福祉と許認可申請の専門家 行政書士 平松智実のブログ

成年後見 知的障害 飲食店 各種許認可申請 行政書士平松智実法務事務所 立川 羽村 福生 あきる野 昭島 青梅 八王子

3月21日は「世界ダウン症の日」です!

2020-03-21 20:46:48 | 成年後見

こんにちは。

許認可申請と福祉の専門家、平松智実法務事務所の平松智実です。

 

今日3月21日は国連で定められた国連デーの一つ「世界ダウン症の日」です。始まりは2012年で、この日に合わせて、ダウン症のある人がその人らしく、安心して暮らしていけるよう、日本中・世界中で様々な啓発イベントが行われます。(引用:http://jdss.or.jp/wdsd2020

 

ダウン症=知的障害というわけではありませんが、ダウン症の方で知的障害の方もいらっしゃり、私自身も知的障害者支援施設で働いていた時に、ダウン症の方と一緒に活動をしました。ダウン症の方はとてもフレンドリーで様々な活動に楽しそうに参加する方が多いような印象でした。

 

また、ダウン症の方は自分の意思がしっかりしているため、知的障害により自分の意思を伝えるのが苦手な方の場合は、特に意思決定支援に力を入れる必要があります。成年後見制度の理念の一つでもある「自己決定の尊重」が本当に重要であると思います。

 

フレンドリーな反面、自分に意思をしっかり持っているため、「頑固」と捉えられてしまうこともあるようです。しかし、ダウン症の性質をよく知り対応を熟知していれば、したいことができるような方策を考えることができます。

 

さらには、知識があるだけではなく実際に接したことの有無ということもとても重要です。言うまでもありませんが、ネットや本で調べただけでは実際に接したときに対応に困ってしまうことも少なくありません。便宜上、「ダウン症」とひとくくりにしていますが、当然、その人その人で性質は様々です。

 

ダウン症で知的障害のある方が成年後見制度の利用を考える場合、ダウン症のことを理解している、そして対応を熟知している人に後見人になってもらうということが大事です。ダウン症に限らずですが、その人の性質についての理解と対応方法が分からない人では、後見人の価値は半減すると言っても過言ではありません。

 

「世界ダウン症の日」をきっかけに私自身もダウン症について理解をさらに深め、後見人としてのスキルを研鑽していきたいと思います。

ダウン症の方、知的障害の方の成年後見についてのご相談はお気軽にご連絡ください!

⇓ ⇓ ⇓

平松智実法務事務所のお問い合わせページ

 

立川市・昭島市・福生市・国立市・国分寺市・あきる野市・羽村市・八王子市・日野市・青梅市・武蔵村山市・東大和市・日の出町・瑞穂町であれば無料でご指定の場所まで伺います。その他の地域についてもご相談ください。電話、メールでのご相談を日本全国から受け付けています!

コメント

成年後見は「後見」だけじゃない!ご本人の状況に合致した類型を選択しましょう!

2020-03-07 15:25:29 | 成年後見

こんにちは。

許認可申請と福祉の専門家、平松智実法務事務所の平松智実です。

 

法定成年後見には後見、保佐、補助の3つの類型があります。後見は「判断能力を欠く常況にある方」、保佐は「判断能力が著しく十分な方」、補助は「判断能力が不十分な方」を対象としています。3つの類型の中では後見の類型を利用している方がもっとも多く、8割ほどを占めています。

 

しかし、成年後見制度の理念である「自己決定権の尊重」が達成されるためには保佐の類型の活用が必要です。そこで今回は成年後見制度の中の法定後見の保佐類型について解説していきたいと思います。

 

知的障害や認知症などにより成年後見制度の保佐類型を利用している人を被保佐人と言いますが、被保佐人は大きな金額の取引など財産に関する重大な行為をするためには、被保佐人を支援する人=保佐人の同意が必要です。ただし、日用品の購入などについては例外となっています。

 

民法13条1項を引用します。

1.被保佐人が次に掲げる行為をするには、その保佐人の同意を得なければならない。ただし、第9条ただし書に規定する行為については、この限りでない。

①元本を領収し、又は利用すること。

②借財又は保証をすること。

③不動産その他重要な財産に関する権利の得喪を目的とする行為をすること。

④訴訟行為をすること。

⑤贈与、和解又は仲裁合意をすること。

⑥相続の承認若しくは放棄又は遺産の分割をすること。

⑦贈与の申込みを拒絶し、遺贈を放棄し、負担付贈与の申込みを承諾し、又は負担付遺贈を承認すること。

⑧新築、改築、増築又は大修繕をすること。

⑨第602条に定める期間を超える賃貸借をすること。

 

