~ event of everyday ~

日々の雑記.育児のこと

あけましておめでとうございます。-2019-

2019年01月02日 | ひとりごと

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

昨年は、長男につくした一年となりました。

ランドセルラックをリビングに設置しました。
リビングで勉強してほしかったから・・
理由は、いちいちこども部屋まで行って、〇付けだの、音読を聞いてる暇がないから・・という親側の理由です。



しかし、かなり分かりやすく整理整頓している(つもり)のに明日の時間割の準備に拒絶反応を見せたり、嫌がるので、
仕方なしに私が準備することも・・・(一番よくないパターンになってる。)
しまいには、本人は忘れ物をしてしまうからと、全教科毎日持って小学校に行っている・・。

私は、朝早く出勤するので早く全部済ませて寝たいのです

本当、もういまの生活まわしてくのに精一杯で。
正直にいうと、しんどい 夫婦二人の時は働いていてもゆとりがあったのになー。
子ども二人を育てるって、すごく大変だなぁ~と実感。

いつもいつも家にいても働いているような感覚になって、家で休むとかゆったりするといういう発想、感覚がない
家は家事するところです。

11月に風邪ひいて熱出して一日中布団の中にいたとき、目だけは動かせたのではじめてamzonプライムビデオの映画を見たんだけど、
家でゆっくりするとか休むとかってこういうことなのかって思いました。
その時は、祖母宅にこども預けてゆっくり療養できました。

今の私は、家族で旅行に行くよりも自宅が整理整頓できてる状態で、
一人でゆっくりできる時間が一番のリフレッシュなんだーと

昨年は、家事導線を楽にしようと思い、思い切ってリフォームしました。
リビング隣にある和室を洋室風(仕掛中..床部分は今後施工することにして)にして、
普通のクローゼットにして、片面を子供達のクローゼット、片面を布団収納にし、
残りの部分を本棚にしました。

こんな感じのパース


洋服を取り込んだら、そのまま、あまり歩かず収納。
子どもの年齢があがるにつれて持ち物が増えました。
それを整理整頓するのに、家事導線上に収納できる場所が欲しかったのです。

出来上がりの様子



これを作って、ランドセルラックで荷物整理したら、だいぶ私の気持ちが楽になりました
荷物の住所がついたのでゆとりがでました。

リビングのダイニングテーブルセットブルは幅が125㎝ → 150㎝幅に変えて、広くしました。

足が4本タイプのものにして、子どもたち同士を向い合せにしない座席位置にしたので
食事中喧嘩をすることもなくなりました。

教育について
勉強は最初から遅れをとらないように、自信をつけてあげられるよう
宿題の他に、算数は、百マス計算 足し算、引き算、文章問題、図形問題。
秋からは無学年性の通信教育をはじめました。
国語は読書日課とし、漢字ドリル、教科書ぴったりワーク、テストをするようにしました。

ヤマハも嫌々ながら、継続してます。
ワルツも少し複雑なものも弾けるようになりました。

低学年の成績って、長い目で見たら全くあてにならないけど、将来へのスタートラインだと思って
私も一生懸命取り組みました。


でも、低学年のうちは友達といろいろ創意工夫して遊んでくれることが一番だと思います。
私は、彼の自信を育てる影の存在になれればそれでいいと思ってます。


学校で彼は答えが分かっていても、いなくても手を挙げるそうです。
まぁ今はそれでもいいかと思ってます(笑)

このランドセル


黄色い交通安全のカバがー修復できないほど、ボロボロになってきたので、
ボロボロの交通安全を保護するために新たにランドセルのレインカバーを買って、交通安全を保護してるという状況。

もうわけわからない。


教育といえば、
いろいろな教育のことについて書いてある本も読みました。

すべての教育は「洗脳」である~21世紀の脱・学校論~ (光文社新書) 堀江 貴文 (著)

