今の暮らしはコマノマイダオレにふさわしくない。
ボンベを持っての暮らしになる。
喉のモーラステープも切って使うのを止める。
息ができる道を選ぶ。代わりに力を一点に注ぐ。
それが自分の進む道と思い直した。
この六年姪との暮らしで生き方を鈍らせた。
若い頃お金がなくて食パン一斤で一週間暮らそ
うとした。しかし最後までは我慢できなかった。
同じ過ちをした。咳を恐れて消極的だった。
咳がでようと薬の力を借りて言葉をはきだす。
思い残すことのない様に生きる。
依然引き籠りの暮らしではある。極端に変わ
らない。扁桃腺の腫れと癌は依然変わらない。
二十年以上も前から走る事は出来ない。
でも薬の力を借りて普通に暮らせる。姪の生
活を支えられる。本人が望んでいなくても。
雑草が生い茂ろうと外仕事はまだ無理。日和を
見てする。昨晩は既に秋。寝付く時は寒ささえ
あった。私の場合冬が大敵。
米が買えない。ご飯はご仏飯のみにする。
食事はパンに切り替える。こんな事が予想外に
早く来た。その内輸入の米も高くて買えない。
ファーストフードでしか食事にありつけない。