してくれればそれでいいです。

親にとっても、子どもにとってもそれが幸せなのでは?
それが障害によって阻害されるようであれば、親がサポートする。

「二次障害」について考える

・障害の特性を理解されない環境で幼児期、学童期を過ごし思春期を迎え深刻な二次障害
・二次障害は本人にとって、不適切な環境にさらされたことに対するストレス反応
・先天的に脳にあった一時的な障害に対して、二次的に発生してしまったので元々防ぐことができたもの
・不登、鬱、家庭内暴力、自殺、他害など後天的に起こる

立石さんが感じた二次障害
・病院で見た二次障害の人の非常に悲惨な姿を見て、「子どもに無理をさせると将来二次障害を発症するかもしれない」
・いくら頑張っても、健常児にはならないのだから、過度な期待はもうやめよう
・二次障害を起こした子のママの助言
 「絶対に二次障害を起こさないように、特性にあった子育てをしなさい」
 ↓
 「子どもを変えるのではなく、親である私が変わらないといけない」

障害が重ければ、親は障害受容をせざる得ない
軽ければ、軽いほど親は認めたくなくなり、健常児に近づけようとする→二次障害は軽度の子に起こりやすい。


友達関係、学校、担任の先生との相性、母親以外にも祖父や父親の対応などの要因にも複雑に絡み合う
とくに鍵になるのが、一番長い時間子どもと関わる母親の姿勢がキーになりうる


私が感じた二次障害のpoint
「子どもを変えるのではなく、親である私が変わらないといけない」

この一文が、二次障害がどういうものなのか、わかっていても「はっと」気づかされました。

次男と一緒にお勉強していても、次男の世界で文字がどう見えているか私には理解できないため、普通の子がすぐに覚えられるであろう文字も何度も何度も繰り返し教えなくてならないので、暴言やハラスメントがつい口を出てしまいます。
「おばかっ!」「なんでそんなことも理解できないんだよ。」などなど・・

これ会社で他人に使ったら大変ですね!
ハラスメントと認識され左遷とか・・。

でも改めて思ったけど、パワーハラスメントも部下に対して、「こうであってほしい」という理想の部下像を求め、その気持ちが強く出てしまったのではないかと、この本を読んで思いました。

そんな重大なことも家庭では、簡単に出来てしまって、他人の目がないから、家庭は密室だなぁと思いました。

親野智可先生の言葉を借りれば
「子の親であることの甘え」なんだと思います。

そして二次障害ということの重大さを、意識しつつも現実とのギャップ。
イライラすることに対して抑えることの難しさ。

イライラするということは、自分自身が次男のLDを受け入れてないのか!?
最近は、カタカナや漢字が国語の教科書に出てきてしまったことに対する焦りを感じます。

・いくら頑張っても、健常児にはならないのだから、過度な期待はもうやめよう

この文章が、何度もリフレインします。
わかってます。わかってます。わかってます。

「ちゃ ちゅ ちょ」をまだマスターしていない、次男。
昨日は「大と木はどこが違うの!?」と聞いていた次男。

期待なんかしてませんが、文字に対して何故あんなに覚えが遅い!?

言葉の発達や、人をおちょくる言葉が出る次男からは想像がつかないこの文字に対する識別のなさ。
文字以外のことの違いにすぐ気が付く次男。

私に出来ることは、毎日、毎日、すぐそばでお勉強を一緒に見守り、イライラしながらも反復で教えるしか今は手助けできないなぁ~。
どーしたもんだか・・・。
これはいつまで続くのだろうか?

子どもも親も幸せになる発達障害の子の育て方1 立石 美津子

2020年09月01日 | いろんなもの レビュー
「ありのままの僕でいい」「ありのままの私でいい」
と思える環境で過ごすことが幸せ

自閉症の息子の障害を受け入れるまで1年かかった。

そんな立石さんが
「もう1度妊娠することができても、この子がいいな」
と感じるまでの、息子さんとのエピソードや、障害の捉え方などが書かれている本です。

特に第2章の ”二次障害”については、現代社会で起こる子どもの二次障害が起因ということを思わせる、様々な事件と重なりました。

比べる病 立石さん

他の子を見ること自体が、イコール息子との違いだと感じストレスの原因となった。
他のママの存在も、健常児の存在も全てがうっとうしかった。

そんな立石さんの言葉にとても共感してしまった。
私の職場は、私立〇〇学校と有名進学校の子をお持ちのお母さんが多く、自席の近くでお子さん同士のお話されると辛いです。

『私には関係ない。』と内心思っていても、どこか堂々としていられない自分もいたりして。


そういうこともひっくるめて障害の受容をされている保護者の方は本当に尊敬します。
強い!