ホリエモンらしい考え方。
ホリエモンのようなずばぬけた才能を持つ人にとっては義務教育は退屈で仕方なかったでしょうね。

小学生の学力は「教科書」中心学習でグングン伸びる! 親野智可等 (著) 他 多数
この先生の本をこの本の他にも沢山読んでみた。
私は、この先生の教育方針好き。出来ないことをやりなさいって言わない。
長期的な視点で、教育のことを考えておられる。

小学生から「新聞」を読む子は大きく伸びる! 池上 彰 (著)
一回読んで内容忘れた頃にもう一度読んでみた。
頭の良い人って、こんなふうに新聞読んでるのね~。
こうすれ頭に新聞記事が残るのかーという感じ。

子どもではなく、大人の私にアドバイスくれた本です。
私は朝日新聞とってるのですが、未だに難しい経済の記事は読むことはなくて
生活に密着した教育、保育の記事、世の中に起こっている出来事に対して人どういう反応示しているんだろうという人々の声を集めた記事。
労働について書かれている記事と偏って読んでます。

将来の学力は10歳までの「読書量」で決まる! 松永 暢史 (著)

著者の言う通りの読み聞かせをしてみた。
効果は分からないけど、読書って大事だなぁと感じ、寝る前に私が疲れていなければ読むようにした。
疲れ果ててダメと思う日もあり。
幸い図書館は歩いて3分くらいなところにある。

「本当の国語力」が驚くほど伸びる本―偏差値20アップは当たり前! 福嶋 隆史 (著)
おおっ。国語の文章問題ってこんな解き方テクニックがあるのね。と感動した。


かがみの孤城 単行本 – 辻村 深月 (著)
中学生の多感な子が感じる人の心の動きの描写が繊細すぎる。その中で主人公と子と担任がウマが合わない=
人の気持ちに鈍感な人に何を相談しても無駄であるということを小説に教わった気がします。

東大教授が教える独学勉強法 (草思社文庫) 柳川 範之 (著) 他のシリーズも
勉強ってこうやるんだよって教えてもらった気がします。やっぱり、人それぞれ個性があってみんなが納得できる先生であっても
私にはわからないということがあって当たり前なんですよね。
解説も、何冊かかってみて自分に合う本を探してみるってのも勉強ですね。

取り残される日本の教育 わが子のために親が知っておくべきこと 尾木 直樹 (著)
尾木ママの本をかってみた。世界から見たら日本の教育がいかに取り残されているか確信した本。
そして、日本の教育は子ども達に主体性をもたせていないことを、気づかせてくれた本。

バッタを倒しにアフリカへ (光文社新書) 前野ウルド浩太郎 (著)
大学院って研究費獲得にすごく努力しなければいけないところなんだと、現実を知った本。

戦略子育て 楽しく未来を生き抜く「3つの力」の伸ばし方 単行本 – 三谷 宏治 (著)
内容忘れたのですが、社会においてはいろいろなタイプの人間が存在して役割を果たしていけばいいと。
息子はなんのタイプかしら?

といろいろ読み、子どもの目指すべき教育の柱はこれからの時代、
「独創力」「問題解決能力」という風に思いました。


それをどのように子どもに教えていったらよいのか、謎。
とにかく好きなことをとことんマニアックにあなるまでやってくださいと書いてあったので、
好きなことを見つけることと、発表学習的なものを多く取り入れたところ?に参加できればいいなぁと思ってます。

本当、これまでの教育がまるで通用しないから困るわ~。


年があけると、布団と枕を買った。
初めて自分で買ったかも。

今までのと全然違う。
暖かい。

それと、ボスビナへ旅立った息子の友人へライン電話しました。
時差があるので、時間にゆとりがある正月とかでないと無理っぽい。
遠い中近東と日本でテレビ電話。今のテクノロジーすごいです。

ボスビナ=紛争のようなイメージがあったので危険地区?と思ってたけど
そうでもないらしくて・・
今は犯罪も少なく安全だとか。






納豆と・・・飢えに苦しむ子ども

2018年08月23日 | ひとりごと
4歳になる次男が、納豆ご飯を食べたいというので、納豆と卵を割ったものををmixして書食卓に出したんですね。

(私は、卵の殻を飼っているカタツムリにあげたかったので・・卵もmixしてしまいました。)