もし被保佐人が保佐人の同意を得ないで上に書かれている行為を行った場合は、保佐人はこの行為を取り消すことができます。つまり、同意が必要な行為について保佐人が同意していない場合にだけ取り消せるということです。保佐人の行為を常に取り消せるという訳ではないのです。(同意なし⇒取消権というイメージです。)

 

まとめると、同意権は保佐人が被保佐人の行為に同意できる権利、取消権は保佐人の同意のない被保佐人の13条1項の行為について取り消すことができる権利ということになります。

 

保佐類型は、財産等に関わる重大な行為については保護し被保佐人に不利益がないようにしながら、自分のことは自分で決めて自分で行うことのできます。後見に比べて保護の範囲が狭い分、自己決定が尊重されていると言えるでしょう。

 

もちろん、必ずしも保佐の類型が良いという訳ではなく、利用される方の状況に応じてもっとも適した類型を選ぶべきであることは言うまでもありません。どの類型にするべきか、そもそも成年後見制度を利用するべきかなどで迷ったら、お気軽にご相談ください!

⇓ ⇓ ⇓

平松智実法務事務所のお問い合わせページ

 

立川市・昭島市・福生市・国立市・国分寺市・あきる野市・羽村市・八王子市・日野市・青梅市・武蔵村山市・東大和市・日の出町・瑞穂町であれば無料でご指定の場所まで伺います。その他の地域についてもご相談ください。電話、メールでのご相談を日本全国から受け付けています!

コメント

後見?保佐?成年後見制度の類型、どのように選ぶべき?

2020-02-24 10:13:03 | 成年後見

おはようございます。

許認可申請と福祉の専門家、平松智実法務事務所の平松智実です。

 

成年後見制度のご相談の中でよく「後見と保佐はどう違うの?」と聞かれます。私が『後見は日用品の買い物以外であれば後見人が契約を取り消すことできたりほぼすべてのことを代理することができたりします。保佐はその範囲が狭くなるという点が違います。』と答えると「じゃあ後見の方がいいんじゃないの?」と言われます。

 

確かに後見の方が保佐に比べてご本人の保護が大きいのは事実です。そして代理権の範囲も広いのでご本人に代わってして差し上げられることも多くなります。そのため、後見と保佐のどちらか選ぶなら後見で良いのではないかと考える方が少なくありまん。しかし、ちょっと待ってください!

 

ご本人の保護が大きいということは裏を返せば、ご本人が自分だけでできることの範囲が狭いということです。例えば、後見の場合は日用品以外のものの購入は後見人の判断で取り消されてしまいます。ご本人が自分のしたいと思ったことを自分だけですることができないとも言えます。

 

成年後見制度の理念の一つは「自己決定の尊重」です。自分で決めたことを後見人が取り消せてしまうのでは自己決定が十分に尊重されているとは言えません。判断能力が本当にないのならともかく、ある程度の判断ができる方であればご本人の意思をできるだけ尊重するのが望ましいのではないでしょうか。

 

後見であればすべての法律行為について自動的に代理権が付与されますが、保佐における代理権は申し立ての範囲内で裁判所が定める特定の法律行為に限定され、さらにご本人の同意も必要となります。

 

成年後見制度を利用されるご本人に適した類型を選択することで「自己決定の尊重」という理念の実現に近づくことができます。医師やご本人に関わる福祉職の意見なども考慮して、慎重に類型を決定して申し立てをするのが良いと思います。

 

平松智実法務事務所は知的障害のある方の成年後見を専門としています。成年後見制度の利用を検討されていましたらぜひ一度ご連絡ください!

⇓ ⇓ ⇓

平松智実法務事務所のお問い合わせページ

 

立川市・昭島市・福生市・国立市・国分寺市・あきる野市・羽村市・八王子市・日野市・青梅市・武蔵村山市・東大和市・日の出町・瑞穂町であれば無料でご指定の場所まで伺います。その他の地域についてもご相談ください。電話、メールでのご相談を日本全国から受け付けています!

コメント

成年後見制度の利用の申し立てに必要な書類はどんなもの?

