♪夏も近づく 八十八夜…
↓↓↓で D30って間違っちゃった。
30Dでしたm(__)m
この写真…撮ったおれが一番びっくりした。
「東寺」で22日に撮ったんだ。
その日は 前の日に写真クラブ「美写楽」の撮影会で「稲荷大社」に行ってきたんだけど
体をクールダウンさせる為に 朝早く「東寺」にウォーキングがてらの撮影だった。
何時ものように 写真を撮ろうとしたら…
ファミリーが勢ぞろいして(めったに無い事だ)皆とくんずほぐれつ遊んでいる。
まずこの光景に驚いた。
見た事が無かったからだ。
散々撮影した後 ボスに挨拶しようと 逆方向へ行ったんだよ。
何時も行き会うおじさんが「%&@☆★♀●」と 訳の分からない事を言って
おれに近づいて来た。
よぉ~~~く話を聞くと「ほら!煮干をくれてやれ!」と言う事らしい。
傍にはボスの嫁が来ていて 何時もよりおれになついて来てるし…
で 煮干5個を受け取り(この5個が問題だった)猫にあげた。
その雌猫は 喜んで2個食べたんだよ。
2個食べ終わると 小さい祠の下へ呼びかけるように「にぃやぁ~にぃやぁ~」と鳴くんだ。
おれが左側を向いていたんだけど 右側のポケットに付いている紐を引っ張る感じがして…
「あぁ 又あの甘えん坊の猫だ」と思って 右を向いた瞬間に 驚いてでかい声を出しそうになった。
一匹の子猫が…おれのポケットの紐で遊んでいる!
シャッターが切れなかった。
驚いていると…ひょこっと一匹 ひょこっと二匹…計三匹のニューファミリーだ。
後は夢中でシャッターを切った。
親猫は 自分の分の煮干2個を食べ 残りの3個は彼らの為だった。
この親猫は 絶対に西門などには居ないはずなんだけど 以前お腹が空いていた時
そして 我慢できない時に西門にいた。
テリトリーが有るのに こんな所に来たら西門のボスに殺される…と思ってたんだ。
違うんだ…自分がお腹が空いていたんじゃあないんだ。
死を覚悟してでも お腹の中の子供に食わせるためだったんだ。
「何て素晴らしい家族なんだ」と思ったよ。
子猫が煮干を食べ終わると じっと見ていた親猫は おれと子猫を交互に見て
にゃぁ~にゃぁ~と二度ほど鳴いて 逆側のファミリーの所へ 又遊びに行ってしまった。
子猫達は 恐る恐る出たり入ったりしていたけど 親猫の声で…
写真に写っている様に 三匹揃っておれの正面に来た。
勝手な解釈で悪いけど 親猫はきっと子猫達に おれの事を紹介してくれたんだと思う。
夢中でシャッターを切って 夢中で子猫達と遊んだ。
一時間ほど写真を撮って帰ろうとしたら 知り合った警備員の叔父さんと行き会った。
警備員の叔父さんは おれと一緒に子猫達を見つめながら こう言った。
「猫に餌をやると…看板にも書いてあるけど カラスが来て困るんだよ。
しかしねぇ~この子猫達や他の猫を見ていると 可愛そうで…」
おれは思わず 自分でも驚いたくらい 猫達を庇う言葉を口に出していた。
「この東寺に鳩や猫が居なくなったら 東寺じゃぁ無くなるでしょう」
警備員のおじさんは「それもそうだね」と笑った。
帰り道 涙で前が見えなくなったよ。
食い物が無くて がっかりした顔が 諦めた顔が 走馬灯のようにグルグルと頭の中でよみがえった。
おれは彼等の顔を ファインダー越しに間近で見ていても 何も出来ないし出来なかった。
彼らは少ない食い物を 争う様には食べ無いんだよな。
信じられないかもしれないけど 均等に分けて食べて 決して食い物で争いはしないんだ。
さっきの親猫も お腹が空いているだろうに 自分は二個だけ食べて 後は子猫に食わせた。
どう思うよ?人間より 人間らしいと思わないか?
家族って 親って こう言う事を言うんじゃないのか?