そしたら、次男は納豆だけがよかった!!
って主張するのです。
なんとか説得して食べさせようとするのだけど、どうしても卵があると食べない!と言い張るので・・

私は「世の中にはご飯食べたくても、食べれない子もいるの!!!」と繰り返し言って結局泣かせてしまいました。

後日、池上さん著の小学生から「新聞」を読む子は大きく伸びる!という本を読み・・あれっ!?この前の事件のこと!?と記憶を思い起こすとともに、あー、そうだったのか。
だから不満な顔して泣いてたのか。と納得しました。

子どもにこの理屈は通用しない。というのも「世界ではご飯を食べられずに死んでいく子どもがいる」と言われても、遠い世界の出来事にしか思えない。

遠い世界のことを想像する。じつはここでも必要になるのは知識です。

そう書かれていました。

次男はなんのこと言われているのか、全くわからなかったし、ご飯を残すこと=悪いことというのは話の流れからはなんとなく理解できるけど、飢えに苦しむ子を想像するっていうのはなにも知識がないのだから、わからなくて当然だなーって。

じゃー、どうすればよかったかな?

Youtubeでユニセフの画像見せる?
それとも4歳だから、ご飯残さないで食べないとおばけがくるよ~・・かしら?

今回は、ちょっと考えさせられる出来事だったなー。


納豆と・・飢えに苦しむ子ども

4歳になる次男が、納豆ご飯を食べたいというので、納豆と卵を割ったものををmixして書食卓に出したんですね。

(私は、卵の殻を飼っているカタツムリにあげたかったので・・卵もmixしてしまいました。)

そしたら、次男は納豆だけがよかった!!
って主張するのです。
なんとか説得して食べさせようとするのだけど、どうしても卵があると食べない!と言い張るので・・

私は「世の中にはご飯食べたくても、食べれない子もいるの!!!」と繰り返し言って結局泣かせてしまいました。

後日、池上さん著の小学生から「新聞」を読む子は大きく伸びる!という本を読み・・あれっ!?この前の事件のこと!?と記憶を思い起こすとともに、あー、そうだったのか。
だから不満な顔して泣いてたのか。と納得しました。

子どもにこの理屈は通用しない。というのも「世界ではご飯を食べられずに死んでいく子どもがいる」と言われても、遠い世界の出来事にしか思えない。

遠い世界のことを想像する。じつはここでも必要になるのは知識です。

そう書かれていました。

次男はなんのこと言われているのか、全くわからなかったし、ご飯を残すこと=悪いことというのは話の流れからはなんとなく理解できるけど、飢えに苦しむ子を想像するっていうのはなにも知識がないのだから、わからなくて当然だなーって。

じゃー、どうすればよかったかな?

Youtubeでユニセフの画像見せる?
それとも4歳だから、ご飯残さないで食べないとおばけがくるよ~・・かしら?

今回は、ちょっと考えさせられる出来事だったなー。

障害者雇用 水増しに思う

2018年08月22日 | ひとりごと
障害者雇用 水増しについて思う
2020年オリンピック・パラリンピックを開催する国にとって、あってはならない事態だと思います。
国が率先して、障害者雇用をしなければならないのに、国が実は障害者雇用を水増ししていただなんて。

障害者雇用率制度は、民間では平成30年度から2.2%
国・地方公共団体で2.5%
都道府県で2.4%

となっていて、国の機関は民間よりも多く障害者雇用をしなければならないのです。

企業が障害者雇用をしないと  (ペナルティ制度)

従業員100人以上の企業
・納付金制度 雇用率が未達成な企業は、月に不足人数×5万円を国に支払う制度

・法定雇用率を上回ると人数×2万7千円が至急される

急いで調べたので誤記があったらすみません。

ーーーーーーーーーーーーーー
複数省庁、障害者の雇用率を水増しか


→ 疑惑?
雇用率を算定する場際に、省庁によってはは、ガイドラインには該当しない、より障害の程度が軽い人を数えている可能性があると懸念が浮上


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
障害者雇用率のカウントの中に軽度換算の文字があると疑惑に映ります。


そもそもこの制度の中に無理があるのでは?