2020-02-23 11:05:34 | 成年後見

おはようございます。

許認可申請と福祉の専門家、平松智実法務事務所の平松智実です。

 

知的障害や認知症などにより判断能力が欠如または低下している方のために後見人等を選任するのが成年後見制度です。成年後見制度を利用するためには必要書類を揃えて裁判所に申し立てをします。今回は成年後見制度の利用申し立てに必要な書類についてお話します。

 

必要な書類の様式は家庭裁判所のホームページからダウンロードすることができます。

 

・親族関係図

成年後見制度を利用するご本人を中心とした親族関係図を作成します。

 

・後見・保佐・補助開始申立書

所定の様式にご本人、申立人について記載します。

 

・診断書 

主治医の診断書を添付します。通常の診断書ではなく成年後見制度用のものです。

 

・本人情報シート

2019年4月1日から運用が始まりました。福祉職が作成するご本人に関する情報のまとめです。

 

・愛の手帳のコピー(交付されている場合のみ)

知的障害のある方の証明書です。

 

・本人の戸籍個人事項証明書(戸籍抄本)

本籍地の役所で取得します。

 

・本人の住民票

住所地の役所で取得します。

 

・本人が登記されていないことの証明書

法務局の本局で取得します。

 

・後見人等候補者の住民票

 

・申立事情説明書

申立てに至った事情(相続、親の高齢化など)について記載します。

 

・親族の「同意書」

親族、特にご本人の推定相続人の同意についての書類です。

 

・後見人等候補者事情説明書

後見人の候補者を指名する場合、その人の情報を記載します。

 

・財産目録

ご本人の現在の財産状況について報告します。

 

・収支状況報告書

ご本人の現在の収入と支出の状況について報告します。

 

・財産関係の資料(該当する財産がないものは不要)

通帳や不動産の全部事項証明書などです。

 

平松智実法務事務所では成年後見制度利用のご相談から申し立てのお手伝い、後見人等への就任まで一貫して対応させていただきます。まずはお気軽にご連絡ください!

⇓ ⇓ ⇓

平松智実法務事務所のお問い合わせページ

 

立川市・昭島市・福生市・国立市・国分寺市・あきる野市・羽村市・八王子市・日野市・青梅市・武蔵村山市・東大和市・日の出町・瑞穂町であれば無料でご指定の場所まで伺います。その他の地域についてもご相談ください。電話、メールでのご相談を日本全国から受け付けています!

コメント

成年後見人等の報酬に対する助成金!~東京都立川市の場合~

2020-02-20 21:15:51 | 成年後見

こんにちは。

許認可申請と福祉の専門家、平松智実法務事務所の平松智実です。

 

成年後見制度とは知的障害や認知症などにより判断能力が低下している方を支援する人(後見人等)を、本人・配偶者・4親等内の親族等の申し立てにより家庭裁判所が選任する制度です。後見人等は知的障害のある方や認知症の方に代わって契約や財産管理を行います。

 

裁判所に選任された後見人は上記のような業務を行う対価として報酬が発生します。報酬の基準額は2万円で管理する財産の額などにより増額されます。後見人に対する報酬は親族や家族が支払うのではなく知的障害や認知症の方の財産から支払われます。

 

この後見人に対する報酬支払いに対して各自治体で助成金が用意されていることがあります。東京都立川市の場合は以下の通りです。※立川市役所HP参照

<助成金の要件>

・住所が立川市であること、または市外の施設等に居住しているが保険者等が立川市であること

・市区町村民税が非課税で、活用できる資産が80万円以下であること

 

<助成金額>

・報酬決定額と2万円×報酬付与対象月数(上限を12か月とする)を比して少ない方の額

報酬額は1年間分をまとめた額となります。報酬が月額20,001円以上であれば月額20,000円分の助成額という意味です。

 

助成金をもらうことができるときは、選任された後見人等が申請をすることになるのでご本人やご家族が手続きをする必要はありません。

 

後見人等が成年後見制度を利用している方の2親等内の親族であった場合は対象外となるのでご注意ください。兄弟姉妹が後見人になっているケースが該当します。

 

成年後見制度を利用するにあたり必要となる費用の助成は多くの自治体で行っていますが、それぞれ対象者や助成額などが異なります。成年後見制度の利用を検討されていましたら平松智実法務事務所までご連絡いただければ助成金のことも含めてお話させていただくことができます。

 

まずはお気軽にご連絡ください!

⇓ ⇓ ⇓

平松智実法務事務所のお問い合わせページ

 

立川市・昭島市・福生市・国立市・国分寺市・あきる野市・羽村市・八王子市・日野市・青梅市・武蔵村山市・東大和市・日の出町・瑞穂町であれば無料でご指定の場所まで伺います。その他の地域についてもご相談ください。電話、メールでのご相談を日本全国から受け付けています!

コメント