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地名アラカルト

各地の難読地名や珍しい地名についての由来やエピソードなどについて調べてみたいと思います。

難読駅名 いくつ読めますか 太地,荒砥,近義の里,笠田,風祭,荷稲,神代,沢入,小林,乙川

2016年01月11日 12時03分57秒 | Weblog
①太地 (JR西日本)紀勢本線。和歌山県東牟婁郡太地町(ちょう)森浦。
②荒砥  山形鉄道フラワー長井線。山形県西置賜郡白鷹町荒砥甲
③近義の里  水間鉄道水間線。大阪府貝塚市鳥羽。
④笠田 (JR西日本)和歌山線。和歌山県伊都郡かつらぎ町(ちょう)笠田東。
⑤風祭  箱根登山鉄道鉄道線(箱根登山電車)。神奈川県小田原市風祭。
⑥荷稲 土佐くろしお鉄道中村線。高知県幡多(はた)郡黒潮町(ちょう)荷稲。
⑦神代 (JR西日本)山陽本線。山口県岩国市由宇(ゆう)町(まち)神東(しんとう)。
⑧沢入 わたらせ渓谷鐵道わたらせ渓谷線。群馬県みどり市東(あずま)町沢入。
⑨小林  (阪急)今津線。兵庫県宝塚市小林二丁目。
⑩乙川 (JR東海)武(たけ)豊(とよ)線。愛知県半田市乙川(おつかわ)町

読みと由来等

①たいじ 平坦地の意とも,また,南北朝初期に当地を支配した泰(たい)地(じ)氏に因むともいわれる。
②あらと 新開の集落の意とする説があるという。
③こぎのさと 近義氏の本拠地があったと推定されるという。近義の由来には聟(むこ)木(き)氏の訛り説,この付近に繁茂していた落葉低木の五茹(むこぎ)説,むこぎ=うこぎ)の「む」の脱落説,古朝鮮語で王を意味する説などがある。
④かせだ 諸説がある。①旧加勢(かせ)田(だ)荘(桛(かせ)田とも書いた)の転訛。②麻の枝の部分で桛(かせ)木(木の枝をYの字形に切ったもの)を作り,稲の害虫のイナゴを追い払った田地に因む。③セダ(狭田)の転訛説などがある。桛は国字。会意文字「木+上+下」。軸となる木の上下に枠となる木を組み立てて,糸をかけて巻く器具の意味を表わす。
⑤かざまつり 民間行事としての風祭を行ったことによるとも,中世頃の地頭・風祭氏に因むともいう。
⑥かいな この地を流れている川が腕(かいな)を曲げた形をしていることに因むともという。荷は荷担の「カ」。
⑦こうじろ 神の土地の意。 
⑧そうり 焼畑の意ともいう。
⑨おばやし 古代,林(はやし)史(のふひと)一族が居住したという伝承に因むという。「お」は美称?。
⑩おっかわ 駅名は「おっかわ」であるが,町名は「おつかわ」。阿久比川が当地付近で大きく曲がってZの字に似ていることに由来するともいう。

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