会社の中で働くこと 一日7時間週5日勤務が基本です。
その基本をクリアできる障害者ってどのくらいいるのでしょうか。

普通の体の人だってこの条件はきついと思う人がいるはず。

現状の制度の中で、軽度障害の身体障害者が有利です。
会社の中で働くことがクリアできるからです。

障害者の配慮等は現状に任せる制度なので、会社にとって負担のかからない軽度雇用者が一番制度で美味しい人材です。

水増し問題を解決するには?
この問題を解決するには、働く場所の多様化、(在宅勤務など)、働く時間の多様化の整備をすることだと思います。

地に足つけた制作で、問題の解決を望みます。
あとできれば、障害者雇用率制度で障害者ということをひとくくりにせず障害者1級何% 精神障害者1級何%となど、傾斜をかけて
障害の重い級の方を雇用したらよりインセンティブを与えるなどしないと、本当に障害の重いけど働きたい人は働くのが難しくなるのでは?と思います。

いろいろ・・
大企業でありがちな障害者雇用に、障害者だからここまでの仕事しか出来ないなど決めつける会社が多すぎという感覚があります。
仕方がないから雇ってあげてる的な求人もあるのも事実だと思います。


障害者手帳取得するのは、大変苦労しました。
なので、自己申告書の病気の情報などを元に雇用率に換算という事実は腹立たしいです。
何のために取得したと思ってるんだ~!と叫びたくなります。

私は、障害を隠したまま働くのに限界を感じ手帳を取得しました。
自分の体が思い通りに動かないことは、すごくストレスだったし、周囲の通常に動くと思ってる人に対しても、辛い視線をあびてきました。

パラリンピック。
この国で行ってよいのでしょうか?
外面では、障害者頑張って~!と応援しているのに、実は障害者の社会参加を認めていない国。
私にはそのように映るのです。

長年、政治に訴え続けてきて障害者団体もこのニュースには呆れ、悔しい思いをしているのではないでしょうか。

でもその障害者団体のおかげで、今の私はあります。
企業で社会の一員として働けています。
障害者団体の長年の訴えかけの恩恵にあずかってます。


「理稀ちゃん沢にいると思った」発見の尾畠さん一問一答

2018年08月16日 | ひとりごと
「理稀ちゃん沢にいると思った」発見の尾畠さん一問一答

山口県周防(すおう)大島町で12日から行方不明になっていた藤本理稀(よしき)ちゃん(2)=同県防府市=が15日、無事見つかった。最初に発見した尾畠春夫さん(78)は大分県から駆けつけたボランティア。15日、発見時の様子を語った。

 ――発見時の状況は

 林道を「よしくん」と呼びながら上がっていたら、ちょうど沢の真ん中のこけむした岩の上に座っているのを見つけた。大きな声ではっきり、「ぼく、ここー」と言ってくれた時はうれしかった。

 足を水につけて座っていた。頭に木の葉っぱみたいなものが付いていて、長袖のシャツは3日間苦労しただけあって土で汚れていた。渡したあめの袋を奪ったり、あめをがりがりかんだりしたので(体調は)大丈夫だと思った。

 ――どんな思いで捜したか

 以前、大分県佐伯市で2歳の女の子を捜したことが役立った。子どもはきっと上にのぼっていく習性があると思う。現場付近は左側が沢で、右側の崖には金網があったから沢にいると 思った。

 ――見つけた時の感想は

 言葉はない。尊い命が助かって良かった。人の命は重たい。高齢者だろうが若かろうが、何かできることがあれば力になりたいと思って参加した。

 ――警察より先にだっこして家族に渡した理由は

 見つけたら必ずすぐにお渡ししますと家族の方と約束していた。抱いている時、「よしくん良かったね」などと話し、「あめおいしい?」と聞くと「うん、うん」と答えた。

 ――これまでにどんなボランティア活動を

 東日本大震災では宮城県南三陸町に500日。西日本豪雨では、広島県呉市で床下に潜って泥かきを主にした。今後も元気な間はボランティアを続けたい。これまでやらしてもらったことに恩返ししたいと思ってやっている。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
尾畠さん すごいです。
ニュース見て感動して思わず泣いてしまいました。

ボランティア精神がまたすごい!

