連休にはもう限界と思うが、その夜は穏やかだ。
血のつながりよりは気配を見る力はあるようだ。
窓を開け離して風を通すと32度で案外過ごせる。
それを姪はすぐに閉め切る。当然37度を超す。
避難して椅子にもたれ寝る。時折窓から半身を
出し外を眺める。でもカーテンは開けたまま。
他の部屋も同様。こちらも暑くなる。
あて物だけは半日毎に代えさせる。でも寝る前の
交換は逃げられる。そのままごろ寝。
暑さの感覚や汗みどろが苦にならないかのよう。
気持ち悪くて近寄れない。
当然ながらおむつかぶれも治りきらない。
今日はデーで入浴がある。一心地できる。
処分しなければならない物が一向進まない。
毎日の食の準備で後回しになる。あと何回食事が
できるかなと考えると空恐ろしい。気は急く。