おれは このファミリーと出会えた事を 心から感謝してる。
5月22日 この日から おれ自身の新たな旅が始まった。
↓↓↓で D30って間違っちゃった。
30Dでしたm(__)m
この写真…撮ったおれが一番びっくりした。
「東寺」で22日に撮ったんだ。
その日は 前の日に写真クラブ「美写楽」の撮影会で「稲荷大社」に行ってきたんだけど
体をクールダウンさせる為に 朝早く「東寺」にウォーキングがてらの撮影だった。
何時ものように 写真を撮ろうとしたら…
ファミリーが勢ぞろいして(めったに無い事だ)皆とくんずほぐれつ遊んでいる。
まずこの光景に驚いた。
見た事が無かったからだ。
散々撮影した後 ボスに挨拶しようと 逆方向へ行ったんだよ。
何時も行き会うおじさんが「%&@☆★♀●」と 訳の分からない事を言って
おれに近づいて来た。
よぉ~~~く話を聞くと「ほら!煮干をくれてやれ!」と言う事らしい。
傍にはボスの嫁が来ていて 何時もよりおれになついて来てるし…
で 煮干5個を受け取り(この5個が問題だった)猫にあげた。
その雌猫は 喜んで2個食べたんだよ。
2個食べ終わると 小さい祠の下へ呼びかけるように「にぃやぁ~にぃやぁ~」と鳴くんだ。
おれが左側を向いていたんだけど 右側のポケットに付いている紐を引っ張る感じがして…
「あぁ 又あの甘えん坊の猫だ」と思って 右を向いた瞬間に 驚いてでかい声を出しそうになった。
一匹の子猫が…おれのポケットの紐で遊んでいる!
シャッターが切れなかった。
驚いていると…ひょこっと一匹 ひょこっと二匹…計三匹のニューファミリーだ。
後は夢中でシャッターを切った。
親猫は 自分の分の煮干2個を食べ 残りの3個は彼らの為だった。
この親猫は 絶対に西門などには居ないはずなんだけど 以前お腹が空いていた時
そして 我慢できない時に西門にいた。
テリトリーが有るのに こんな所に来たら西門のボスに殺される…と思ってたんだ。
違うんだ…自分がお腹が空いていたんじゃあないんだ。
死を覚悟してでも お腹の中の子供に食わせるためだったんだ。
「何て素晴らしい家族なんだ」と思ったよ。
子猫が煮干を食べ終わると じっと見ていた親猫は おれと子猫を交互に見て
にゃぁ~にゃぁ~と二度ほど鳴いて 逆側のファミリーの所へ 又遊びに行ってしまった。
子猫達は 恐る恐る出たり入ったりしていたけど 親猫の声で…
写真に写っている様に 三匹揃っておれの正面に来た。
勝手な解釈で悪いけど 親猫はきっと子猫達に おれの事を紹介してくれたんだと思う。
夢中でシャッターを切って 夢中で子猫達と遊んだ。
一時間ほど写真を撮って帰ろうとしたら 知り合った警備員の叔父さんと行き会った。
警備員の叔父さんは おれと一緒に子猫達を見つめながら こう言った。
「猫に餌をやると…看板にも書いてあるけど カラスが来て困るんだよ。
しかしねぇ~この子猫達や他の猫を見ていると 可愛そうで…」
おれは思わず 自分でも驚いたくらい 猫達を庇う言葉を口に出していた。
「この東寺に鳩や猫が居なくなったら 東寺じゃぁ無くなるでしょう」
警備員のおじさんは「それもそうだね」と笑った。
帰り道 涙で前が見えなくなったよ。
食い物が無くて がっかりした顔が 諦めた顔が 走馬灯のようにグルグルと頭の中でよみがえった。
おれは彼等の顔を ファインダー越しに間近で見ていても 何も出来ないし出来なかった。
彼らは少ない食い物を 争う様には食べ無いんだよな。
信じられないかもしれないけど 均等に分けて食べて 決して食い物で争いはしないんだ。
さっきの親猫も お腹が空いているだろうに 自分は二個だけ食べて 後は子猫に食わせた。
どう思うよ?人間より 人間らしいと思わないか?
家族って 親って こう言う事を言うんじゃないのか?
おれは このファミリーと出会えた事を 心から感謝してる。
5月22日 この日から おれ自身の新たな旅が始まった。