「自己完結するのが真のボランティア」
こんな素晴らしい方、日本にまだいらっしゃるんですね~。

よしきちゃん見つけてくれてありがとうございます。

経済優先の社会で、悲しいかな自分がよければそれでいいという人を多く見かけます。

自発的に社会のための行動を起こせる人、私も見習いたいと思いました。

若いボランティアに師匠と呼ばれるのが、理解できます。

BB弾、2個と1万4千個を落とした、核の驚異を伝える若者(ひとりごと)

2018年08月10日 | ひとりごと
BB弾、2個と1万4千個落とした 核の脅威伝える若者

2018年8月9日


 被爆者の高齢化で被爆体験を語れる人が少なくなるなか、新しいかたちの平和教育に挑む若者がいる。長崎大教育学部4年の光岡華子さん(22)。被爆者や市民が国際社会を動かして核兵器禁止条約ができた過程を肌身で感じたことが原動力の一つ。いずれ平和を「仕事」にしたい。そんな思いも温めている。

 プラスチック製のBB弾を一つずつ、金属の缶に2度落とす。「これが広島と長崎の原爆」と説明したあと、いま世界にある核弾頭の数と同じ1万4450個を別の缶から一気に落とした。ザァー。目をつむって聞いていた生徒たちが大きな音に体を縮こまらせた。

 7月12日、長崎県諫早市の中学校であった光岡さんら4人の大学生による平和授業。核の脅威を体感できる工夫をこらす。「平和は算数のように、答えが決まっているものじゃない」。授業の途中、生徒に「どう思う?」と投げかけ、意見を聞いて回る。用意された答えを聞いてもらうだけでは意味がないと考えるからだ。

 佐賀県出身。大学進学を機に長崎で暮らし始めた。被爆者には縁がなく、核兵器の問題も特に興味はなかった。

異文化や平和には関心があった。大学2年の時、マレーシアでの国際ボランティアに参加した。不法移民の集落で男の子と遊ぼうとしたが、にこりともしない。目の前の子ども一人笑わせることができない自分に、無力感をおぼえた。

 3年になって、長崎大などが募集する平和活動プログラム「ナガサキ・ユース代表団」に加わった。

 昨年3月下旬、米ニューヨークの国連本部で開かれた核兵器禁止条約の交渉会議。カナダ在住の被爆者、サーロー節子さん(86)の演説を間近で聞いて、力強い声と言葉の重みに鳥肌がたった。各国代表が淡々とスピーチしていた会場の空気が一変し、誰もが引き込まれているのが分かった。

 条約は7月7日に採択された。人が人を動かす力でこんな大きな条約も作れちゃうんだ――。サーローさんや、地道にロビー活動する核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)のメンバーの姿に、そう気づかされた。

 帰国後、大学を1年間休学し、小学校などで平和教育の出前授業をしていたユースの活動を引き継ぐ団体「ピース キャラバン隊」を立ち上げた。これまで1年ほどの間、紹介や口コミもあり、県内外15校ほどで授業をした。

 被爆者がいなくなる時代は着実に近づいている。被爆者の講話に耳を傾ける形式から、自分の頭で考える力を養う授業へ――。年齢の近い大学生が講師をするからこそできることだと信じる。出前授業を「商品化」し、大学卒業後も団体の運営を続けられるようにしたいと思っている。

新しい挑戦は大変だけれど、一人ひとりを動かすことが大きな力になることを知っているから頑張れる。まずは子どもたちから。「大事な問題こそ、答えはすぐに見つからない。分からなくても、考える。そして動いてみる。それが、大事なんだと思う」(田部愛)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 毎年この季節になると戦争の記事が出て、申し訳ないけれど、少しあきてきていて、記事をすっとばしたり、斜め読みしたり、読む気になれませんでした。

