今日は、『成年後見制度10周年記念シンポジウム』を聴講してきました。
場所は、東京商工会議所です。
みなさんは、この制度知っていますか?
認知症や知的障害、精神障害によって、
自分の財産管理が難しくなった人たちに代わって、
『後見人』として選任された人が財産管理を行う制度です。
私がこの制度を知ったきっかけは、
この制度を使って、後見人がついているご近所さんがいるのです。
近い将来、この制度が必要になってくるであろう親戚がいるので、
自分の勉強のためにもということで、聴講してきました。
まだ施行されてから10年だそうですで、
色々課題もある制度ではありますが、
2005年に起きた事件、
不必要なリフォームで多額のお金を騙しとられたお年寄りの事件は、
みなさんのご記憶にもあるのではないでしょうか、
それ以降、この制度を利用する人が増えたそうです。
私もこのまま行けば、お一人様の老後を迎えます。
自分が判断や契約行為をできなくなった時、
このような制度で先に任意後見人を選んでおけば、
安心なような気がしました。
シンポジウムのパネルディスカッションでは、
元NHKアナウンサーの広瀬久美子さんが、
制度を知ろうと思っても、書いてあることがとても難解なので、
利用する側にたって、
中学生でもわかる日本語で書いてほしいとおっしゃっていたのが、
印象に残りました。
民法なんかが絡む制度って、本当、わかりずらいですよね。
今日は、とても良い勉強になりました。
これからもこの制度のことは、理解を深めたいと思います。
コメントありがとうございます。
最近は、銀行の窓口にしても本人確認が厳しく行われます。
昔のように家族が代わりにということも難しくなりました。
介護を受けるにも、頼れる家族がいなくて、自分で契約行為が行えなかったらこまりますよね。
親の世代や自分自身、いつかは直面する問題なので、僕も勉強させてもらいます。