先日レビュー記事を書いた「発達障害&グレーゾーンの3兄妹を育てる母のどんな子もぐんぐん伸びる子育て法」の
大場 美鈴さん (楽々かあさん)や立石さんもきちんと子どもの障害や特性を受容されていて、さらに子どもが”生きやすい”ように工夫をされていると感心します。

私は愛すべき子ども達を、また何回でも産みたいし、いつまでも育てたいし、いつでも「おかえり」と迎えてあげたいと、いつも自分自身願っています。
大場 美鈴さん も、仰っているのです。

子どもへも愛情がストレートに伝わってきて、読んでいたらこのお母さんに育てられた子どもさんたちは幸せだなと微笑ましいことも書かれています。
大場 美鈴さん (楽々かあさん)や立石さんも、子育てのプロフェッショナルでおられて、根底にあるのは、”子どもへの愛情”ということが、ありありと分かる一文でした。




発達障害&グレイゾーンの3兄弟を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる子育て法 大場美鈴

2020年08月25日 | いろんなもの レビュー
コロナ渦でPTA会費も、振込で入金になりました。

毎年続ければいいのに。
そうすれば、誰が入金していないかチェックするだけで、現金確認の作業はしなくて良いのに。
不要な作業はどんどん省略していけたらいいのにね・・。

「発達障害&グレイゾーンの3兄弟を育てる母の毎日ラクラク笑顔になる子育て法 大場美鈴」

だいぶ昔に買ったこちらの本、書棚から引っ張りだして再度読みました。
というのも学習障害傾向?(診断されたわけじゃないが、私はそう思ってる)

勉強を教えている途中で、ハラスメントを連発してしまったのでちょっと反省して声掛けの技術とかを再確認。

昨日は「あいうえお」の50音を書いていて、「け」を書いてみてと言ったら

次男「け・・・」「け・・・・?」
と私に聞くので、私もイライラしてきてしまって「幼稚園児にも書ける文字!!」
「1学期の最初の方に習った文字!」

と感情を爆発させてしまったのです。
アンガーコントロールって難しいですね。島田妙子さん。
特に、自分の家族だと余計・・。

でも、小学1年生のうちから(学習障害傾向?)ということが分かってよかった。
今日は”登校しぶり”があったので、こちらの本(黄色いカバーの方)の
p160 50 登校・登園を嫌がる → 行って帰ってくるだけで100点を熟読しました。

おそらく学校に行けば、”勉強が出来ないことへの劣等感の塊となって、精神的に疲れてしまうんだろうなぁ”と推察。
「今日は学童に行かなくても良いから帰ってきなさい。」と伝えました。

楽々母さん曰く、
学校に行くだけでも充分によく我慢し、充分いつも頑張っているといつも思っています。

はぁ。なるほど。”行くだけでよしか。”

これ昭和の時代だったら”お前は怠け者じゃ”とレッテルを張られてる。
そうではなくて、令和の時代なんだから、本人の成功へのハードルを下げることを目標に小出しに褒めることを、私自身に意識して実行していこう。

本をめくっていって自分に出来そうなこと

56 連絡帳は〇つけ方式なら書ける

連絡帳が書けない次男。
母 「昨日の連絡帳は書いてきたの?」
次男 「書く時間がなかったの。」

母「・・・。」

本には、書字障害と不注意性のある次男は連絡帳を書いて帰らないことがよくありあます。
私 『うぉ~!一緒です!』

ここから重要。
でも、あらかじめ、主な教科と定番の宿題や持ち物を書きだし、余白をつけて詳細や例外を短く書き込めるフォーマット」を作って、〇をつけるだけの選択式にしたら連絡帳を書くようになりました。


と書いてあり、これは私にも出来そうだ!

そう思って、さっそく取り組むことにしました。
取り組み結果はいかに!?

良い結果がご報告できるようにしたいです。


賃貸か購入か判断基準はこの3つ きちりん

2020年08月24日 | いろんなもの レビュー
もう既に、中古のマンションを購入してしまっていたので賃貸or購入!?と悩まなくてもいいのだけれど、購入したことをやっぱりよかった!と思えることを後押ししてくれた本。
第三 章  「 積極的 な 理由」 が 不可欠

第3章の購入したい①積極的な理由があり、②自分のライフプランがある程度固まっていたので購入してよかったなと思いました。
①今までいろいろ自分が暮らしやすいようにリフォーム出来た ② 自分のライフプランはだいたい決まっていた

ただ、旦那の単身赴任を決めるさいには、単身赴任についていくのかいかないのか。
所有マンションは自由に住居を選べなくて重荷だったことを考えさせられた。

①東京の拠点が便利だと思ったこと。
②共働きの生活が(子どもが保育園時)、祖父母の近くだと援助もあり暮らしやすかったこと。
③郊外ということで都心と比べたら、比較的安く広い家を購入できたこと。
④自分の好きなようにリフォームできること

が主に購入してよかったと思える点です。

この国の不寛容の果てに:相模原事件と私たちの時代 雨宮 処凛

2020年08月24日 | いろんなもの レビュー
神戸金史編 自分(植松被告)が正しいことをしているという「曲がった正義感」を醸造する雰囲気が昨今の世の中では確かにあった。植松被告が自ら積極的にタブー破り的な言説を拾ってったことも、「曲がった正義」を作っていったことに繋がっていったのではないか。それが「やまゆり園」の事件にも繋がっていった気がする。事件を起こすことで植松被告が自分の存在意義を確認するのですが、事件を起こす前に他者との対話や自分の気持ちを吐露する場所があれば、もしかしたら事件は起こらなかったのか・・とも思います。

麹町中学校の型破り校長 非常識な教え (SB新書) 工藤 勇一

2020年08月24日 | いろんなもの レビュー
自分の子どもを排除するような言葉を投げかける息子のクラスメイトの女子について、息子には距離を置いたほうがよいんだよとアドバイスしてしまったが、そう言わずにどっしりと構えていることが大切なのだと気づかされた。子どもが友達を排除しないのはとても大切なこと。一方で友達が悪いことをしてしまった時友達関係を維持することと、悪いことには加担しないことなどではどちらが大事かぶれずに選択するのが親の役目という大切な視点をもらった。ぶれずに出来るだろうか...私自身が心配で、自信がない。