 戦争の話は、祖母からはあまり聞けないままそのまま亡くなってしまったけれど、とにかく「かわいそうだった」とか何か食べ残すとすかさず「もったいない」だとか、ティッシュペーパーで鼻を一度ふいただけで捨てるのは「もったいない」ということを言われ続けてきたました。

 大人になると戦時中の暮らしをドラマだったり、映画だったりと私の中に入ってきて、それを見て祖母の「もったいない」という気持ちがわかるようになってきました。

 原爆関連の記事を読んで、原爆が落とされてから73年の年が流れたということを知り、それは私の父が生まれてから2年後のことで、父の老いた様子をみてはそれは長い年月だと感じ、原爆投下当時のことを客観的に語れる方が減るのも当然の流れと感じました。

 「被爆者がいなくなる時代は着実に近づいている」ということから、この記事の学生の方のように自分の頭で何が出来るかを考え、一人ひとりの心を動かそうと実感していく力は、私も何か応援したい気持ちになりました。

 何より、この記事に出てきた´サーロー節子さんの演説´をググったときは胸に熱いものを感じました。

全身全霊の魂の叫び!平和への願い、被爆経験からの核廃絶へのメッセージ…は使命感を感じ、私に確かに伝わってきました。

 しかし、残念なのは広島、長崎と´平和記念式典´のあいさつで首相が核兵器禁止条約に触れなかったことです。

被爆国ならではの使命感を感じ、世界のリーダーとして核廃絶を訴えるべきなのではないか。被爆者との溝の深のニュースが飛び交う…

私が首相であったなら、原爆投下の日に合わせて広島や長崎にいけない。
被爆者が多く眠っている地で「アプローチ」が異なると核兵器禁止条約に参加しないのは、あまりに被爆者の扱いを軽くみている行為ではないか…そう思います。


2040年の大学像 (ひとりごと)

2018年08月08日 | ひとりごと
以下 朝日新聞記事を受けて(ひとりごと。)


(MONDAY解説)中教審が描く2040年の大学像 AI時代、「最高学府」の岐路 増谷文生

2018年8月6日


 ■NEWS

 2040年の大学のあり方を議論している中央教育審議会の部会が6月末、中間まとめを公表した。AI(人工知能)が進歩して社会に行き渡り、仕事でも生活でも外国人と密接な関係になっている――。そんな時代に活躍できる人材を送り出すため、有識者らが描いた未来の大学の姿とは。

 ■脱偏差値、増える実務家教員

 《中教審大学分科会に置かれた「将来構想部会」の中間まとめを総合すると、22年後の大学はこんな姿だ。》

 受験生が志望大学を選ぶ際、参考にするのは「偏差値」だけではない。学生の「満足度」や卒業後の進路をネット上で検索 し、各大学を比べる。留年率や中退率も決断の重要な要素だ。

>偏差値重視型の教育からやっと解放される。少しほっとした気持ちです。
22年後の大学の姿と書かれているが、実際にはもっと急激なスピードで下記のような改革が取り組まれると思います。
大学の改革に合わせて、小学校教育、中学校教育、高等教育・・またはその教育の枠の仕組みさえ変わっていくことと思います。

 志望対象も縦割りの「学部」や「学科」ではなくなっている。その頃の大学は「学位プログラム」を導入。学生は取りたい学位を決め、大学が示したプログラム例を参考に文系・理系を問わず、多数の学部に散らばる講義を選んで学ぶようになっているためだ。

>すごく良いことだと思います。この大学に入学したからこの課程の勉強しかできないとなく、入学後もさまざまな勉強ができる良いと思います。
いずれは、大学という枠もなくなり、下記にもあるような「学修成果」を重視すれば専門性がありその人の個性が、社会に評価されるのではないか;と思う。

