goo blog サービス終了のお知らせ 

地名アラカルト

各地の難読地名や珍しい地名についての由来やエピソードなどについて調べてみたいと思います。

福島県の難読小学校名  幾つ読めますか ①

2018年05月22日 22時07分38秒 | Weblog
①福島市立大笹生小学校    福島市大笹生緑田   
②福島市立杉妻小学校     福島市伏拝字沢口 
③会津若松市立一箕小学校   会津若松市山見町
④会津若松市立神指小学校    会津若松市神指町高瀬大道東   
⑤会津若松市立荒舘小学校   会津若松市北会津町下荒井八幡前  
⑥郡山市立鬼生田小学校    郡山市西田町鬼生田西原  
⑦郡山市立安積第一小学校   郡山市安積町荒井神明
⑧郡山市立河内小学校      郡山市逢瀬町河内町東
⑨郡山市立安子島小学校    郡山市熱海町安子島桜畑   
⑩郡山市立熱海小学校石筵分校 郡山市熱海町石筵原田

読みなど

① おおざそう 江戸期からみえる地名。「生」の付く校名。 
② すぎのめ 旧杉妻村名(明治22~昭和22)から。現在県庁のある福島城の地に,天平年間に寺院が建立され,杉の巨木で制作した杉妻大仏が安置されたという。漢字と漢字との間に読みの「の」が入る校名。 
③ いっき 旧一箕村名(明治24~昭和30)から。源義家(1039・異38・41~1106)が奥州征伐の時,戦勝を祈願して一人一箕ずつの土を運び,山をつくり八幡宮を安置したという。この山を一箕山と呼ぶ。神霊奉斎のため斎(いつき)が転訛したともいう(『福島事典』)。*箕(み)は穀物にまじっている「ちり」や「から」などをあおり出す道具。
④ こうざし 昔,住居を定めようとしたもの者が山王権現に祈願したところ夢の中に翁が現れ,指示した地に香樹があり,そこに村を開き,香指と名付けたのが神指に転訛したという。神の付いた校名。
⑤ あらたて 旧荒舘村名(昭和28~31)から。村名は荒井村と舘之内村が合併し一字ずつとった。
⑥ おにうだ 「生」の付いた校名。
⑦ あさかだいいち 安積は古くは阿尺(あさか)と書いた。年代は不明だが安積の字を当てたという。アサ(浅,湿地)・カ(処),ア(接頭語)・サカ(坂,峠・傾斜地),ア(接頭語)・スカ(洲処)などの語源説がある。 
⑧ こうず 河内には種々の読み方があるが,「こうず」と読む地名は他にないようである。
⑨ あこがしま アコ(船頭)が住みついたシマ(場所)の転訛という(『JR・第三セ』)。JR磐越西線安子ヶ島駅は「ヶ」がはいる。
⑩ いしむしろ 同地の後藤家の庭内にある平石板に,源義家(1039・異38・41~1106)がムシロを敷き,腰を下ろして軍議をしたという伝承に由来する(『福島事典』)。

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。