気になる海賊活動海域の「北上」
Pirates hijack oil tanker off Oman coast
アフリカの角、アデン湾海域で活発だった「海賊」活動が広域化しアラビア海、インド洋へと広がっている。一方ソマリア海賊は、既に国際犯罪組織化している、とも言われる。
アラビア海、インド洋へと広域化する海賊活動を警備する、と言う口実で国際協力海上警備、防衛活動も北上しつつある、と言うことだ。
アラビア海とは、ペルシャ湾からホルムズ海峡を抜けた先だが。
気になる海賊活動海域の「北上」
Pirates hijack oil tanker off Oman coast
アフリカの角、アデン湾海域で活発だった「海賊」活動が広域化しアラビア海、インド洋へと広がっている。一方ソマリア海賊は、既に国際犯罪組織化している、とも言われる。
アラビア海、インド洋へと広域化する海賊活動を警備する、と言う口実で国際協力海上警備、防衛活動も北上しつつある、と言うことだ。
アラビア海とは、ペルシャ湾からホルムズ海峡を抜けた先だが。
フェイスブックのIPO前に、共同創立者のSaverinが米国籍を放棄
カタールSWFがシェルに投資
Qatar's SWF takes stake in Royal Dutch Shell
ロイヤル ダッチ シェルに株式投資を決定と言う。恐らく3~5%と予測されているが発表はされていない。
カタールは、ほんの数週間前に欧州第3の石油メジャー、トタールの持ち株を3%に引き上げたばかりで、イタリアおENIへの投資も交渉中だ。 トタールは西アフリカの資源開発を拡大するため、としている。
こうしたカタールの欧米資源メジャーへの投資による増資と、「アラブの春」へのカタールへの深い関わりは決して無関係ではない。
国有化され外国メジャーは追い出されたイラクは壊し、スーパー巨大油田権益の殆どは既に西洋メジャーが取り戻している。
リビヤも同様に壊され、スーダンも分断、ナイジェリアも分断途中だ。
エジプト革命とイスラム原理主義化、同じくチュニジア、そしてシリアも破壊、分断途上だ。
エジプトはスーダンへの路であり、リビヤは西アフリカ、更にディープアフリカ全土への門戸なのだ。
中国のグローバルな資源ハンティングに対抗するには、欧米メジャーの増資による開発事業拡大が重要に成る。 これは何も中国に対抗し西洋の資源を「守る」と言う意味では必ずしも無い。 それよりも寧ろ、中国へ資源を売るべく開発するまでだ。欧米メジャーへの中国の資源依存度を高くする、即ち立ち上がる中国の「喉元の管理」範囲の拡大と言う訳だ。
資源による世界統治管理戦略をカタールの資金で行っていく、と言う事だ。
カタール 新たに陸上競技大会招致に賭ける
Qatar eyes new bid for athletics championship
2017年世界陸上競技選手権大会の開催権選出戦にはロンドンに負けたカタールが、再び2019年大会開催招致戦に賭けるべく調査中、と言う。
2022FIFA W杯開催は決定しているが、その前の2020年五輪にも正式に開催地エントリーしている。その他開催候補地のバクー、マドリッド、東京、イスタンブールと競う。
東京は汚染問題で論外。マドリッドは破産寸前経済をカタールが買収できるだろうし、同じくバクー、イスタンブールも買収できそうだが… 選考委員会へのロビー活動が興味深い。
世界陸上競技選手権大会招致のプレゼン、パッケージ提案は先ず、主催本体のIAAFへの2億3600万ドルの寄付、イベント開催予算8000万ドル、さらにアスレティックス シティー建設とメインスタジアムの改修費用に1億2000万ドルを費やす、と言う提案。
イベント開催費や建設費は、外資への事業市場価値オファーだから衰退する欧州経済、企業には「美味しい」だ。 「普通の国」が国際レベルの大規模イベント開催する場合、地元企業、経済の活性化が主な目的だが、カタールの場合、全ては外資企業が潤う。 地元カタール人達による、カタール人だけが経営運営する企業など、殆ど無いからだ。
そう言う意味では、カタールが大規模イベント開催する事は欧米企業を始め、諸外国企業、経済にとっては有難いことなのだ。
沈みかかる欧米経済救済のために、最も人工的に造り出された、無税、超ハイマージン建設業、サービス コンサル市場が、カタールフェノメナン と言える。