 キャンパスに集う学生は20歳前後の若者だけでなく、中高年も目立つ。「リカレント教育(学び直し)」を受けた人が会社で昇進したり、転職したりすることが標準的な働き方になり、社会人学生が増える。大学側も業界や企業と連携して実践的なプログラムを作り、休職したり、休日をつぶしたりしなくても大学で学べるようになる。

>「40歳定年制」の本で読みましたが、大学・大学院は人生の方向転換のためにあるらしい
 勉強するという点においては、一度働いて何が自分に欠けているのか、よく認識できたほうが真剣味がまるでちがってくる。勉強に身が入ると思う。

大学出たら、終身雇用の会社るという選択肢の少ない生き方が閉塞感をよんでいるのだと・・著者は本の中で伝えていました。

もしかしたら、グローバルな流れにのっとって、多用な年齢層が在籍する大学が、将来は主流になりそうですね。

女性で言えば子育が一段落して大学院に入り直して学び直しという世界があっても良いのではないかと思ってます。

 その頃には日本社会の国際化も進むため、日本企業で外国人が働くことは今以上に一般的になっている。就職を目指す留学生が大勢、日本の大学で学び、海外にいたままオンラインで受講する学生も多い。

>オンライン化良い流れですね。もしかしたら、もっと格安で大学の授業を受けれるかもしれない。
様々な国の、様々な環境の方がもっともっと教育を受けれる機会があるかもしれない…
と同時に、自分の子どものが巣だつ頃には、海外の優秀な生ととの競争が熾烈になる可能性も…

 教員のタイプや働き方も大きく変わる。最先端の知識を学生に教えるため、社会での経験を積んだ「実務家教員」が増え、若手や女性、外国籍の人の登用も進む。教員経験がない人でも、各地で用意された研修プログラムなどを通して、カリキュラムの作り方などを身につけて教壇に立つ。

>実務教員・・すごく良いですね。リアルな話が教員から聞けそう。
私は、大学の先生からは現場目線の話を聞きたい。

現在は研究者が少ない分野だと、限られた大学でしか学べない。だが、複数の大学で専任教員として教える「クロスアポイントメント制度」も浸透し、その障壁は下がる。

 企業が学生を採用する方法も変わり、大学で身につけた「学修成果」を重視する。大学は教育の質が落ちないよう、改革を続けることが迫られる。創造力や実行力などを測るテストや、成長実感などを尋ねるアンケートなどを通して、学修成果を把握。教育力をアピールするため、その結果を公表するようになる。

>創造力や実行力をテストって誰が審査するんだろう。
その先生の趣向にのっとった、テストが評価されそう・・
まずは、そういうものを評価する人の育成が急務なのではないでしょうか。


 ■政財界から危機感

 大学改革をめぐっては中教審だけでなく、首相官邸が主導する有識者会議や経済団体などから、様々な提言が出されている。多くで共通するのは、AIやビッグデータなどの活用が一層進んだ社会になりつつあるなか、今の大学では時代の要請に応える人材を育てられない、という危機感だ。

>財務省も問題であると思います。国立大学法人の予算は毎年減り続け、比較的短期で成果の出しやすい実用的な研究へ重点的に予算が配分されているため、将来的に約に立つのかわからないちされる基礎兼有は萎縮しつつあると「取り残される日本の教育」著書 尾木直樹さんは述べていました。
そうした大学財政の中腰を据えて自由な発送で学問研究を行うことは非常に困難です。

時代の要請に応えられる人材の育成には、財源も必要だと思います。

 少子化が進むなか、改革に着手している大学も多く、こうした提言に対しては「経営者や有識者が通っていた頃の大学をイメージして、改革を求めている」という反発が出ている。だが、大学の学長や教授が多くを占める中教審の部会も、学生本位ではなく、「教員の研究テーマに過度に限定された授業科目や教育課程」が残る現状を認め、改革の必要性を指摘した。

>教師が一方的に指示を出し、学生を操作しようとしている・・
大学においても、このようなことが日本では多いのですね。

まず、子どもを従属させようとするシステムからの脱却ですね。

日本人は子どもを管理するシステムが好きなんですね。
もっと、子どものことを信じて自由にさせてあげても良いと思います。
息子の小学校、水筒の中身はお茶か水・・
そんなことわざわざ決めなくてもよいと思いますが・・・

実務家教員の登用や、産業界や企業と協力してのカリキュラム作成に期待が集まるのもそのためだ。大学教育学会長を務める同志社大の山田礼子教授(高等教育論)は、「企業の研究所などから来た人は、コスト意識や成果に対する見方が厳しく、元からいる教員に刺激を与える」と述べ、大学全体の改革にもつながると指摘する。

 ただ、大学が「職業訓練校」になることは避けなければならない。中間まとめは「社会が変化しても陳腐化しない、普遍的な能力を学生に身につけさせる教育」が必要だと記した。

 ■建学の精神、立ち返る必要も

 わずか20年ほどで、これだけの大改革を成し遂げることは、大学の力だけでは難しい。企業との協力関係は特に重要だ。国の財政難が続くなか、大学に振り向けられる予算の拡充を期待することは難しく、民間資金の獲得がかぎのひとつとなる。社会人学生が増加するためにも、大学で学んだことが企業で昇進や配置換えにつながる仕組みを、企業側が整える必要がある。

>すごく大事なことだとは思うのですが、企業が改革してゆけるだけの意識を持つかどうか・・ただでさえカツカツでゆとりのない時代なのに。
こうゆうのは、トップダウンの指示で行ったほうが良いのでは?
先々を見越して改革していく力が、企業にあるのか不安です。

 しかし経済界が大学に不信を抱いている現状では、こうした協力はあまり期待できない。文部科学省は、経営が悪化した大学への補助金を減らすなどの方法で改革を迫る一方、外部理事や実務家教員の増加を通じて、大学人の意識改革が進んで信頼回復につながることに期待をかけている。

オンライン化も大切だ。2040年の日本の18歳人口は、現在の120万人から88万人に減ると推定される。大学を現在の規模で維持するために不可欠な社会人学生や留学生を増やすには、時間的・経済的負担が小さいオンライン授業が威力を発揮するが、海外と比べて国内は普及が進んでいない。リクルート進学総研の小林浩所長は「リアルとオンラインを融合した教育政策を考えるべきだ」と指摘する。

>日本の大学の場合、日本語が海外の学生を獲得するのにハードルが高いですよね。
大学での言語は、英語が一般的になるように改革が必要ですよね。

 社会の急速な変化に伴い、大学に対する圧力は今後も強まるだろう。政権の一部や産業界からはすでに、東京23区の大学の定員抑制など「学問の自由」や「大学の自治」を揺るがしかねない提言が出ている。今回の中教審の中間まとめや、文科省の政策にもその影響が表れ始めている。

 大学は今後も、こうした提言に向き合う必要がある。だが、高等教育の役割は時代にあわせて変化する部分もあれば、普遍的な部分もある。政界や経済界の求めに応じて合理性を追求するあまり、社会の大きな課題解決につながる可能性がある学問分野を排除してしまっては、本末転倒だ。

 そのためにも、大学は「建学の精神」や「ミッション」に立ち返り、あるべき姿を自ら考えなければならない。文科省や中教審に指摘されるまでもなく、自ら「強み」となる特徴を再確認してアピールし、社会の理解を得ることが重要だ。

 (社会部・増谷文生〈ますたにふみお〉)

>大学が変わらなければ、日本の小・中・校も変わらないと思う。
大学の改革にはおおいに賛成です。

教育って大切ですね。
知識詰め込み型の教育から一日も早く脱却してほしいです。
そして点数による競争主義への脱却。
家庭で学力の責任を補わせることの脱却。
教育格差への脱却。

勉強がつまらないもの→楽しいものに。


そして、何より企業が変わらないことには国際競争力は劣るばかりと思います。
多様な生き方のある社会。

そして長い目で、教育戦略を練れるような政治が必要なのではないかとそう思ってます。